月風魔伝その他、考察などの備忘録。
今宵も元気に月風魔!
突然晩夏並の冷え込みになって、夏風邪再来を恐れている九曜です。
首都圏はまだ高温なのに、このへん20℃ですってよ……。
なんと今日で「秘湯で想う」も20回目となります。
(これを銘打ってない考察もいくつかあるので、カテゴリ数と合っていないのは仕様です)
なんかこう、波動剣の話でちらっと触れたような、考察したような気もするんですけど……まだだったような気もするし、図解(※らくがき程度です)とかあってもよさそうなので、今日は議題に「構え」を選んでみました。
剣道なんかやったことがないので、流派の比較とか何とかぜーんぜんなのですが、それを差し引いてもかなり疑問の多い風魔君の剣術フォームに、ズンバラリされない程度に迫ってみようと思います。
突然晩夏並の冷え込みになって、夏風邪再来を恐れている九曜です。
首都圏はまだ高温なのに、このへん20℃ですってよ……。
なんと今日で「秘湯で想う」も20回目となります。
(これを銘打ってない考察もいくつかあるので、カテゴリ数と合っていないのは仕様です)
なんかこう、波動剣の話でちらっと触れたような、考察したような気もするんですけど……まだだったような気もするし、図解(※らくがき程度です)とかあってもよさそうなので、今日は議題に「構え」を選んでみました。
剣道なんかやったことがないので、流派の比較とか何とかぜーんぜんなのですが、それを差し引いてもかなり疑問の多い風魔君の剣術フォームに、ズンバラリされない程度に迫ってみようと思います。
基本の斬りは…えっ、振り回す?
VC風魔伝をいざ遊ばんと、3DSをスイッチオン。
スタートボタンを押して、最初の鳥居に入り、最初の三つ目髑髏相手にいざ、Bボタンで抜刀!
風魔君がこれでどうするかというと、持ってる剣をぐるん、と一周振り回します。
普通……かどうかは定かでありませんが、刀などを振る場合「唐竹割り」「斬り払い」「袈裟斬り(ななめに斬るのをこう言います)」のように、その軌道はだいたい直線あるいは曲線です。
風魔君の剣の軌道は、地面と垂直に円を描くように、ぐるりと一周するのです。
突き動作のある剣術は聞いたことありますが、振り回しが基本の剣術というのは(今のところ)知りません。
この「振り回し」が基本動作になる理由としては、以下の理由が考えられます。
・範囲が広く背後もカバーできるので、一人で戦う時は有利
・風魔君は筋力があるので(180kg)重く長い刀でも軽々振れる(見かけより隙が少ない)
・月氏一族の剣の型がこうだった
このうちどれが大きく関わってくるのかはわかりませんが、実際にゲーム画面で振り回してるので、風魔君の基本攻撃動作については「振り回す」で確定です。
地面に刺さる!
風魔君の剣の長さについては、画面上では短く見えます。
実際はそこそこの長さだと思いますが、風魔君自身も180cmと長身なので、並程度の太刀では短く見えるのでしょう。
風魔君の型を実演しようにも、私は丈が180もない上、自宅に刀なんてものもありません。
とりあえず、私の身長からいけば刀の長さは傘ぐらいかな…と傘を手に取って、地面についたところでハッと気づきました。
振り回すまでもありません。両手を伸ばし切らなくても、こんなものを垂直に振ったら地面にぶつかります(図1)
【図1】地面に垂直に剣を振ると、地面にガツン!
さらに、剣を振る動作は「棒立ちで振る」ということがありません。
どういうことかというと、剣を振るといった攻撃動作においては、棒立ちよりも少し腰を落とした方が、膝の反動などを使えるため速度・威力が出ます。
つまり、風魔君は棒立ちしてても地面にぶつかるようなシロモノを、腰を落として振り下ろすわけです。
石畳の間に挟まったり、えぐれた地面に深々刺さったりすれば、引っこ抜くのにもひと苦労。
つまり「地面に垂直に、円を描くように振り回す」のは、物理的に無理があるということです。
ナナメに振ればいいのだ!
風魔君は振り回す動作をしているのに、いざ振り回すと剣が地面に刺さる。
これでは矛盾してしまうと、手持ち無沙汰にシャーペンをぐるぐる回していたら、ようやく解決策が閃きました。
ペンをぐるぐる回すのは、風魔君の刀と同じく「一周回す」動作ですが、回す向きが水平なので、机のすぐ上でやっても机にはぶつかりません。
風魔君の刀の場合、水平に振ったら横から見た動作が変わってしまいますが、ナナメに振れば「一周回す」動作はそのまま、地面もえぐらずに済むはずです(図2)
【図2】「振り回す」型でも、これなら安全かな?
ひとついうなら、このナナメ回転の場合、垂直回転よりも動作に力が要ります。
垂直回転では刀が振り下ろされる時、そこに刀へかかる重力などが乗りますが、ナナメ回転の場合は重力とモーメントの方向が違うので、同じ威力を出すにはもうちょっと腕力が必要です。
とはいえ、もともと180kgという素晴らしい腕力を持っているので、風魔君にはぜひそれを活かしてもらって、剣が地面に刺さらないようかっこよく戦って欲しいものです。
VC風魔伝をいざ遊ばんと、3DSをスイッチオン。
スタートボタンを押して、最初の鳥居に入り、最初の三つ目髑髏相手にいざ、Bボタンで抜刀!
風魔君がこれでどうするかというと、持ってる剣をぐるん、と一周振り回します。
普通……かどうかは定かでありませんが、刀などを振る場合「唐竹割り」「斬り払い」「袈裟斬り(ななめに斬るのをこう言います)」のように、その軌道はだいたい直線あるいは曲線です。
風魔君の剣の軌道は、地面と垂直に円を描くように、ぐるりと一周するのです。
突き動作のある剣術は聞いたことありますが、振り回しが基本の剣術というのは(今のところ)知りません。
この「振り回し」が基本動作になる理由としては、以下の理由が考えられます。
・範囲が広く背後もカバーできるので、一人で戦う時は有利
・風魔君は筋力があるので(180kg)重く長い刀でも軽々振れる(見かけより隙が少ない)
・月氏一族の剣の型がこうだった
このうちどれが大きく関わってくるのかはわかりませんが、実際にゲーム画面で振り回してるので、風魔君の基本攻撃動作については「振り回す」で確定です。
地面に刺さる!
風魔君の剣の長さについては、画面上では短く見えます。
実際はそこそこの長さだと思いますが、風魔君自身も180cmと長身なので、並程度の太刀では短く見えるのでしょう。
風魔君の型を実演しようにも、私は丈が180もない上、自宅に刀なんてものもありません。
とりあえず、私の身長からいけば刀の長さは傘ぐらいかな…と傘を手に取って、地面についたところでハッと気づきました。
振り回すまでもありません。両手を伸ばし切らなくても、こんなものを垂直に振ったら地面にぶつかります(図1)
【図1】地面に垂直に剣を振ると、地面にガツン!
さらに、剣を振る動作は「棒立ちで振る」ということがありません。
どういうことかというと、剣を振るといった攻撃動作においては、棒立ちよりも少し腰を落とした方が、膝の反動などを使えるため速度・威力が出ます。
つまり、風魔君は棒立ちしてても地面にぶつかるようなシロモノを、腰を落として振り下ろすわけです。
石畳の間に挟まったり、えぐれた地面に深々刺さったりすれば、引っこ抜くのにもひと苦労。
つまり「地面に垂直に、円を描くように振り回す」のは、物理的に無理があるということです。
ナナメに振ればいいのだ!
風魔君は振り回す動作をしているのに、いざ振り回すと剣が地面に刺さる。
これでは矛盾してしまうと、手持ち無沙汰にシャーペンをぐるぐる回していたら、ようやく解決策が閃きました。
ペンをぐるぐる回すのは、風魔君の刀と同じく「一周回す」動作ですが、回す向きが水平なので、机のすぐ上でやっても机にはぶつかりません。
風魔君の刀の場合、水平に振ったら横から見た動作が変わってしまいますが、ナナメに振れば「一周回す」動作はそのまま、地面もえぐらずに済むはずです(図2)
【図2】「振り回す」型でも、これなら安全かな?
ひとついうなら、このナナメ回転の場合、垂直回転よりも動作に力が要ります。
垂直回転では刀が振り下ろされる時、そこに刀へかかる重力などが乗りますが、ナナメ回転の場合は重力とモーメントの方向が違うので、同じ威力を出すにはもうちょっと腕力が必要です。
とはいえ、もともと180kgという素晴らしい腕力を持っているので、風魔君にはぜひそれを活かしてもらって、剣が地面に刺さらないようかっこよく戦って欲しいものです。
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