月風魔伝その他、考察などの備忘録。
今宵も元気に月風魔!九曜です。
ここ数週アーカイブでお茶濁ししていましたが、久方ぶりに元気の出るような出来事その他もあり、今日はブログをやる気も充分でいました。
そんな折、Twitterで「風魔君って戦ってるし、血糊とか見ても動じなさそう」と喋っていて、ふと疑問が湧きました。
本日の議題は「けんの切れ味が上がるのはなぜ?」です。
ここ数週アーカイブでお茶濁ししていましたが、久方ぶりに元気の出るような出来事その他もあり、今日はブログをやる気も充分でいました。
そんな折、Twitterで「風魔君って戦ってるし、血糊とか見ても動じなさそう」と喋っていて、ふと疑問が湧きました。
本日の議題は「けんの切れ味が上がるのはなぜ?」です。
普通は切れ味が落ちる
刀や剣に詳しい人ならご存知かと思うのですが、剣でイキモノを斬って血糊が付くと、切れ味が落ちます。
一本の剣でバッサバッサと百人・千人斬れるようなゲームは、システム上の脚色です。
実際は数人斬れば血糊がついたり、あるいは骨などの組織にぶつかって刃こぼれする(最悪折れる)ため、使い物にならなくなります。
そんな代物のハズなのですが、『月風魔伝』における初期装備の「けん」は違います。
なんと、斬れば斬るほど威力が上がっていくのです。
序盤は一撃で倒せなかった魔物も、切れ味を上げてから挑めば一刀両断できます。
普通に考えた場合と逆のことが起きているわけです。これはどういうことなのでしょう?
関連資料
持論を出す前に、今回は資料を引っ張り出してみました。
風魔君の初期装備である「けん」に関する資料は、探せば結構見つかります。
取扱説明書(小冊子・VC版)
取扱説明書では「けん」のゲージを「剣の切れ味」と表現しています。
3DS版の説明も同じ表現です。
これは結構重要なことで、表現が「剣の技量」でなく「剣の切れ味」ということは、やはり切れ味自体が上がっているのでは?と推定できます。
完ペキ攻略本
こちらでも「剣の切れ味」と表現されていて「鋭いと破壊力あり。」という注記がつきます。
斬れば斬るほど、切れ味が鋭くなるということのようです。
必勝完ペキ本
さて、ここで突然「切れ味」という言葉が出てこなくなります。
説明文も「一種の経験値」であり、どうも「剣の技量」だと説明しているように思えます。
マル勝ファミコン増刊 月風魔伝
剣については、最後の「月風魔七つの力」の項目にありました。
この本の内容は視力の考察や聴力の考察でも触れたとおり、かなり眉唾モノだと思っていますが、「斬れば斬るほど切れ味が増す」というのはこれまであった「剣の切れ味」という表現と矛盾しません。
風魔君の作ってくれたたくあんの漬物が食べたいです。
ゲームブック月風魔伝 魔暦元年の戦い
ゲームブックにおいて、いわゆる「けん」ゲージと同じ役割を果たすステータスは「剣技」です。
切れ味ではなく剣の技量ということで説明されているので、わかりやすい…と思っていましたが、実際は毒を浴びて剣が錆びたり、鍛冶屋に立ち寄るとこの数値が上下します。
どうも風魔の技量というより、状況から見て「切れ味」である気がします。
全部の資料をひっくり返してみましたが、この時点で仮説は2つに絞れます。
・斬れば斬るほど、実際に剣の切れ味が上がる
・切れ味というのは暗喩であり、実際は風魔の剣の技量である。
このうち「剣の技量である」とハッキリ説明している資料が『必勝完ペキ本』しかないため「実際に切れ味が上がる」という可能性の方が高いと思います。
斬っても斬っても平気なの?
とりあえず風魔君の剣について「斬れば斬るほど切れ味が上がる」という前提にして、本題に戻ります。
切れ味が落ちる原因は、刃の表面につく汚れや刃こぼれなどです。
悪いことに、地獄の魔物には骨格標本そのもののような骸骨戦士が多いので、刃こぼれしないで斬り捨てるのは至難の業のはず。
すると、この状況を打破するには、以下のどちらかである必要があります。
1.不思議な力が宿されていて、硬いものに当たっても刃の表面に傷がついたりしない(刃こぼれしない)
2.そもそも、骸骨系の硬い敵は斬らずに、打って粉砕している
波動剣という霊剣が存在するので、1説でもまあまあ納得はできます。
波動剣が使えない時に、非常用に使うやや霊力を帯びた剣、ということが想定されます。
一方で2説は非常にシンプルです。別に刀だからと言って斬る必要はありません。
ただ、打って粉砕しても切れ味ゲージにカウントされるとなると、そもそも切れ味とは何だったのか…という新しい疑問が湧きます。
血糊については、1説であればこれも弾くと考えていいでしょう。
2説の場合は、とりあえず毎回拭いているのか、戦いの後の手入れを怠っていないか…旅の合間、剣に打ち粉をぽんぽん叩いてる風魔君もちょっと見てみたいです。
切れ味が「下がらない」のではなく「上がる」しくみ
先の項目では、風魔君の剣が戦闘を重ねても「切れ味を下げない」ことに焦点を当てました。
これだけでは今回の議題は解決できません。「切れ味を上げる」必要があります。
これについて、仮説を2つほど立ててみました。
仮説A.斬った魔物の力を吸収している
風魔君がよく敵の魂を食べているので、剣の方も敵から何かしら吸収しているのでは、という説です。
目に見える魂での回復であるか、目に見えない力によるけんの強化であるか、の違いです。
そういえば『鬼武者』シリーズでは赤魂で武器・防具を強化することができました(魂の色によって、回復できたり、鬼武者に変身できたりというバリエーションがあります)
そういったことが、風魔君の持つ「けん」においても起きているのかもしれません。
仮説B.何かを「斬る」ことで剣自体が強化される
骨董品の刀で「これは人を斬った刀なので云々」というオカルト話があったりしますが、何かを斬った刀には「斬る行為そのもの」による何らかの影響があるのでは?と考えることができます。
仮説Aとの違いを説明するのが難しいんですが、仮説Bにおいては斬り捨てる魔物の強さを問いません。
「けん」ゲージの伸びに魔物の強さが関係あるのかは、ちょっと検証していないので、検証したら改めて記事にしたいです。
(関係があれば仮説A、関係なければ仮説Bが濃厚になります)
いずれにせよ、切れ味が「上がる」というのは通常の刀剣ではありえない現象です。
波動剣でないにしろ、風魔君の初期装備の剣には、何らかの力が宿っているのだと思います。
刀や剣に詳しい人ならご存知かと思うのですが、剣でイキモノを斬って血糊が付くと、切れ味が落ちます。
一本の剣でバッサバッサと百人・千人斬れるようなゲームは、システム上の脚色です。
実際は数人斬れば血糊がついたり、あるいは骨などの組織にぶつかって刃こぼれする(最悪折れる)ため、使い物にならなくなります。
そんな代物のハズなのですが、『月風魔伝』における初期装備の「けん」は違います。
なんと、斬れば斬るほど威力が上がっていくのです。
序盤は一撃で倒せなかった魔物も、切れ味を上げてから挑めば一刀両断できます。
普通に考えた場合と逆のことが起きているわけです。これはどういうことなのでしょう?
関連資料
持論を出す前に、今回は資料を引っ張り出してみました。
風魔君の初期装備である「けん」に関する資料は、探せば結構見つかります。
取扱説明書(小冊子・VC版)
取扱説明書では「けん」のゲージを「剣の切れ味」と表現しています。
3DS版の説明も同じ表現です。
これは結構重要なことで、表現が「剣の技量」でなく「剣の切れ味」ということは、やはり切れ味自体が上がっているのでは?と推定できます。
完ペキ攻略本
こちらでも「剣の切れ味」と表現されていて「鋭いと破壊力あり。」という注記がつきます。
斬れば斬るほど、切れ味が鋭くなるということのようです。
必勝完ペキ本
さて、ここで突然「切れ味」という言葉が出てこなくなります。
説明文も「一種の経験値」であり、どうも「剣の技量」だと説明しているように思えます。
マル勝ファミコン増刊 月風魔伝
剣については、最後の「月風魔七つの力」の項目にありました。
この本の内容は視力の考察や聴力の考察でも触れたとおり、かなり眉唾モノだと思っていますが、「斬れば斬るほど切れ味が増す」というのはこれまであった「剣の切れ味」という表現と矛盾しません。
風魔君の作ってくれたたくあんの漬物が食べたいです。
ゲームブック月風魔伝 魔暦元年の戦い
ゲームブックにおいて、いわゆる「けん」ゲージと同じ役割を果たすステータスは「剣技」です。
切れ味ではなく剣の技量ということで説明されているので、わかりやすい…と思っていましたが、実際は毒を浴びて剣が錆びたり、鍛冶屋に立ち寄るとこの数値が上下します。
どうも風魔の技量というより、状況から見て「切れ味」である気がします。
全部の資料をひっくり返してみましたが、この時点で仮説は2つに絞れます。
・斬れば斬るほど、実際に剣の切れ味が上がる
・切れ味というのは暗喩であり、実際は風魔の剣の技量である。
このうち「剣の技量である」とハッキリ説明している資料が『必勝完ペキ本』しかないため「実際に切れ味が上がる」という可能性の方が高いと思います。
斬っても斬っても平気なの?
とりあえず風魔君の剣について「斬れば斬るほど切れ味が上がる」という前提にして、本題に戻ります。
切れ味が落ちる原因は、刃の表面につく汚れや刃こぼれなどです。
悪いことに、地獄の魔物には骨格標本そのもののような骸骨戦士が多いので、刃こぼれしないで斬り捨てるのは至難の業のはず。
すると、この状況を打破するには、以下のどちらかである必要があります。
1.不思議な力が宿されていて、硬いものに当たっても刃の表面に傷がついたりしない(刃こぼれしない)
2.そもそも、骸骨系の硬い敵は斬らずに、打って粉砕している
波動剣という霊剣が存在するので、1説でもまあまあ納得はできます。
波動剣が使えない時に、非常用に使うやや霊力を帯びた剣、ということが想定されます。
一方で2説は非常にシンプルです。別に刀だからと言って斬る必要はありません。
ただ、打って粉砕しても切れ味ゲージにカウントされるとなると、そもそも切れ味とは何だったのか…という新しい疑問が湧きます。
血糊については、1説であればこれも弾くと考えていいでしょう。
2説の場合は、とりあえず毎回拭いているのか、戦いの後の手入れを怠っていないか…旅の合間、剣に打ち粉をぽんぽん叩いてる風魔君もちょっと見てみたいです。
切れ味が「下がらない」のではなく「上がる」しくみ
先の項目では、風魔君の剣が戦闘を重ねても「切れ味を下げない」ことに焦点を当てました。
これだけでは今回の議題は解決できません。「切れ味を上げる」必要があります。
これについて、仮説を2つほど立ててみました。
仮説A.斬った魔物の力を吸収している
風魔君がよく敵の魂を食べているので、剣の方も敵から何かしら吸収しているのでは、という説です。
目に見える魂での回復であるか、目に見えない力によるけんの強化であるか、の違いです。
そういえば『鬼武者』シリーズでは赤魂で武器・防具を強化することができました(魂の色によって、回復できたり、鬼武者に変身できたりというバリエーションがあります)
そういったことが、風魔君の持つ「けん」においても起きているのかもしれません。
仮説B.何かを「斬る」ことで剣自体が強化される
骨董品の刀で「これは人を斬った刀なので云々」というオカルト話があったりしますが、何かを斬った刀には「斬る行為そのもの」による何らかの影響があるのでは?と考えることができます。
仮説Aとの違いを説明するのが難しいんですが、仮説Bにおいては斬り捨てる魔物の強さを問いません。
「けん」ゲージの伸びに魔物の強さが関係あるのかは、ちょっと検証していないので、検証したら改めて記事にしたいです。
(関係があれば仮説A、関係なければ仮説Bが濃厚になります)
いずれにせよ、切れ味が「上がる」というのは通常の刀剣ではありえない現象です。
波動剣でないにしろ、風魔君の初期装備の剣には、何らかの力が宿っているのだと思います。
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