月風魔伝その他、考察などの備忘録。
今宵も元気に月風魔!九曜です。
新作風魔伝リリースから、早いものでもう3ヶ月になろうとしています。
この3ヶ月、ほんとうに楽しくアーリーアクセスを遊び、考察をし、過ごしてきたのだなあと実感しきりです。
発表時からは4ヶ月なので、すごい勢いで4ヶ月間記事を書き続けたことになりますね…。
Discordの方でも楽しくやり取りさせて頂いてますが、公式コミュニティにある27代君立ち読みアイコンの使い勝手が良すぎて、何かもう日常のコミュニケーション全部にこれを使いたいです。青い鳥はDisLike実装するぐらいならこれ実装して。ほんと。
さて、本日の議題はこの「立ち読み27代」が見られる、地獄にあるこれについて。
これまでの考察記事で、見たことのある人も多いことでしょう。石碑です。
初回の今日は、まずこの石碑の概要を考えたのち、「荒波の大洞」で見ることのできる石碑のひとつについて調べていきたいと思います。
ステージの順序でいけば忌地が最初なのですが、私のPCが荒波の大洞とたいへん相性が悪いようで、奈落判定が仕事をせずフリーズ死するという関係で、これまでに石碑をひとつしか発見できていません。
今回は石碑の概要についても話をしたいので、数の少ない大洞の石碑も詰め込んでみた次第です。その代わり読解難易度は熟練者レベルでしたが…。
なお、石碑の成り立ちを述べる以上、最終面までのネタバレ大あり記事です。
荒波の大洞までしかクリアしていない方、本アーリーアクセスを未プレイの方はご注意ください。
新作風魔伝リリースから、早いものでもう3ヶ月になろうとしています。
この3ヶ月、ほんとうに楽しくアーリーアクセスを遊び、考察をし、過ごしてきたのだなあと実感しきりです。
発表時からは4ヶ月なので、すごい勢いで4ヶ月間記事を書き続けたことになりますね…。
Discordの方でも楽しくやり取りさせて頂いてますが、公式コミュニティにある27代君立ち読みアイコンの使い勝手が良すぎて、何かもう日常のコミュニケーション全部にこれを使いたいです。青い鳥はDisLike実装するぐらいならこれ実装して。ほんと。
さて、本日の議題はこの「立ち読み27代」が見られる、地獄にあるこれについて。
これまでの考察記事で、見たことのある人も多いことでしょう。石碑です。
初回の今日は、まずこの石碑の概要を考えたのち、「荒波の大洞」で見ることのできる石碑のひとつについて調べていきたいと思います。
ステージの順序でいけば忌地が最初なのですが、私のPCが荒波の大洞とたいへん相性が悪いようで、奈落判定が仕事をせずフリーズ死するという関係で、これまでに石碑をひとつしか発見できていません。
今回は石碑の概要についても話をしたいので、数の少ない大洞の石碑も詰め込んでみた次第です。その代わり読解難易度は熟練者レベルでしたが…。
なお、石碑の成り立ちを述べる以上、最終面までのネタバレ大あり記事です。
荒波の大洞までしかクリアしていない方、本アーリーアクセスを未プレイの方はご注意ください。
石碑はなぜそこにある?
そもそも、地獄に生成される石碑は、いつから、どうやって建ったのでしょう。
石碑に共通する特性としては、
1.人物、魑魅魍魎の言葉が独白形式で綴られている
2.ステージ内に一基ずつ建っているが、戦場跡より先には存在しない
3.調べると少量の素材、回復薬が得られる
などが挙げられます。
ひとつずつ、その特性の謎について考えてみましょう。
考察1-A:石碑の言葉は「物理的に彫られていない」説
27代君も蓮華も、決定アクションで石碑を見る仕草をするので、見ることのできる文章はあの石碑に書いてあると思われます。文字らしきものが青白く光っているので、あの部分が文章なのでしょう。
とはいえ、この石碑は「物理的にその場に建てられた」ものとは到底考えづらいです。というのも、
・何かしらの情報を伝えるというより、個人の考えをとりとめもなく綴ったものが多い
・石碑を残せる状況でないものも多数見受けられる(瀕死時など)
という点からです。
地獄に石碑に適した石があって、そこに何らかの力を用いて残したというよりは、地獄の何かしらの力が作用して、そこに石碑の形として個人の言葉が留まった、という方が近いでしょう。いわゆる残留思念というやつです。
文字が青白く光ることから、魂の一部が言霊としてその場に染みついた、と考えることもできます。
考察1-B:魑魅魍魎の石碑があるのはなぜ?
石碑を残すのは地獄に迷い込んだ人間だけではありません。魑魅魍魎のものと思しき石碑もいくつか、確認されています。
これらに関してもある程度の知能があり、その場に残留思念が生じる場合、石碑となるのだと思われます。「地獄の何かしらの力」が何なのかはわかりませんが、人も魑魅魍魎も区別なく、その場に言葉を残すことのできる仕組みになっているのでしょう。
考察1-Aで「文字が青白いのは魂の一部」説を挙げましたが、魑魅魍魎の中にも狂魔という、倒すと青白い魂を落とす強い個体がいるので、これについては矛盾するわけでもないと思われます。
考察2-A:戦場跡より先に、石碑が存在しない理由
前回の特番で、地獄のなりたちについて考察しました。
石碑の特性をよく調べることで、これについてさらに説得力のある説を立てることができました。それは「戦場跡から先は地獄ではなく、元々地上にあったもの」という説です。
地獄の石碑は、古の戦場跡より先には生成されません。戦場跡は嵐童と戦うだけの場所ですし、古宮都には石碑がありません。石碑を生成しているのが地獄の「残留思念を石碑にする」力とするなら、この二つは「そもそも地獄ではない、地獄の力がはたらかない」場所と見るべきです。
そもそも地獄でない、というのも経緯を見れば当たり前で、古宮都は2000年前に天ツがやってきた時封印された場所、戦場跡はそこに地続きの形で封印されてしまった、いずれも現実世界に過去存在していたもの、と結論づけることができます。
考察2+3:石碑がひとつしかない理由は?
地獄の石碑は、1ステージにひとつしか生成されません。ランダムで1ステージにつき5種類確認できるのですが、これらの石碑がすべて同時に出現したりすることもありません。毎回必ずひとつです。これには何か意味があるのでしょうか。
ゲームバランスという仕様上の問題に目を瞑れば、地獄というものが不安定な空間なので、多くの残留思念を同時には留めておけないのだと思います。
詳しくは後で話しますが、素材や薬が置いてあることから、地獄がひとつの層に石碑を生成できるエネルギー上限がひとつまで、ということも考えられます。
地獄が不安定な空間、ということに関しては、地形がランダム生成であることも関わってきそうな気がします。このランダム地形生成については後程、別の記事で考察を考えています。
考察3:素材や薬はなぜ手に入るのか?
最後に、石碑から手に入る素材と薬に関して考えてみましょう。
先人が遺していったもの……と好意的に見るには、魑魅魍魎の石碑が混じっていたりするので、矛盾が生じます。まさか魑魅魍魎がわざわざ、誰とも知れぬ来訪者のために回復薬を置いたりはしないでしょう。
これについては地獄のお金と貯蓄の心得の記事で触れましたが、地獄の物質変化を用いれば可能と思われます。
引用の記事で「地獄の物質を壊すとお金に変じる」という話を少ししましたが、この石碑についても似たようなことが起きている可能性があります。石碑を初めて読んだ時に出てくるので、素材を物質化するには読むという行為が必要なのでしょう。この石碑に関しては、物質を得るのに壊すという工程の代わり、読むという工程が必要なのだと思われます。
また、生命力を回復できる回復薬は、地獄においてはほとんどエネルギーの塊と思われます。
石碑から回復薬が出てくるイコール、石碑は回復薬を生成するほどの大きなエネルギーを持っているわけで、これは先の「石碑が乱立しない理由」にもつながってきます。石碑を生成するには莫大なエネルギーが必要なので、一層にひとつしか生成されないのでしょう。
なお、アーリーアクセス最初期の石碑は回復薬や素材の取得が完全ランダムだったことから、本来はそんなにぽんぽん薬や素材を吐き出すものでなかった可能性があります。その場合は、さらに追加で条件が必要だったり、ほんとうに一部だけ素材や薬が置かれていたりした可能性があります。
バランス的にこの仕様のまま発売となりそうですが、そうなったらなったで先の説だと思うことにします。
概要についてはこのへんで終わっておきましょう。
以降、ひとつしかスクショのできていない「荒波の大洞」の石碑についての考察です。他の情報で確認できている中だと、恐らく読解難易度最強クラスの石碑なので、変なこと言ってたら生温かい目で見てやってください。
石碑考察:荒波の大洞①「魂の易を立てらば…」
人物:仔細不明(月氏一族の陰陽師と思われる)
時期:アフター魔暦
こちら、問題の石碑です。
いやもう、何を言っているのかさっぱりわかりません。あまりにわからなくてDiscordで助けを求める始末です。私の学生時代の古文の成績は国語中最低。情けなや。
とりあえず、それらの情報も総合しながら、少しずつ解読していきましょう。
「魂の易を立てらば」:魂の占いをすると
もう既によくわからないのですが、易を立てる、といえば占いです。昨今はめっきり見なくなりましたが、棒をたくさん立てて「易」を観る占い師というものがいるので、「魂の易を立てる」は「魂の占いをする」だと思われます。魂の占いが、魂を鑑定するのか、魂を使って占うのかはよくわかりません。後者だと非人道的な気がするので、前者のような感じがほんのりします。
「稀に来し方の事なども知る」:稀に過去の事などを知る
来し方、というのは来た方向、魂の流れでいえば過去とか、前世とかを指します。よくある「我々はどこから来てどこへ行くのか」のイメージの「来た方向」です。
(英訳では「future(未来)と訳されているようですが、各種辞典を突き合せたところ過去で間違いなさそうなので、英語のほうが誤訳と思われます」)
魂占いなら「前世を見てあげよう」的な意味かもしれませんが、輪廻してなさそうな初代様もいることですし、とりあえずここでは「過去」で考えておきます。
「肉体ありし祖先」:肉体があった頃の祖先
突然何を言い出すのかという話ですが、これ初代様、つまり風魔君のことじゃないでしょうか。
石碑を立てた者が「祖先」と指していますが、石碑を立てた者は肉体を持たない…とは考えにくいです。幽霊になってから魂占いしてるのかもしれませんが、すぐ手前で「過去がわかる」と喋っているので、過去の出来事が見えているんだと思います。
なおかつ「肉体」に話の焦点がいっていることから、地獄にまだ肉体が残っている一族の祖先、つまり風魔君のことが見えているのではないかと。
もっと言えば、拙宅では「地獄用肉体で地獄行脚」説をとっているので、そのような技術が発達する前の、生身で地獄へ潜っていた祖先のことを指している可能性もあります。この場合は風魔君と限りません。
「あらぬ世の身命が争いし過去」:この世と異なる場所でいのちが争った過去
「あらぬ世」とは「この世でない別世界」の意味があります。その中にはいわゆるあの世も含まれるようなので、地獄を指すのかもしれません。先の文と組み合わせると、肉体があった頃の祖先が地獄で魑魅魍魎と戦っていた過去、とざっくり訳することもできます。
ただ、この「あらぬ世」に関してはもう一説考えることができます。この石碑の主が「祖先」「一族」という言葉を使っていることからして、アフター魔暦の月氏一族(おそらく、お抱えの陰陽師の家系)と思われますが、かれらの代では既にビフォー天ツの文明が滅び、世界は中世日本のような文明レベルであったと思われます。もし魂の易を通じて「ビフォー天ツ」時代の光景が見えたらどう評するでしょう?おそらく「異世界」と表現する気がします。ひょっとしたらこの光景は「天ツ来訪前の地上の戦争」を指すのかもしれません。
「その戦の果てがすなわち、一族の宿命の根源である」:その戦の果てにあるものがつまり、一族の宿命の根源である
長いのですが、ここはわかりやすいので一気に訳しました。
「一族の宿命の根源」はわかりやすく、天ツでしょう。地獄と月氏一族の繋がりは初代から始まった、と龍骨鬼の解説にありますが、実際は天ツの頃から月氏一族と関わりがあったと思われます。
「その戦」という指示語は「あらぬ世の身命が争いし」にかかります。先の項で解説した説はふたつあり、ひとつは月氏による地獄行脚、もうひとつは過去の地上の戦争です。
いずれにせよ、そこに潜む黒幕(果て)は天ツである、ということになりそうなので、どちらであっても意味の通る文章となります。
今回はすごく難しい石碑だったので、解読が難航しましたが、次回からはもっとあっさりやっていけると思います。
次回の地獄Twitter漫遊記は「忌地編」を予定しております。
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