月ノ下、風ノ調 - 【プチ検証】地獄は無血で制せるか? 忍者ブログ
月風魔伝その他、考察などの備忘録。
今日も元気に月風魔!九曜です。


たまにブログで言及しますが、STEAMのゲームらしく、新作風魔伝には色々な実績があります。
プレイヤー全体の実績取得割合なども見ることができますが、私が取得した実績の中で最もレアなのがこの終始一貫です。
取得時には全体の1.1%しか取得できていなかった実績で、未だに取得率が1%台です。
こちらの実績を簡単に取得できるテクニックもあるのですが、それは別の記事にとっておきます。なんとなく。

で、本日の議題はタイトルとなっております。
もっと簡単に言うと「ステージ内の敵を一切倒さず、ボスだけ倒して奥へ進む」という試みです。
この不殺プレイ、何かの実績に関わるかというと、そうではありません。短時間でクリアする実績はありますが、ボス以外スルーというものは特に話に聞きません。でも、できるプレイングならやろうと思ったわけです。思ったまではよかったんです。
実プレイでどうなったかは、追記からお読みいただけます。




そうだ、不殺の誓約でいこう
もともと争いごとが嫌いで、毎日毎日大量に魑魅魍魎を倒しているのがしのびなくなったので、いっそ誰も倒さないで進もう、というのが最初の思い付き。
とはいえ、敵をやり過ごすとドロップ品を拾う機会が減り、ボスを倒さなければステージ通過もできません。敵をスルーしそびれると、反撃もできないので一方的にボコられます。
そんなわけで定めた制約がこちら。

・道中の敵を傷付けない。怯ませるために一撃入れる、凍結効果のある副装備で凍らせる、もNG。戦傘での絶(よろけさせ)は傷つけないのでOK。
・ボス敵は例外的に倒してよい(ゲームが進まないので…)
・立札や灯篭など、オブジェクトの破壊はOK(場所により許可しないと進めないステージがあるため)からくり弓もオブジェクト扱いなのでOK。
・主武器、副装備は特に縛らないが、ボス以外を傷つけてはいけない。

こんな感じで、ひとまず難易度凡人で潜ってみることにしました。既に強化などほとんど済んでいる状態なので、回復薬も初期体力も多め、これなら何とかなる…かもしれない。
侍女が用意してくれた刀と手甲を持って、期待を胸に、いざ地獄へ。


敵が多すぎる!
片っ端から敵を倒して進んでいた時には感じませんでしたが、すべて傷付けないように進んでゆくと、まずはその数の多さに驚きます。特に密集地帯は、それぞれの敵の攻撃・移動タイミングが違うことも多いので、突っ切る時のタイミングを見極めないとかなり危険です。
緊急回避には一定時間の無敵こそあれど、連続で出していればずっと無敵というわけでなく、立ち上がり時にはダメージを受けます。ここに敵の攻撃が重なろうものなら、そのままピンボールの如く、敵にもみくちゃにされかねません。奈落や針山の近くであれば、迂闊な行動もできないわけです。

私のイメージとして、タイムアタックは道中の敵全スルーという感覚でいましたが、実際全スルーを決め込もうとすると、突入タイミングをはかるのにかなりの時間を要します。タイムアタックにおいては「必要な場面でのみ敵を素早く倒し、ほかの敵は無視する」というスタイルなのだと、実感した不殺行脚でありました。


危険を冒すか、強化を捨てるか
不殺行脚の場合、敵を倒さない前提なので、ドロップ武器の取得、狂魔からの魂の取得ができません。そうすると、道中での吸魂や武器取得は長持や商店頼みとなります。
ただ奥へ潜っていくだけなら、素早くボス鳥居を見つければいいのですが、不慣れな武器や攻撃力の低い武器を持っていったところで、ボスに勝てる見込みがありません。吸魂強化もまともにできない場合、体力などの強化ができず、準オワタ式になる可能性まであります。

となると、敵中にあっても長持は死ぬ気で取得し、吸魂機会や武器取得機会を増やすことになります。これが大変にしんどい。敵の複数うろついている長い通路に、大長持があった時などは涙目です。避けながら開け、避けながら取得し……武器解体をする暇はほとんどとれないので、持ち替えるかどうかの選択だけ迫られることもあるでしょう。


3ステージでギブアップ!
なるべく楽なステージを通ろうと、忌地→断崖→雪原まで駆け抜けましたが、雪原まで行ってギブアップしました。
理由は主に、

多数の敵密集地を通り抜けるプレイングは集中力が要る。うっかり主武器を振ったら終わりなので、気力が雪原で尽きた。
・4ステージ目は片や無限湧きの穢鼠、片やからくりだらけ+ぬらりひょん経の鬼畜ステージなので、不殺を維持していたらPC処理面で死ぬ危険性が高い。
・4ステージ目のボスはいずれも通常敵を召喚し、攻撃時に巻き込む恐れがある。

の、3つです。3番目に関してはボス討伐中ということで解禁でもいいでしょうが、2つ目までの理由がかなり重大で、ほんとクリアできる気がしません。





無血走破の証拠として、ステージ踏破段階のマップを撮影してみました(雪原は広いので2枚あります)
こうして見ると、ものすごく敵が多いです。普段は倒して進んでいるので、マップ上の敵の数も数えるぐらいですが、難易度凡人でもこれぐらいの敵に遭遇するということです。
すべてに対処する必要こそありませんが、初心者時代に何度も道中で死んでいたのは、この量の敵に対処する必要があったからなのだろうなあ…などと、しみじみ考えてしまいました。


何はともあれ、戦傘を持とう
この不殺行脚」をやろうというチャレンジ精神あふれる方のために、私の攻略所感も置いておきます。

敵対処について「戦傘での弾き返しによる絶(よろけさせ)を許可」しているので、少しでも楽にしたいなら傘を拾う必要があります。館から傘を持って出るのがベストですが、忌地の早い段階で拾えたらラッキーでしょう。
忌地で拾えないようならチャレンジ終了するか、拾えるまで敵を気合で避けていくしかありません。オススメはもちろん「瞬刻の業」技能のある月時雨です。

他の主武器や副装備は、ボスを倒すので、対ボス装備が良いでしょう。得意な主武器と副装備を揃えつつ、道中は戦傘と緊急回避で全避けしていくことになります。
スキル面では、敵中を掻い潜るための「生命力増強」「回復薬所持数増加」、少しでも良い武器を拾うために「初期武器品質上昇」「武器品質上昇」、商店を有効活用するため「金子の備え」「商店割引」などがあると良いでしょう。「守銭奴」なども取っておくと少し楽ができますが、通常プレイほど金子は拾えないので、気休め程度と考えた方が良いです。

ちなみに、レア技能「幸運」は、説明を見ると「敵の武器ドロップ率、伝書ドロップ率の上昇」とありますが、体感では拾える武器の品質(レア率)にも効果が乗っているような気がします。
純粋な運によるところもあると思うので、正しく検証できていませんが、拾えたら所持状態で長持を開けてみると、良い武器が拾えるかもしれません(※ここは調査中なので、マユツバ程度の認識でお願いします)


飛び道具持ち、浮遊系は要注意
対処で最も厳しいのは先に挙げた「敵密集地帯」ですが、ほかにも神経を使うようなところが多々あります。

例えば、飛び道具持ちは弾いて絶にできない上、遠目から延々と飛び道具を放ってきます。処理して安全確保もできないので、注意しながら進まなければなりません。足止めを食らった上、近くにいる敵にばちぼこ叩かれる危険があります。
また、三つ目首など地形無視で近寄ってくる浮遊タイプがかなり厄介で、オブジェクト破壊時に巻き込まないか気を揉んだり、一度避けてもまた近寄ってきたりで何度も回避する必要が出て来ます。今回は到達できませんでしたが、亜空の城塞では獅子頭に同じ思いをさせられるのでしょう。考えただけで胃が痛い!

ところで、今回双峰に行かなかったのでわからなかったのですが、化蝙蝠に食いつかれたら、振り払う(武器を使う)までずっと食いつかれっぱなしなんでしょうか?
ワープなどで振り切れる気もしますが、ちょっと気になります。大して痛くないので、今度検証してみようと思います。


普通に遊ぶのに飽きた方、色々やってみたい方はぜひこの「不殺行脚」、チャレンジしてみると良いと思います。
クリアまで行けたら相当の手練れです。私は強者~熟練者あたりをうろつきつつ、機会があれば凡人で不殺遊郭を目指したいと思っています。

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