月ノ下、風ノ調 - 月風魔伝 魔物絵巻 一ノ補・三つ目首 忍者ブログ
月風魔伝その他、考察などの備忘録。
今宵も元気に月風魔!九曜です。

現在開催中の月風魔伝祝誕ワンドロですが、7/7(水)が期間終了日となっております。
期間中でしたらいつでもご参加いただけますので、興味のある方はぜひよろしくお願いいたします。
主催は7日の22時から滑り込みをやろうと画策しています。21時にしようと思ったら予定が入っているとかまさかそんな…。

出そう出そうと思って温めていた魔物絵巻、今日は業火の断崖で出くわした「なんだか見たことある魔物」について考えたいと思います。
魔物の名前が微妙に違うのですが、関連性がありそうなので「一ノ補」として……そう、今回の魔物は魔物絵巻の一で紹介した「三ツ目髑髏」ととてもよく似た魔物、「三つ目首」です。




魔物概要
三つ目首に関する資料は、今のところ、ゲーム内のローディング画面のこれが全てです。


これから分かることは「元は人間の子だった(水子あるいは子供のうちに死んだ霊?)」「魑魅魍魎になるため修行した」「入道から目をもらって三つ目になった」という3点です。
もともと人間だったというのも驚きですが、増えた目が入道からもらったもの、という情報もなかなか興味深いですね。

そして、魔物絵巻の一を書いたあと、マルカツ攻略本が資料として増えたのに、紹介するのをすっかり忘れていました。
今回補考をするにあたり、こちらも掲載しておきます。


こうして見ると、三つ目首の絵に瓜二つです。
やはり、三つ目首と三ツ目髑髏、何かしら関係がありそうに思えます。


考察:三つ目首と三ツ目髑髏は同じ魔物か?
大百足と地獄百足の時には、考察した際に「違う魔物であるらしい」ことがわかりました。三つ目首と、三ツ目髑髏はどうでしょうか。

三つ目首の解説に「元は人間の子だったが、魑魅魍魎となるべく行(ぎょう)を行った」とあります。
ここで気になるのが、地獄の区割りの考察です。地獄界出身の魔物の中に、三ツ目髑髏はいません。
ここに明記されていないということは、地獄界出身でない可能性があるわけです(死門や浮遊猫のように「もともと地上にいた」と解説のある魔物もいますが)

また、三ツ目髑髏は上下に激しく動きながら飛んできて、倒さずに放っておくと反転して戻ってきます。
これに対し、三つ目首はあまり上下に動かず、まっすぐプレイヤーに向かってきますが(黄泉頭の方が動きとしては近い気がします)やり過ごすと反転して戻ってくる」性質は類似しています。
はっきりした否定材料がないので、これらは同一の魔物なのかもしれませんが、確証もありません。難しいところです。


考察:三つ目首に目を与えた「入道」とは?
三つ目首の増えた目についても、確認しておきましょう。
これは入道からもらったものだそうですが、三ツ目髑髏については、そういった逸話などは語られていません。

入道の項目をおなじみWikipediaで引いてみると、最初に出てくる解説は「仏道に入ったもの、悟りをひらいたもの」ですが、すぐ後に「そういう種類の妖怪」が出て来ます。
地獄には地獄寺なる場所もあるようなのですが、ロケーションから考えるに、この場合の入道は後者でしょう。


何入道から目を貰ったのかは語られていませんが、同じステージに輪入道がいるので、この魔物である可能性があります。
ただし特に目が潰れているとか、元々目が複数あった逸話もないので、確実性は薄いでしょう。
何よりこの輪入道、うめき声を出してその場を徘徊しているだけの魔物ですので、ほかの魔物に目を与えるという芸当ができるか不明です。


各ステージに点在している石碑によると、ある程度知能の備わった魔物もいるようですが、「人を食って言葉を覚えた」という魔物もいるぐらいなので、知能面にあまり期待はできません。
そういう意味では入道のもうひとつの種類である「仏道に入ったもの」が、そのパワーを用いて与えたとも考えられます。
ただ、仏道に入ったものが地獄にいるかどうかという所から、可能性としては薄いような気もします。

ほかのステージで「入道」ネームの魔物に遭遇したら、また補考を追加することになりそうです(今のところ確認していません)


補考:業火の断崖は「火炎谷」なのか
原作風魔伝には、地獄界の区割りとして「火炎谷」という場所が出てきます。火炎谷出身の魔物として火炎蚕や、炎息魔などがいます。
ところが、新作風魔伝の「業火の断崖」には、これらの敵は登場しません。骸骨兵士や鬼のほか三つ目首、餓鬼、輪入道などがいます。


業火の断崖の解説はこんな具合です。
断崖、ということはけわしい崖のはずなので、ひょっとしたら火炎「谷」は、切り立ったそれの間にあるのかもしれません。

火炎谷については、原作風魔伝の火炎蚕の項目に「地獄界の田舎」という表現があり、田舎というのは中心から遠い辺鄙な場所、という意味にとることができます。
そして、この業火の断崖は辺獄の忌地の鳥居から行けます。「辺獄」とはつまり、の中でも鄙な場所、という意味でしょうから、そこからすぐ近い業火の断崖(あるいは、その間にあるであろう火炎谷)は「田舎」という表現ができるのかもしれません。

あるいは、1000年の間に魔物の分布が大きく変わった可能性もあります。
具体的な資料がなく、どうしても可能性の域を出ませんが、原因があるとしたら大百足でしょう。死骸を食べて成長するうち、他の魔物をそこから駆逐してしまったのかもしれません。
特に、大百足のいるエリアはかなり平坦な地形です。火炎蚕や炎息魔は主に平地にいたはずなので、断崖の上には避難できず、大百足に蹂躙されてしまった可能性があります。

すごくどうでもいい話なのですが「骸はとうに焼き尽くされた」という記述があるのに、この土地にいる大百足は死骸を食べてます。
死骸が焼ける前に食らいついているのか、それとも大百足のいる空間が死骸の焼けない涼しい場所なのか、ちょっと気になるところです。

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