月風魔伝その他、考察などの備忘録。
今日も元気にUndying!九曜です。
新作風魔伝のアカウントをフォローして、日々流れてくる情報にアーリーアクセスを待ち遠しく思っていますが、先日こんなツイートが流れてきました。
月風魔伝UMに登場するであろうボス敵「大百足」の説明です。
さて、この説明を読んで私は、すぐさまこんなことを考えました。
「月風魔伝に、百足系の魔物っていなかったっけ?」
攻略本を調べてみると、いましたいました。その名もずばり「地獄百足」という名前で、天井から生えてきて進行を妨害してくるあいつ。あれがその魔物だそうです。
今週はこの魔物を通して、新作に出てくる「大百足」の足掛かりになるものがないか、ちょっと調べてみようと思います。
新作風魔伝のアカウントをフォローして、日々流れてくる情報にアーリーアクセスを待ち遠しく思っていますが、先日こんなツイートが流れてきました。
【ボス紹介 大百足】
何百年も前に、ある小さな百足に魑魅魍魎が宿った。
折り重なる死骸を貪り(むさぼり)、身の丈は六丈になりいづる。
今も尚、魑魅魍魎の跋扈(ばっこ)する奈落でうごめいているという。#GetsuFumaDen pic.twitter.com/tMnkwgYIsj
— GetsuFumaDen: Undying Moon 月風魔伝公式 (@GetsuFumaDen_JP) April 30, 2021
月風魔伝UMに登場するであろうボス敵「大百足」の説明です。
さて、この説明を読んで私は、すぐさまこんなことを考えました。
「月風魔伝に、百足系の魔物っていなかったっけ?」
攻略本を調べてみると、いましたいました。その名もずばり「地獄百足」という名前で、天井から生えてきて進行を妨害してくるあいつ。あれがその魔物だそうです。
今週はこの魔物を通して、新作に出てくる「大百足」の足掛かりになるものがないか、ちょっと調べてみようと思います。
魔物概要
地獄百足は、地獄界の天井に棲む百足の魔物です。
獲物を見つけると、天井から体を伸ばして相手を刺します。伸びた時には風魔君の身長(180cm)以上の長さとなり、体幅も風魔君といい勝負です。
こんなのが上から降ってきたら、さほど百足が苦手な人でなくとも、卒倒間違いなしです。
完ペキ攻略本
必勝完ペキ本
マルカツ攻略誌
カセット付属の取扱説明書には記載がないようです。特徴についても、先に述べたのが全てです。
蓬莱骨や魚怪魂のようなオモシロエピソードもなく、忘れる人は忘れてしまう敵かもしれません。
考察
さて、新作風魔伝の「大百足」の説明を見つつ、「地獄百足」との関係を考えてみましょう。
>何百年も前に、ある小さな百足に魑魅魍魎が宿った。
>折り重なる死骸を貪り(むさぼり)、身の丈は六丈になりいづる。
>今も尚、魑魅魍魎の跋扈(ばっこ)する奈落でうごめいているという。
(GetsuFumaDen: Undying Moon 月風魔伝公式Twitterより引用)
画像は引用ボックスで見たかと思いますので、説明文をテキストで引用しておきます。いやあ、文体が古風で雰囲気とても好きです。
この文章から得られる情報は「何百年も前」「小さな百足に魑魅魍魎が宿った」「死骸を貪る」「体長は六丈(約18m!)」「現在地は奈落」といったところですね。
見るべきポイントは「小さな百足に魑魅魍魎が宿った」でしょう。
地獄百足は、風魔君の身の丈よりも長い化け物です。よってあれが「小さな百足」に該当するとは思えません。
さらに、地獄百足は「その場で待ち構え、獲物が来ると伸びて敵を刺す」という捕食行動をとります。死骸を食べるという特徴は持っていませんし、死骸を食べる性質があるならあちこち移動しなければいけません(死骸は動かないので…)
これらことから、地獄百足と大百足は「別種の魔物」である可能性が高いと思われます。
ちなみに全長18mというと、初代ガンダムの背丈と同等です。地獄百足もなかなかの大きさでしたが、こちらはスケールが違いすぎます。
大百足の原型が一般的な生き物としての百足と考えると、体長は10cmほど、どんなに大きくても25cmほどのようです。ちょっと色をつけて、30cmほどの百足が18mまで成長したとしても、18÷0.3=60倍の長さです。とんでもない!
27代君はまだ風魔君と違って詳細な設定が明かされていませんが、仮に風魔君と同じく180cmだとして、およそ10倍もの大きさの魔物と戦うわけです。月氏一族の苦労がしのばれます。
補考:大百足の生(死?)態について
大百足の説明をよく読むと「今もなお(=継続して)奈落にいる」ということがわかります(奈落については地獄との違いを調べましたが、広辞苑でも同義としか出て来なかったので、ここでは奈落=地獄として扱います)
過去に地獄と地上の関係についての記事で触れましたが、地獄というのは死者の行き先のひとつです。極楽と地獄があり、生前の行いによってどちらに行くか決まります。
大百足が「今もなお奈落に」という説明であることから、そもそも大百足になる前のちいさな百足は「元々奈落にいた」ということになります。人間以外の生き物がなぜ地獄堕ちするのかはちょっとわかりませんが、とにかく何かしらあって、死んだちいさな百足が地獄へ堕ちてきた後、魑魅魍魎に憑りつかれたのでしょう。
地獄で死骸を食べて成長するというのは、『月風魔伝』の世界観からすれば、ありえます。
本来、地獄は死者の行き先であり、そこで死ぬということはないのでは?……というのが、現実の死生観を持っている人から見たまっとうな疑問です。
ただ、風魔君とこの地獄は状況に応じて、地上と行き来ができてしまったり(月風魔伝では地獄が地上を侵略していました)、そこに生者が突入して死んだり(21代目女当主がそれですね)、ということが普通~に起きています。迷い込んだ生者がそこで力尽き、死体になることで、無事大百足はエサにありつけるわけです。
このほか、風魔君が敵をばっさばっさ斬り倒すことから考えて、地獄の住人が死骸になっているというケースもありそうです。こちらも、大百足のおいしいエサになりえます。
一方の地獄百足は、動く獲物を待ち構えるわけですから、エサは迷い込んだ生者のほか、他のもっと弱い魔物たちということになりますね。
地獄百足は、地獄界の天井に棲む百足の魔物です。
獲物を見つけると、天井から体を伸ばして相手を刺します。伸びた時には風魔君の身長(180cm)以上の長さとなり、体幅も風魔君といい勝負です。
こんなのが上から降ってきたら、さほど百足が苦手な人でなくとも、卒倒間違いなしです。
完ペキ攻略本
必勝完ペキ本
マルカツ攻略誌
カセット付属の取扱説明書には記載がないようです。特徴についても、先に述べたのが全てです。
蓬莱骨や魚怪魂のようなオモシロエピソードもなく、忘れる人は忘れてしまう敵かもしれません。
考察
さて、新作風魔伝の「大百足」の説明を見つつ、「地獄百足」との関係を考えてみましょう。
>何百年も前に、ある小さな百足に魑魅魍魎が宿った。
>折り重なる死骸を貪り(むさぼり)、身の丈は六丈になりいづる。
>今も尚、魑魅魍魎の跋扈(ばっこ)する奈落でうごめいているという。
(GetsuFumaDen: Undying Moon 月風魔伝公式Twitterより引用)
画像は引用ボックスで見たかと思いますので、説明文をテキストで引用しておきます。いやあ、文体が古風で雰囲気とても好きです。
この文章から得られる情報は「何百年も前」「小さな百足に魑魅魍魎が宿った」「死骸を貪る」「体長は六丈(約18m!)」「現在地は奈落」といったところですね。
見るべきポイントは「小さな百足に魑魅魍魎が宿った」でしょう。
地獄百足は、風魔君の身の丈よりも長い化け物です。よってあれが「小さな百足」に該当するとは思えません。
さらに、地獄百足は「その場で待ち構え、獲物が来ると伸びて敵を刺す」という捕食行動をとります。死骸を食べるという特徴は持っていませんし、死骸を食べる性質があるならあちこち移動しなければいけません(死骸は動かないので…)
これらことから、地獄百足と大百足は「別種の魔物」である可能性が高いと思われます。
ちなみに全長18mというと、初代ガンダムの背丈と同等です。地獄百足もなかなかの大きさでしたが、こちらはスケールが違いすぎます。
大百足の原型が一般的な生き物としての百足と考えると、体長は10cmほど、どんなに大きくても25cmほどのようです。ちょっと色をつけて、30cmほどの百足が18mまで成長したとしても、18÷0.3=60倍の長さです。とんでもない!
27代君はまだ風魔君と違って詳細な設定が明かされていませんが、仮に風魔君と同じく180cmだとして、およそ10倍もの大きさの魔物と戦うわけです。月氏一族の苦労がしのばれます。
補考:大百足の生(死?)態について
大百足の説明をよく読むと「今もなお(=継続して)奈落にいる」ということがわかります(奈落については地獄との違いを調べましたが、広辞苑でも同義としか出て来なかったので、ここでは奈落=地獄として扱います)
過去に地獄と地上の関係についての記事で触れましたが、地獄というのは死者の行き先のひとつです。極楽と地獄があり、生前の行いによってどちらに行くか決まります。
大百足が「今もなお奈落に」という説明であることから、そもそも大百足になる前のちいさな百足は「元々奈落にいた」ということになります。人間以外の生き物がなぜ地獄堕ちするのかはちょっとわかりませんが、とにかく何かしらあって、死んだちいさな百足が地獄へ堕ちてきた後、魑魅魍魎に憑りつかれたのでしょう。
地獄で死骸を食べて成長するというのは、『月風魔伝』の世界観からすれば、ありえます。
本来、地獄は死者の行き先であり、そこで死ぬということはないのでは?……というのが、現実の死生観を持っている人から見たまっとうな疑問です。
ただ、風魔君とこの地獄は状況に応じて、地上と行き来ができてしまったり(月風魔伝では地獄が地上を侵略していました)、そこに生者が突入して死んだり(21代目女当主がそれですね)、ということが普通~に起きています。迷い込んだ生者がそこで力尽き、死体になることで、無事大百足はエサにありつけるわけです。
このほか、風魔君が敵をばっさばっさ斬り倒すことから考えて、地獄の住人が死骸になっているというケースもありそうです。こちらも、大百足のおいしいエサになりえます。
一方の地獄百足は、動く獲物を待ち構えるわけですから、エサは迷い込んだ生者のほか、他のもっと弱い魔物たちということになりますね。
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