月ノ下、風ノ調 - 秘湯で想う・その19 地獄と地上の関係について 忍者ブログ
月風魔伝その他、考察などの備忘録。
今日も元気に月風魔!
相変わらず海底宮から戻ってこれない九曜です。

あちらはあちらで突っ走るとして、こちらはこちらで考察したいネタが浮かんでいますので、今回はその話をしようと思います。
今日の議題は「地獄と地上の関係」についてです。


考察に入る前にまず、先日のワンドロ作品をお読み頂けるとスムーズなので、再掲しておきます。


段落設定をミスして一部分が読みづらいですが(誤字脱字もあるかもしれません…)よかったらざっと目を通してやってください。
これを読めば、今回どうしてこの議題を考察するに至ったのか、なんとなーくわかるかと思います。


そもそも「地獄」とは何なのか
月風魔伝におけるそれを考えない場合、地獄という言葉から、皆さんは何を連想しますか?
血の池地獄や灼熱の炎といった「恐ろしい」イメージに加え、焦熱地獄や無間地獄などの単語が連想できる博識な方もいらっしゃるかもしれません。
とりあえずいつものように、論文では引用してはいけないサイトの代名詞、Wikipediaで引いてみます。ここは趣味の考察場所ですのでセーフです。セーフ。

地獄 - Wikipedia

これによれば『複数の霊界(死後の世界)のうち、悪行を為した者の霊魂が死後に送られ罰を受けるとされる世界』を地獄と定義するようです。


「地獄」にいるのは、もともと「地上にいた者」なのか?
ここで、ワンドロ作品に戻ります。
作品内で風魔君がショックを受ける場面があり、その理由をこう書いています。

地獄の住人というのはそもそも、地上においての死者が、地獄に堕ちたものである。

それから、浮遊猫や死門といった「それらの根拠となる魔物」の名前を挙げています。
実際、死門は魔物絵巻でもそんな話をしましたし、浮遊猫については取扱説明書に「生前は捨て猫だった」という説明があります。

風魔君は魔王・龍骨鬼を討つため、魔の四島を駆け地獄の軍勢を蹴散らしてゆかねばなりませんが、その地獄の住人に「生前は地上で生きていた」も含まれる、ということです。
地上を治め、民を守り、魔と戦ってきた風魔君にとっては、想定内ではありましょうが、いざそれを再確認したらショックも受けるだろうな……と。
この話はそのへんを主軸に書いていまして、要旨だけをかいつまんで言うなら「不幸にも龍骨鬼の配下となってしまった一般人の話」ということになります。

龍骨鬼の軍勢と死者の関係
先のWikipediaの内容からするに、素行の良い者は地獄ではない死語の世界(極楽とか天国とか言われるものです)に行くことになり、地獄に堕ちる者がすべてではありません。
地獄の軍勢に関しても、もともと地上出身の浮遊猫や死門はそれでいるとして、出身が地獄界○丁目の魔物(過去の記事で考察しています)というものもいますから、すべてが地上に関係あるとは限らないでしょう。
龍骨鬼の軍勢はそのような地獄住まい」の魔物と、「地上出身だが地獄に堕ちた者」の混合編成であると考えられます。

もっとも、平凡な人間では戦う手段も限られていそうなので、龍骨鬼配下としてはたらくためには、以下のどれかである必要があります。

・生前に何らかの技能を鍛え、死後もそれを活かす(死門、髑太など)
・生前の恨みなどから、死後に何かの能力を得る(浮遊猫など)
・思考能力を失わず、何らかの役目を果たせる(狂赤鬼、邪鬼をけしかけてくる男?など)

願わくば、死んでまでブラックな魔王軍で働かされたくはないものですが…。

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