月風魔伝その他、考察などの備忘録。
今宵も元気に月風魔!
地獄行脚がやめられない止まらない、九曜です。海老煎ではないです。
先日出したばかりの緊急特番ですが、最近手に入れた情報で「魔縁」の正体について触れているものがあったので、追記しておくことにしました。
補考記事を新たに立てても良かったのですが、ただでさえ先にはじめた考察等が詰まっているので、そこだけを修正するのに記事を立てることもないと思い、とりあえず先週記事の最後に足すという形をとっています。
気になる方はぜひ追加項目までご覧ください。
それから、先日のミニアップデートで、蓮華の残滓と何度でも戦えるようになりました。タイムアタック中や高難易度挑戦中などで、戦いたくない場合はオフにするオプションもあるようです。
拙宅ではいちおう、蓮華の救出も残滓との再戦も済んでいますが、まだ蓮華を使っていません。基本が火薬玉の、狙って閃の出せないダメ当主なので…。
今回はそんな蓮華関連の議題で、「21代目当主・月蓮華が地獄へ行った理由」についてまとめられそうだったので、ちょっと考えてみることにしました。
追記よりネタバレありでお送りいたします。
地獄行脚がやめられない止まらない、九曜です。海老煎ではないです。
先日出したばかりの緊急特番ですが、最近手に入れた情報で「魔縁」の正体について触れているものがあったので、追記しておくことにしました。
補考記事を新たに立てても良かったのですが、ただでさえ先にはじめた考察等が詰まっているので、そこだけを修正するのに記事を立てることもないと思い、とりあえず先週記事の最後に足すという形をとっています。
気になる方はぜひ追加項目までご覧ください。
それから、先日のミニアップデートで、蓮華の残滓と何度でも戦えるようになりました。タイムアタック中や高難易度挑戦中などで、戦いたくない場合はオフにするオプションもあるようです。
拙宅ではいちおう、蓮華の救出も残滓との再戦も済んでいますが、まだ蓮華を使っていません。基本が火薬玉の、狙って閃の出せないダメ当主なので…。
今回はそんな蓮華関連の議題で、「21代目当主・月蓮華が地獄へ行った理由」についてまとめられそうだったので、ちょっと考えてみることにしました。
追記よりネタバレありでお送りいたします。
蓮華はステージの途中、異様な気配の漂う空間で「傀儡状態(公式表記)」で登場します。傀儡、ということは何者かに操られている、という意味でしょうが、この時の蓮華は薄気味悪く笑うばかりで、対話できる状態ではありません。倒すことで傀儡状態が解けて「解放」され、館に戻ってきます。
この「傀儡状態」についても喋りたいことはありますが、関連する話題で改めて触れたいと思います。
蓮華はなぜ家督を継げたか?
月風魔伝の世界の家認識が、中世日本同様とするなら、家督を継ぐのは男子という前提がある気がします。蓮華以外で実装予定の当主も、すべて男です。
蓮華の代に関しては、以下のような理由で男子が家督を継がず、蓮華が当主となった可能性があります。
イ:蓮華以外の子が生まれなかったか、みな早死した。
ロ:男子を含めた兄弟姉妹間で、蓮華が最も優れていた。
ハ:蓮華の代には女子が家督を継ぐ価値観が生まれていた。
素直に考えて、可能性の高い順にイロハとしました。
イは物理的な問題です。ほかに継子がおらず、分家からも候補がいなかったのでしょう。ロは月氏が実力主義であるならあり得ます。なおかつ蓮華は「誉高く美しい魂に器量の良さ」という説明から、当主としてかなり優れていたことが窺えます。
さて、ハに関しては、遊郭でこのような石碑が見つかります。
かなり過激な文言ですが、女性が初めて月氏一族の主権を握った、という状態は、女当主である蓮華と無関係ではなさそうです。
ただ蓮華の人物評や、傀儡状態から解放された時の発言を見るに、この石碑が蓮華のものであるとするのは、かなり無理のある説だと感じます。
(石碑それ自体は「物理的に彫り付けたもの」でなく「地獄内で何らかの思考が形となり、その場に遺されたもの」という認識なので、わざわざ手で彫ったわけではないのでしょうが)
この石碑について、次の項でもう少し深く考えてみましょう。
『月氏由来記』とリンクする事象
石碑の文言があまりに過激なので「風魔君が説教案件」とか思っていた私ですが、ふといつもの文献を思い出しました。
皆さんご存知『月氏由来記』、その中の「人々の心に邪神が棲みつき、争いの絶えぬ時代」というところです。これ自体は過去の伝説ですが、天ツ外主撃破の称号が「邪神討伐」であることを考えるに、天ツ外主の仕業とも考えることができます。そして天ツ外主は何より、今作の最終討伐目標です。27代に倒されるまでは、そこにいたと考えられます。
ひょっとして、石碑を立てた女当主は「天ツ外主に心を蝕まれていた」のかもしれません。石碑を傀儡となった蓮華の発言と考えるには、傀儡状態の蓮華の発言に知性がなさすぎるので、可能性として低いでしょう。
蓮華の他に女当主がいたとなると(公式で蓮華について「唯一の女当主」という表現がなかったので、ここでは恐らく他にもいると仮定しています)、以下のような流れが推測可能です。
1.月氏の中に天ツ外主の影響を強く受けた女子がおり、その子が20代以前の当主となる。あるいは、当主となってから後で、天ツ外主の影響を受けて過激思考となる。
2.地獄へ向かい、遊郭に心象が石碑として残る。
3.21代時点で「女子が家督を継ぐのが正統」とされ、蓮華が21代当主となる。
4.蓮華は過去の女当主の過激思想に疑問を持ち、可能性として地獄の存在に行き着く。
5.蓮華、地獄で行方不明になる。この時から傀儡状態となり、魂が地獄へ幽閉される。
6.27代が蓮華の救出に成功、地獄より魂が解放される(本作)
「倒せねばならぬ敵」とは?
館にいる蓮華に話しかけると、こう語ります。この台詞の「倒せねばならぬ敵」というのは何なのでしょうか?
台詞だけを見るとかなり意味不明ですが、先の流れを汲んだ場合、具体的な蓮華の討伐目標が見えてきます。それは、蓮華以前の女当主の心を狂わせた「何か」のことと思います。
石碑を立てたのが蓮華以前の女当主という可能性は話しましたが、仮にこれが20代当主、つまり蓮華にとって母親にあたる人物だとしたらどうでしょう。
男どもを地獄の鬼諸共殺せ、などという人物が身内にいるのは、正直良い気分ではないでしょう。天ツ外主の影響が後天的なもので、性格が様変わりしてしまったとしたら、母が突然豹変したという状況も考えられます。
それを踏まえて考えると、蓮華の目的は「過激思想に毒された母の救済」であった可能性があります。なおかつ、その過激思想が天ツ外主に影響されたものだとしたら、蓮華の最終目標もまた、天ツ外主の討伐ということになります。
この「傀儡状態」についても喋りたいことはありますが、関連する話題で改めて触れたいと思います。
蓮華はなぜ家督を継げたか?
月風魔伝の世界の家認識が、中世日本同様とするなら、家督を継ぐのは男子という前提がある気がします。蓮華以外で実装予定の当主も、すべて男です。
蓮華の代に関しては、以下のような理由で男子が家督を継がず、蓮華が当主となった可能性があります。
イ:蓮華以外の子が生まれなかったか、みな早死した。
ロ:男子を含めた兄弟姉妹間で、蓮華が最も優れていた。
ハ:蓮華の代には女子が家督を継ぐ価値観が生まれていた。
素直に考えて、可能性の高い順にイロハとしました。
イは物理的な問題です。ほかに継子がおらず、分家からも候補がいなかったのでしょう。ロは月氏が実力主義であるならあり得ます。なおかつ蓮華は「誉高く美しい魂に器量の良さ」という説明から、当主としてかなり優れていたことが窺えます。
さて、ハに関しては、遊郭でこのような石碑が見つかります。
かなり過激な文言ですが、女性が初めて月氏一族の主権を握った、という状態は、女当主である蓮華と無関係ではなさそうです。
ただ蓮華の人物評や、傀儡状態から解放された時の発言を見るに、この石碑が蓮華のものであるとするのは、かなり無理のある説だと感じます。
(石碑それ自体は「物理的に彫り付けたもの」でなく「地獄内で何らかの思考が形となり、その場に遺されたもの」という認識なので、わざわざ手で彫ったわけではないのでしょうが)
この石碑について、次の項でもう少し深く考えてみましょう。
『月氏由来記』とリンクする事象
石碑の文言があまりに過激なので「風魔君が説教案件」とか思っていた私ですが、ふといつもの文献を思い出しました。
皆さんご存知『月氏由来記』、その中の「人々の心に邪神が棲みつき、争いの絶えぬ時代」というところです。これ自体は過去の伝説ですが、天ツ外主撃破の称号が「邪神討伐」であることを考えるに、天ツ外主の仕業とも考えることができます。そして天ツ外主は何より、今作の最終討伐目標です。27代に倒されるまでは、そこにいたと考えられます。
ひょっとして、石碑を立てた女当主は「天ツ外主に心を蝕まれていた」のかもしれません。石碑を傀儡となった蓮華の発言と考えるには、傀儡状態の蓮華の発言に知性がなさすぎるので、可能性として低いでしょう。
蓮華の他に女当主がいたとなると(公式で蓮華について「唯一の女当主」という表現がなかったので、ここでは恐らく他にもいると仮定しています)、以下のような流れが推測可能です。
1.月氏の中に天ツ外主の影響を強く受けた女子がおり、その子が20代以前の当主となる。あるいは、当主となってから後で、天ツ外主の影響を受けて過激思考となる。
2.地獄へ向かい、遊郭に心象が石碑として残る。
3.21代時点で「女子が家督を継ぐのが正統」とされ、蓮華が21代当主となる。
4.蓮華は過去の女当主の過激思想に疑問を持ち、可能性として地獄の存在に行き着く。
5.蓮華、地獄で行方不明になる。この時から傀儡状態となり、魂が地獄へ幽閉される。
6.27代が蓮華の救出に成功、地獄より魂が解放される(本作)
「倒せねばならぬ敵」とは?
館にいる蓮華に話しかけると、こう語ります。この台詞の「倒せねばならぬ敵」というのは何なのでしょうか?
台詞だけを見るとかなり意味不明ですが、先の流れを汲んだ場合、具体的な蓮華の討伐目標が見えてきます。それは、蓮華以前の女当主の心を狂わせた「何か」のことと思います。
石碑を立てたのが蓮華以前の女当主という可能性は話しましたが、仮にこれが20代当主、つまり蓮華にとって母親にあたる人物だとしたらどうでしょう。
男どもを地獄の鬼諸共殺せ、などという人物が身内にいるのは、正直良い気分ではないでしょう。天ツ外主の影響が後天的なもので、性格が様変わりしてしまったとしたら、母が突然豹変したという状況も考えられます。
それを踏まえて考えると、蓮華の目的は「過激思想に毒された母の救済」であった可能性があります。なおかつ、その過激思想が天ツ外主に影響されたものだとしたら、蓮華の最終目標もまた、天ツ外主の討伐ということになります。
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