月ノ下、風ノ調 - 月風魔伝・魔物絵巻 五、飛翔花 忍者ブログ
月風魔伝その他、考察などの備忘録。
皆さんこんばんは、九曜です。

本日は「魔物絵巻」をやっていこうと思います。
今日取り上げるのは「飛翔花」。
悪魔城HDで苦戦した方も多いであろう、アイツです。



魔物概要
「飛翔花」は、あちこちをとびまわる植物の魔物です。
飛翔という名こそついていますが、空中を長時間飛んだりホバリングすることはなく、ピョンピョンと跳ねるように動き回ります。
どっちかというと「跳躍花」という方が、性質的には正しいかもしれません。




攻略本の説明をまとめて置いてみました。
一番詳しく書いてあるのは『完ペキ攻略本』で、「水分を求めて移動する」「植物界でも落ち着きがないと評判」ということがわかります。
落ち着きのなさでいえば、私も月風魔伝界隈では同等…げふん。


考察
魔物という不可思議な存在になっており、地獄の住人でもある飛翔花。
一般常識をあてはめても仕方ないのですが「水分を求めて移動する植物」という状況が非常に興味深いです。


一時期から流行しはじめた屋内インテリアとして「エアープランツ」というものがあります。
雑貨屋さんや百均などで、ぽんと棚に置かれているものを見て、本物かどうかを疑った方も多いと思います。
エアープランツは、空気中の水分を吸収するので、根を張ったり葉を広げなくとも水分不足で枯れることがありません。

飛翔花が根を張らないことや、水分を求めて移動するという特性から考えるに、このエアープランツに近い構造をしているのだと思われます。
ちなみに、飛翔花はラフレシアのような赤い花を咲かせていますが、エアープランツにも花を咲かせるものはあるようです。


所感
私がこの魔物に遭遇したのは、実は本編でなく、悪魔城HD11章が最初です。
(※私は月風魔伝を遊ぶ前に、悪魔城HDで風魔君に初めて会っています)
この敵はNORMALでも一撃では切り捨てられず、HARDともなればサブウェポンを駆使しないとまともに対処できません。何度体当たりされて死んだことか。
おまけにピョンピョン跳びはねる動きが予測しづらく、初心者泣かせの敵だったわけです。

では本編で辛酸をなめたかというと、実はそうでもありません。
他の敵に比べると、全体的なパラメータが低く設定されているようで、思ったより楽に対処できた記憶があります。
当時はよく迷子になってたので、けんの切れ味が上がっていたせいもあるでしょうが…。


まだまだ魔物はたくさん、個性的な顔ぶれがそろっていますので、なるべくハイペースで記事を増やしていきたいところです。

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