月風魔伝その他、考察などの備忘録。
今日も元気に月風魔!九曜です。
関西の方で大きな地震があったようですけれども、ニュースを見る限りかなり大きな被害が出ているようで、かつて被災した人間としては心配しきりです。
被災された皆さんの無事をお祈りいたします。
さて、本日は久しぶりに「魔物絵巻」をやろうと思い、いよいよ、語り代の多そうなこの魔物にご登場いただくこととなりました。
プチ検証の記事をやるにあたって、百回ほどズンバラリした死門です。
過去には意味が分かると怖い「死門」の話と銘打って、単独で考察したこともあります。
こんなに入れ込むのは…名前を見れば想像つくんですけれども…とにかく、今日はそんな死門について、もうちょっと色々調べていきたいと思います。
関西の方で大きな地震があったようですけれども、ニュースを見る限りかなり大きな被害が出ているようで、かつて被災した人間としては心配しきりです。
被災された皆さんの無事をお祈りいたします。
さて、本日は久しぶりに「魔物絵巻」をやろうと思い、いよいよ、語り代の多そうなこの魔物にご登場いただくこととなりました。
プチ検証の記事をやるにあたって、百回ほどズンバラリした死門です。
過去には意味が分かると怖い「死門」の話と銘打って、単独で考察したこともあります。
こんなに入れ込むのは…名前を見れば想像つくんですけれども…とにかく、今日はそんな死門について、もうちょっと色々調べていきたいと思います。
魔物概要
死門は骸骨系の「地獄の住人」で、骨のムチを武器とするのが特徴です。
名前やムチさばきからもわかるように、悪魔城ドラキュラの主人公「シモン」をセルフオマージュしていると考えられます。
まず、攻略本などの説明から見ていきましょう。
まずは取扱説明書のデータ。
身長が1.83m、体重は骨しかないのもあるせいか、50kgだそうです。風魔君より3cm高くて、体重が25kg軽い計算になります。
骨の重さについては、軽く調べたところ、どうもきちんと計算できそうなソースが見当たりません。
体重の半分と紹介しているものもあれば、15%程度、20%程度という記述も見つかったので、生前の体重を算出するのは諦めておきます。
(仮に体重の20%程度とするなら、生前はえーと…えーっと…100kg超えちゃいますねぇ…)
続いて、攻略本と情報誌のデータです。
完璧攻略本及び、マル勝ファミコン増刊号には、死門について「シモン・ベルモンドのなれの果て」という記述があります。
このことからして、この死門はシモン本人なのではないか…という説ももちろん立てていますので、詳しくは考察の項でお話しようと思います。
必勝完ペキ本では、死門の説明はさらっと終わっています。
最後に、ゲームブックの絵だけご紹介しておこうと思います。
詳しい話をすると盛大にネタバレしますので、考察で扱いたい部分も多々あるのですが、今回はこれだけ。
考察
死門について、最も気になる点といえば「シモン・ベルモンド本人なのか?」ということです。
ただしこの考えを裏付けるには、困った点がひとつあります。ゲーム中に「死門」という魔物が複数存在するのです。
まさか、シモンが何人もいたわけがないので(初代、三世、および悪魔城ゲームブックの子孫は全員「シモン」ネームですが、加味したところで死門の総数はそれを上回ります)この部分を説明するために、仮説を2つほど立ててみました。
仮説A.死門のうち一体が本物の「シモン」であり、他はレプリカである
こちらが納得しやすいかな?ということで先に持ってきましたが、ゲーム中に登場する「死門」のうち一体が本物であり、残りはそれを模して造られた魔物である、という説です。
この時、たくさんいる死門のうち、どれが本物かという新たな疑問に突き当たります。
というわけで攻略本から、死門の出てくる場所をぜんぶ引っ張ってきました。
最初の「守り太鼓」があるエリア、すべての敵が死門という「死門の闇」エリア、そして行き止まりに霊薬のある、地下迷宮の一角にあるエリア。
数自体は多いのですが、死門の出てくるエリアはこのたった3つとなります。
で、どれがご本人かということについても、仮説を3つほどご紹介します。
仮説A-1.守り太鼓を守っているのがシモン
守り太鼓の手前、プチ検証の時に斬りに行った死門は、物語開始からおそらく、最初に逢うことになる死門です。
また、ここにいる死門を倒さなければ、奥にある守り太鼓(非売品)を手に入れることができません。
最初に逢うこと、また重要アイテムを守っていることから考えて、ここにいる死門が特別なのでは?という説です。
仮説A-2.「死門の闇」で最後に会うのがシモン
「死門の闇」もかなり特殊なマップです。
斬っても斬っても現れるのは死門ばかり。それのどこかに当人がいるなら、トリをつとめる(?)死門かなあと。
前の仮説に比べると説得力が薄いのですが、仮説ですので、そこはご愛嬌。
仮説A-Other.迷宮奥で霊薬を守っているのがシモン
こちらの説は、私がSNSを通じて他の方から見聞きした、興味深い説です。
迷宮の奥深く、霊薬の手前も死門だらけですが、ここの再奥にいる死門が当人ではないか?というもの。
迷宮内から繋がるマップは、場合により見つからずゲームを終えることもあるでしょう。
人が寄り付かず魔物も死門しかいない、それも行き止まりという状況は、かなり特殊に思えます。
例えばですが、シモンが死門となってからも、反撃の機など伺っていたのであれば、このような場所に配置されて…いわば監禁のような状態でいても、おかしくないと思います。
(実際、この説を言われていた方は監禁・軟禁説も挙げており、説得力があったのでご紹介させていただきました)
仮説B.シモンの精神力があまりにも強すぎるため、死門すべてにシモンの精神が宿されている
こちらは、いちおう死門すべてがシモンである、という、多くにしてひとつなるもの、的な説です。レギオンかな?
龍骨鬼がたくさん死門の素体をつくり、そこに少しずつ分割したシモンの魂を注いだ…という喩えならわかりやすいでしょうか。SAN値が直葬案件ですが。
仮説Aが「一人だけ本人」なら、Bは「全員いちおう本人」ということになります。
鞭を振るモーションなど、ほとんどが同じ動きをすることも考えれば、「全員いちおう本人」ということも考えられなくはなりません。
いちおう仮説を2つご紹介しましたが、これ以上何か喋るとこんがらがりそうなので、考察はこのへんにしておきます。
また折を見て、独立記事で何か喋ろうと思います。
所感
考察でだいぶ語りつくしましたが、この死門という半ばゲストキャラのような魔物、悪魔城も遊んでいる私としては、どうしても贔屓目で見てしまいます。
特に、ゲームブックでの死門の扱いが最高に最高を重ねて最高で包んで綴じたような最高ぶりだったので(今、最高って何度言いました?)死門が気になる人は!!ぜひ!!と全力でおすすめしたいです。
骨になってもダシガラまで魅力的な(どんな喩えだ)シモン・ベルモンド…ということで、今回の魔物絵巻はひとまず締めさせていただきます。チョン。
死門は骸骨系の「地獄の住人」で、骨のムチを武器とするのが特徴です。
名前やムチさばきからもわかるように、悪魔城ドラキュラの主人公「シモン」をセルフオマージュしていると考えられます。
まず、攻略本などの説明から見ていきましょう。
まずは取扱説明書のデータ。
身長が1.83m、体重は骨しかないのもあるせいか、50kgだそうです。風魔君より3cm高くて、体重が25kg軽い計算になります。
骨の重さについては、軽く調べたところ、どうもきちんと計算できそうなソースが見当たりません。
体重の半分と紹介しているものもあれば、15%程度、20%程度という記述も見つかったので、生前の体重を算出するのは諦めておきます。
(仮に体重の20%程度とするなら、生前はえーと…えーっと…100kg超えちゃいますねぇ…)
続いて、攻略本と情報誌のデータです。
完璧攻略本及び、マル勝ファミコン増刊号には、死門について「シモン・ベルモンドのなれの果て」という記述があります。
このことからして、この死門はシモン本人なのではないか…という説ももちろん立てていますので、詳しくは考察の項でお話しようと思います。
必勝完ペキ本では、死門の説明はさらっと終わっています。
最後に、ゲームブックの絵だけご紹介しておこうと思います。
詳しい話をすると盛大にネタバレしますので、考察で扱いたい部分も多々あるのですが、今回はこれだけ。
考察
死門について、最も気になる点といえば「シモン・ベルモンド本人なのか?」ということです。
ただしこの考えを裏付けるには、困った点がひとつあります。ゲーム中に「死門」という魔物が複数存在するのです。
まさか、シモンが何人もいたわけがないので(初代、三世、および悪魔城ゲームブックの子孫は全員「シモン」ネームですが、加味したところで死門の総数はそれを上回ります)この部分を説明するために、仮説を2つほど立ててみました。
仮説A.死門のうち一体が本物の「シモン」であり、他はレプリカである
こちらが納得しやすいかな?ということで先に持ってきましたが、ゲーム中に登場する「死門」のうち一体が本物であり、残りはそれを模して造られた魔物である、という説です。
この時、たくさんいる死門のうち、どれが本物かという新たな疑問に突き当たります。
というわけで攻略本から、死門の出てくる場所をぜんぶ引っ張ってきました。
最初の「守り太鼓」があるエリア、すべての敵が死門という「死門の闇」エリア、そして行き止まりに霊薬のある、地下迷宮の一角にあるエリア。
数自体は多いのですが、死門の出てくるエリアはこのたった3つとなります。
で、どれがご本人かということについても、仮説を3つほどご紹介します。
仮説A-1.守り太鼓を守っているのがシモン
守り太鼓の手前、プチ検証の時に斬りに行った死門は、物語開始からおそらく、最初に逢うことになる死門です。
また、ここにいる死門を倒さなければ、奥にある守り太鼓(非売品)を手に入れることができません。
最初に逢うこと、また重要アイテムを守っていることから考えて、ここにいる死門が特別なのでは?という説です。
仮説A-2.「死門の闇」で最後に会うのがシモン
「死門の闇」もかなり特殊なマップです。
斬っても斬っても現れるのは死門ばかり。それのどこかに当人がいるなら、トリをつとめる(?)死門かなあと。
前の仮説に比べると説得力が薄いのですが、仮説ですので、そこはご愛嬌。
仮説A-Other.迷宮奥で霊薬を守っているのがシモン
こちらの説は、私がSNSを通じて他の方から見聞きした、興味深い説です。
迷宮の奥深く、霊薬の手前も死門だらけですが、ここの再奥にいる死門が当人ではないか?というもの。
迷宮内から繋がるマップは、場合により見つからずゲームを終えることもあるでしょう。
人が寄り付かず魔物も死門しかいない、それも行き止まりという状況は、かなり特殊に思えます。
例えばですが、シモンが死門となってからも、反撃の機など伺っていたのであれば、このような場所に配置されて…いわば監禁のような状態でいても、おかしくないと思います。
(実際、この説を言われていた方は監禁・軟禁説も挙げており、説得力があったのでご紹介させていただきました)
仮説B.シモンの精神力があまりにも強すぎるため、死門すべてにシモンの精神が宿されている
こちらは、いちおう死門すべてがシモンである、という、多くにしてひとつなるもの、的な説です。レギオンかな?
龍骨鬼がたくさん死門の素体をつくり、そこに少しずつ分割したシモンの魂を注いだ…という喩えならわかりやすいでしょうか。SAN値が直葬案件ですが。
仮説Aが「一人だけ本人」なら、Bは「全員いちおう本人」ということになります。
鞭を振るモーションなど、ほとんどが同じ動きをすることも考えれば、「全員いちおう本人」ということも考えられなくはなりません。
いちおう仮説を2つご紹介しましたが、これ以上何か喋るとこんがらがりそうなので、考察はこのへんにしておきます。
また折を見て、独立記事で何か喋ろうと思います。
所感
考察でだいぶ語りつくしましたが、この死門という半ばゲストキャラのような魔物、悪魔城も遊んでいる私としては、どうしても贔屓目で見てしまいます。
特に、ゲームブックでの死門の扱いが最高に最高を重ねて最高で包んで綴じたような最高ぶりだったので(今、最高って何度言いました?)死門が気になる人は!!ぜひ!!と全力でおすすめしたいです。
骨になってもダシガラまで魅力的な(どんな喩えだ)シモン・ベルモンド…ということで、今回の魔物絵巻はひとまず締めさせていただきます。チョン。
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