月ノ下、風ノ調 - 風魔君のソシャゲがほしい理由と、ほしくない理由。 忍者ブログ
月風魔伝その他、考察などの備忘録。
今日も元気に月風魔!九曜です。

今回の記事は「妄想テーマに近い何か」です。
内容として、以下のものにかなり近いと思っていただければ。

月ノ下、風ノ調 - こんなのやりたい!月風魔伝で「VR」をやるなら?

月ノ下、風ノ調 - 妄想版『真・月風魔伝』~こんなだったらいいのにな

当初は単純に「これをやりたい!あれをやりたい!」を書こうと思っていたのですが、ソシャゲをいくつか遊んだ経験上「この仕組みはちょっとなあ…」と思うところもあるので、こんなタイトルになりました。
記事の性質上、特定の有名タイトルを挙げて比較することはなるべく避けていきますが、言及内容でわかってしまった場合は、どうか笑って流してやってください。

興味のある方は、追記よりお読みいただけます。





風魔君のソシャゲが欲しい理由①
ジャンルそのものが盛り上がる
『月風魔伝』をご存知の方は、1987年にリアルタイムで目にしたか、ネットサーフ中に偶然画像や動画で見かけたか、はたまた月風魔がゲストに出演するKONAMIゲーに触れたか、という出会い方をしたものと思います。
私自身が「メジャー」「マイナー」論をあまり展開したくないので、言うのを平時は避けていますが、風魔君に関してはかなり「マイナー」な方だと認識しています。

そんな『月風魔伝』が、タイトルをどどんと銘打ってスマホゲーに!とかいう宣伝がされたら、どうなるでしょう?
元々『月風魔伝』を知っている人はもちろんですが、そうでない人であっても、今やポピュラーとなったSNSやネットニュースを経由して知ることになります。

そしてここからが重要なのですが、ソシャゲの多くは「スマホで遊べる」「基本無料」という体系をとっているため、普段ゲームなんか遊ばない人であっても「必要ハードは最初から所持しており」「無料で遊ぶことができる」わけです。
『月風魔伝』の本編を遊ぶためには、VC対応のハードなり実機(あるいは互換機)を購入し、ソフトもVCかカセットとして追加購入する必要があります。
「基本無料のソシャゲ」であれば、手元にスマホがあるだけで(もちろん、バージョン等対応機種である必要はありますが)それらを購入せず遊べます。

敷居が低くなるので「ちょっと興味がある」程度の人でも遊びやすくなり、今まで購買を見送っていた層が「ファン」になる可能性が出てきますよね?
新規参入してくる人が増えれば、ジャンルそのものが盛り上がるわけです。
知っている人同士で盛り上がるのももちろん楽しいですが、話題を共有できる人が増えるのは、悪いことではありません。


風魔君のソシャゲが欲しい理由②
リアルタイムで更新があり、新規情報も出る?
売り切りのコンシューマーゲーと違い、ソシャゲが「リリースして終わり」ということはまずありません。
個人趣味の制作物ならまだしも、公式がソシャゲ化・リリースする場合は、ゲームに関して期間イベントなり何なり、何かしら「そのゲームに夢中にさせる」システムを組み入れてきます。
(夢中にさせる、は言い換えてしまえば「投資を促す」とも言えます。基本無料・追加課金型のゲームとする場合、運営費用をプレイヤー側の課金で賄い、事業として成立させる必要があるので、慈善事業でもない限り、このシステムは必要不可欠に感じます)

ゆえに「こんなイベントやりますよ」「キャンペーンやりますよ」等、プレイヤーにとって真新しい情報や意欲を高める情報を、矢継ぎ早に提供していく必要があります。
これらはプレイヤー側が共有できる話題となるので、SNSなど外部でプレイヤー同士の繋がりがあったりすると、会話が「リアルタイムの話題」で盛り上がるわけです。

さらに、サービスが終了すると決定されるまでは、新規情報の提供をやめるわけにもいかないので、どんな材料であっても、イベントとして実装したりするわけです。
そうすると『本家にはなかったイベント』やら『季節ネタ』やらが盛り込まれ、それらはおおむね、二次創作勢のネタになったり考察勢の考察に昇華されたりします。
月風魔伝の場合、ひょっとしたら『真』で出す予定だったものや、ゲーム中では語られなかった人物などにもスポットライトが当たるかもしれません。


風魔君のソシャゲが欲しい理由③
肩ひじ張らず、気軽に遊べる
何かしらのゲームハードと違い、スマホは今や生活必需品といっても過言ではありません。
(とはいえ、私はガラケーもPCも所持している、やや古い地球人です)
画面をON・OFFするのもパッパッと切り替えが用意で、何かあればサッと取り出して利用できる仕組みになっています。
ゆえに、スマホで遊べるゲームは「気軽にできる」「暇つぶしになる」タイプのものが主流です(そうでないゲームも散見されますが…)

一方、アクションゲームとしての『月風魔伝』はなかなかにハードです。
気を抜いたらノックバックからの落下死は日常茶飯事ですし、3D迷路も「気軽に」という難易度ではありません一時間ぐらい彷徨ってたこともあります)
風魔君がソシャゲ化する場合、本編の迷路を忠実に再現したら「3D迷路でスマホの電池が切れる」と別の意味で話題になることでしょう。
そういう所からも、ソシャゲ化された場合「難易度としてはかなり低くなる」ことが予想されます。

また、ソシャゲにおいてはそのほとんどがオートセーブであり、セーブ→ロードという形式をとらないため、失敗のリスクが大きいと難易度が高くなります
この点においては、原作でもミス時のリスクがほぼないので、そういう部分ではテコ入れなしでも案外、何とかなるかもしれません。


風魔君のソシャゲが欲しくない理由①
プレイヤーの母数が増えると、悪い批評も増える
世の中に出ればあらゆるものが賛否両論、その比率の多少は違っても、必ず何かしらの意見が出てくるものです。
そんな中で、ソシャゲのレビューほど精神が削られるものもありません。
大半は「ガチャで目当てのものが出ない」ですが、そういうレビューは信用しないことにしています(あくまでも確率なので)
ストーリー性や操作性周り、無償でのアイテム配布に関するレビューは、辛口でもそれなりに信用しています。

万が一ソシャゲ化が「成功しなかった」場合、悪評で盛り上がる、いわゆる「悪口を集まって言い合うタイプ」のコミュニティが形成されてしまう可能性が一番イヤです。
さらに、母数がそこそこ増えた場合「これを悪いと思わないやつはオカシイ」などという、とんでもない暴論も出てきたりします。
風魔君大好きな私が、そんな層にターゲッティングでもされたら、ひとたまりもありません。


風魔君のソシャゲが欲しくない理由②
ガチャ方式はお金がかかる!
ガチャはほんと悪い文明だと思ってますが、売り切りのゲームが重課金一人に売り上げで勝てるわけもなく、かっちり法規制されるまでは、このスタイルが多くなると思っています。
基本無料であれば必ず投資する必要はないのですが、逆に手放しで無料で遊ぶのも申し訳ない気がしたりして、結局いくら積めばいいのかわからなくなったりして。

風魔君に関していうなら、主人公なので「最高レアリティで手に入らない」ということはまずないでしょう。
そもそも、ガチャにするとして何を…? さ、サブウェポン?? 魔性のコマが特レア…???
理由として挙げたはいいんですが、何がどうガチャにできるか、皆目見当もつかない題材ではありそうです。

あ、風魔君の着せ替えとかできたらいいですね。
仲間とか不在で、サブも上限が決まってますし、もう衣装ガチャにしたらいいんじゃないでしょうか。鎧とか着物とか。
月風花伝が出たら引きに行きたいです(女装させるな)


風魔君のソシャゲが欲しくない理由③
場合によっては、世界観が台無しに
ターゲッティングをソシャゲ向けにした結果「原作の世界観からかけ離れてしまう」タイプのソシャゲ、たまに見かけます。
原作で出てこなかったキャラクターの新規登場…だけならいいと思うのですが、既存キャラとのやりとりが雑だったり、旅の理由がいまひとつ説得力に欠けたり、なんなら原作の設定を覆す、あるいは無視するような設定が出てきたり…。

風魔君本人についていうなら、もともといろんな媒体での「ぶれ」が激しい子なので、ある程度の耐性はあると思います(一人称とか鎧の意匠とか口調とか一人称とか)
ただ個人的に「亡き兄たちの敵討ちのため」「たった一人で危険な魔の島に乗り込み」という所がアイデンティティだと思っているので、実は兄たちが生きてたとか、道中あからさまな一般人が出くるような改変がされると「えぇ…」ってなると思います。たぶん。

昨今、ナビゲーションとして可愛い女の子を置くソシャゲが主流ですが、月風魔伝でやるならぜひおつげババにして欲しいと思っています。
公認のナビゲーターですので、ファンならむしろ安心できると思います←

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