月風魔伝その他、考察などの備忘録。
今日も元気に月風魔!九曜です。
早いもので、年明けからもうひと月が経ってしまいました。
風魔君の誕生日(=月風魔伝の発売日)まで、あと半年を切ろうとしています。
半年前からカウントするって、気が早すぎますかね…
で、今日は、風魔君の鎧の話です。
以前ファッションチェックと称して、風魔君の作品ごとの鎧の違いとか語りましたが、今回は原作の鎧に限った話を掘り下げたいと思います。
原作の鎧は『月風魔伝』のカセットに描かれているこれです。
見れば見るほど、構造がよくわかりません。
というわけで、これをもうちょっと詳しく見ていこうと思います。
早いもので、年明けからもうひと月が経ってしまいました。
風魔君の誕生日(=月風魔伝の発売日)まで、あと半年を切ろうとしています。
半年前からカウントするって、気が早すぎますかね…
で、今日は、風魔君の鎧の話です。
以前ファッションチェックと称して、風魔君の作品ごとの鎧の違いとか語りましたが、今回は原作の鎧に限った話を掘り下げたいと思います。
原作の鎧は『月風魔伝』のカセットに描かれているこれです。
見れば見るほど、構造がよくわかりません。
というわけで、これをもうちょっと詳しく見ていこうと思います。
そもそも、一人で着れるのか?
日本の戦国時代に興味があって、調べたことのある方はご存知でしょうが、和式の甲冑は基本的に、誰かに着せてもらいます。
お殿様が戦に出る段となって、近習に鎧の帯を締めてもらったりする場面など、歴史モノのドラマではよく見る光景です。
それもそのはず、和式の甲冑は重量が10kgや20kgもあり、成人男性の腕力でも自力で着るのが難しかったのです。
現在「コスプレ」などでお目にかける甲冑は、軽い素材を用いているので、自分でも着られるそうですが、防具としての耐久性はそれなりです。
(どこかで、軽くて強い素材を開発しているかもしれませんので「それなり」と表現しています。決して「昔のものより耐久性が弱い」とは限りません)
ただ、この観点から風魔君を見てみると、そこはさほど問題でないのかもしれません。
何しろ、米俵3つ(=180kg相当)を担ぐほどの怪力なので、鎧が20kgあっても片手で軽々持ち上げそうです。
あとは、自分ひとりで着られる機構であれば、何とかなるかと思います。
まずは、鎖帷子(網シャツ?)から
それでは、風魔君の衣装の詳細について考えていきます。
ファッションチェックの記事で大興奮で指摘していましたが、風魔君の鎧は胴が全面と背面に分かれていて、側面がガラ空きです。
そのガラ空きの側面は、何やら鎖帷子のようなもので覆われています(材質が不明瞭なので、網状のシャツかもしれません)
これが一番下に来るはずですので、まずはこれを着ることになります。
肌がすっかり見えているので、上半身について肌着のようなものは着ていないようです。
下は、とりあえず下着があるとして、まず袴。ですよね?
足元はすっかり具足で、足袋のようなものがあるかわからないのですけれども、個人的には履いていて欲しいです(金属の具足そのままって履きづらそうですし)
胴と草摺はセットか否か
下準備ができたら、いよいよ鎧です。
風魔君の鎧は「胴の前部分」「胴の後ろ部分」「肩当て」「前後左右4枚の草摺」から構成されています。
胴の前後は肩当てと紐で繋がっており、胴と草摺の間は紐で留まっています。
ここで、疑問が湧きます。
胴と草摺は、ひとつの繋がったパーツなのでしょうか?それとも、別々に着るのでしょうか?
ケース1.繋がっている場合
繋がっている場合の問題点はずばり「横の草摺はどこについているのか?」という部分でしょう。
前後の草摺は、そのまま胴の前、胴の後ろに繋がっていると思います。
でも、風魔君の鎧には側面がありません。
この場合、横の草摺りは「胴の前と後ろを繋ぐ形」で繋がっているのが自然かな?と考えます。
つまり、草摺含めて鎧を丸ごと、上からかぶる形で着ることになります。
これだと、腰紐もほとんど飾り状態(息苦しいときに緩める程度?)なので、着るのは楽そうです。
ケース2.分離している場合
分離している場合は、胴を着て草摺を巻いて、紐で留めることになります。
この場合の問題点は「そんな留め方で草摺が落ちないのか」です。
風魔君の腰紐、よーく見ると蝶結びでなく結構がっちり留まっているのですが、それでも紐は紐です。
戦いなどで派手に跳びまわったら、おそらくあっさりずり落ちます。
これを解決するには、紐と草摺を一体化するのが手っ取り早いです。
それでも動きによっては草摺ごと落ちますが、全部分離したパーツである時よりは多少ましでしょう。
もしかすると、紐の結び目はお飾りで、ゴムのような伸縮素材だったりするのかも…なんて思ったりもしますが、この世界観でそのようなものがあるかは謎です。
ふたつのケースを考えてみましたが、どうも前者の「オールインワン」型の方が自然に思えます。
肩当ても繋がっていることですし、全部繋がっているのが楽だと思いませんか?
籠手と具足を着けて完了!
鎧を着たら、残るは籠手と具足です。
籠手は紐で固定しているようです。具足も似たような機構になっています。
これで、めでたく風魔君の完成…おっと、額当ても忘れずに装備しましょう。
【番外考】風魔君の背中、どうなってるの?
風魔君は、イラストにおける「背中側」の資料がありません。
取扱い説明書のイラストは鎧が違いますし、通常イラストで背面の見られるものも存在しません。
しょうがないので推測するわけですが、ここで私はある資料に着目しました。
これです、これ。
風魔君、そういえば3D迷路を通る時には、ずっと背中を向けっぱなしです。
で、腰のあたりに何やら複雑にドットが配置されています。これは何ぞや?
そのドットから起こした「鎧の背面想像図」がこれです。
思うにこれは、肩当てを留める紐がこのへんで結ばれているんじゃなかろうか?という想定です。
もちろん「鎧の前面がギザギザだから、背面にも似たギザギザがある」とかそういう可能性もあります。
日本の戦国時代に興味があって、調べたことのある方はご存知でしょうが、和式の甲冑は基本的に、誰かに着せてもらいます。
お殿様が戦に出る段となって、近習に鎧の帯を締めてもらったりする場面など、歴史モノのドラマではよく見る光景です。
それもそのはず、和式の甲冑は重量が10kgや20kgもあり、成人男性の腕力でも自力で着るのが難しかったのです。
現在「コスプレ」などでお目にかける甲冑は、軽い素材を用いているので、自分でも着られるそうですが、防具としての耐久性はそれなりです。
(どこかで、軽くて強い素材を開発しているかもしれませんので「それなり」と表現しています。決して「昔のものより耐久性が弱い」とは限りません)
ただ、この観点から風魔君を見てみると、そこはさほど問題でないのかもしれません。
何しろ、米俵3つ(=180kg相当)を担ぐほどの怪力なので、鎧が20kgあっても片手で軽々持ち上げそうです。
あとは、自分ひとりで着られる機構であれば、何とかなるかと思います。
まずは、鎖帷子(網シャツ?)から
それでは、風魔君の衣装の詳細について考えていきます。
ファッションチェックの記事で大興奮で指摘していましたが、風魔君の鎧は胴が全面と背面に分かれていて、側面がガラ空きです。
そのガラ空きの側面は、何やら鎖帷子のようなもので覆われています(材質が不明瞭なので、網状のシャツかもしれません)
これが一番下に来るはずですので、まずはこれを着ることになります。
肌がすっかり見えているので、上半身について肌着のようなものは着ていないようです。
下は、とりあえず下着があるとして、まず袴。ですよね?
足元はすっかり具足で、足袋のようなものがあるかわからないのですけれども、個人的には履いていて欲しいです(金属の具足そのままって履きづらそうですし)
胴と草摺はセットか否か
下準備ができたら、いよいよ鎧です。
風魔君の鎧は「胴の前部分」「胴の後ろ部分」「肩当て」「前後左右4枚の草摺」から構成されています。
胴の前後は肩当てと紐で繋がっており、胴と草摺の間は紐で留まっています。
ここで、疑問が湧きます。
胴と草摺は、ひとつの繋がったパーツなのでしょうか?それとも、別々に着るのでしょうか?
ケース1.繋がっている場合
繋がっている場合の問題点はずばり「横の草摺はどこについているのか?」という部分でしょう。
前後の草摺は、そのまま胴の前、胴の後ろに繋がっていると思います。
でも、風魔君の鎧には側面がありません。
この場合、横の草摺りは「胴の前と後ろを繋ぐ形」で繋がっているのが自然かな?と考えます。
つまり、草摺含めて鎧を丸ごと、上からかぶる形で着ることになります。
これだと、腰紐もほとんど飾り状態(息苦しいときに緩める程度?)なので、着るのは楽そうです。
ケース2.分離している場合
分離している場合は、胴を着て草摺を巻いて、紐で留めることになります。
この場合の問題点は「そんな留め方で草摺が落ちないのか」です。
風魔君の腰紐、よーく見ると蝶結びでなく結構がっちり留まっているのですが、それでも紐は紐です。
戦いなどで派手に跳びまわったら、おそらくあっさりずり落ちます。
これを解決するには、紐と草摺を一体化するのが手っ取り早いです。
それでも動きによっては草摺ごと落ちますが、全部分離したパーツである時よりは多少ましでしょう。
もしかすると、紐の結び目はお飾りで、ゴムのような伸縮素材だったりするのかも…なんて思ったりもしますが、この世界観でそのようなものがあるかは謎です。
ふたつのケースを考えてみましたが、どうも前者の「オールインワン」型の方が自然に思えます。
肩当ても繋がっていることですし、全部繋がっているのが楽だと思いませんか?
籠手と具足を着けて完了!
鎧を着たら、残るは籠手と具足です。
籠手は紐で固定しているようです。具足も似たような機構になっています。
これで、めでたく風魔君の完成…おっと、額当ても忘れずに装備しましょう。
【番外考】風魔君の背中、どうなってるの?
風魔君は、イラストにおける「背中側」の資料がありません。
取扱い説明書のイラストは鎧が違いますし、通常イラストで背面の見られるものも存在しません。
しょうがないので推測するわけですが、ここで私はある資料に着目しました。
これです、これ。
風魔君、そういえば3D迷路を通る時には、ずっと背中を向けっぱなしです。
で、腰のあたりに何やら複雑にドットが配置されています。これは何ぞや?
そのドットから起こした「鎧の背面想像図」がこれです。
思うにこれは、肩当てを留める紐がこのへんで結ばれているんじゃなかろうか?という想定です。
もちろん「鎧の前面がギザギザだから、背面にも似たギザギザがある」とかそういう可能性もあります。
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