月ノ下、風ノ調 - 秘湯で想う・その33~剥ぎ取れ?魑魅魍魎の素材考 忍者ブログ
月風魔伝その他、考察などの備忘録。
今宵も楽しく月!風魔!
余っているのに、神龍骨があると無性に買いたくなってしまう九曜です。
そんなわけで、本日の議題はこちら。


魑魅魍魎が落とす素材を使って、武器の開発や技能を解放していくことができるのですが、今回はこれについて…といっても、私たちが画面上で確かめられることには限度もありますので「素材の収集・保管」をメインに考えていきたいと思います。
素材をどうやったら武具の技能が解放されるのか、コレガワカラナイ。




素材の種類と大まかな違い
魑魅魍魎が落としたり商店で買える、あるいは長持などから得られる素材は、大まかに3種に分類できます。

1.魑魅魍魎の素材
爪、角、体液といった、魑魅魍魎から採れる素材です。
所持品一覧から確認することができますが、素材ごとに3段階の品質があり、品質の高いものほど取得しにくいようです。


例えば、牙は鬼牙→大鬼牙→大王鬼牙の順で、品質がよくなります。品質の低いものは下位スキル、品質の高いものは上位スキルを解放するのに使うようです。


魍魎絵巻では、どの魍魎から何が得られるか表示されます。キミ鱗あるの…?

2.武器の欠片

主武器・副装備を開発するのに必要な素材です。
主武器は、副装備は緑色で、欠片の内側には武器種の形が浮かんで見えます。
一定数を消費して、野営もしくは館で武器開発が可能です。

同じ素材を一定数消費で、順不同に武器が鍛造できることから「武器のパーツがパズルのピースのように落ちている」のではないのでしょう。
鍛造できるのが初回の一度きりであることから、館もしくは野営にあるベースの武器に、欠片を組み合わせることで新たな武器が生成できる、という仕組みなのかもしれません。物理法則その他もろもろを無視している感じになるので、断定はできませんが、そんな気がします。

3.精体鉱

緑色と黄色の2種類がある、勾玉のような形の光り輝く素材です。
これらは武器絡みでなく、鍛錬・秘伝スキルの解放に使います。鍛錬に使うのが、秘伝に使うのが黄色です。
スキル解放は武器開発と同じく、野営もしくは館でのみ解放が可能です。

ほかに得られるものとして「設計図」「伝書」「鍵」などがありますが、これらは素材とはまた別のものなので、今回は詳しく扱いません。


忌地の石碑考察で触れましたが、精体鉱の正体はどうも、魑魅魍魎の塩基情報のようです。
これを用いて「半永久的に」…つまり、スキル解放して永続的に能力を上昇させることができます。
石碑の主はなかなかのマッドサイエンティストですが、こういう所から進歩する技術もあるのでしょう。


素材はなぜ持ち帰れる?
地獄のお金と貯蓄の心得の考察で、地獄のお金を持ち帰ることができない理由について喋ったかと思います。実際、館にいる時は金子の表示項目自体がなく(=金子を持っていない、と判断できます)館に戻ってきた場合に金子を失ってしまう仕様について、4説ほど取り上げてお話しました。
金子と違い、素材は持ち帰ることができます。死んだ場合は持ち帰りスキルがあれば保証分を、ステージ途中の帰還ポイントから帰還した場合は所持している分すべて、保持したまま館で目覚めることができます。
もう既に疑問です。素材だって地獄のものなのですから、金子と同じく消えてもおかしくないのですが、27代君や蓮華は持ったまま戻ってくることができます。これはどういうことなのでしょう?

実はこの疑問、地獄のお金の項目でB説(地獄でのみ物質化)またはD説(重くて持てない)以外を採用していれば、あっさり解決します。
A説ならば素材としての利用価値がある」わけですから、館に貯蔵されることになるわけです。お金より魑魅魍魎の素材の方が大事と考えると、かなり感覚がアレですが…。
C説なら、「金子の備え」スキル保持状態のように、適切な管理方法で管理すれば問題ないでしょう。

持ち帰ることができるとして、死んだ場合の処理と、帰還した場合の処理を考えてみましょう。
死んだ場合はスキル「素材持ち帰り」「精体鉱持ち帰り」のレベルに応じ、入手したうちの一定割合を持ち帰ることができます。スキル書の名前はそれぞれ「兵站の兵法書」「冥府の関所手形」ですが、前者はともかく後者は明らかに死んでいる系の書物です。


内容もこの通り(アップデート前の画像ですが、記述内容は大きく変わってない…はず)
関所手形というぐらいなので、素材を持ったまま冥府から戻っても大丈夫…ぐらいのニュアンスなのかもしれません。

帰還した場合は、すべての素材を持ち帰ります。
帰還ポイントから素材を館に送っている、あるいは帰還ポイントを通る時は素材を持ったままでOK、といったところでしょう。


素材をたくさん持てる理由
次に、素材を持つ段階の疑問について。
あまりにたくさん素材を拾うと、すべて抱えて戦うには、ちょっと大変に見えます。にも関わらず、27代君は素材を余して置いていったり、持ちきれなくなるということがありません。これはどういうことなのでしょう。
本来、熟練者等でマラソンして平均収拾素材数などを報告するべきなのですが、調査が追い付いていないので、とりあえずこのテの数値データの追記は、未来の私に任せることにしましょう。今回はもっとソフトな面から考えていきます。

可能性としてまず考えられるのは、大量の素材でも普通に収集できるということです。初代の風魔君が米俵を3つ一度に持てることですし、細身の蓮華でも普通に鈍器を扱えるので、月氏一族は全員が平均以上の筋力を備えていると見えます。
そこから考えると、背に負う、胴に巻くなどして動く邪魔にならないよう持ち歩くことができれば、さほど戦いに支障をきたさないのかもしれません。さすがに、ちょっとした革袋などに全部を詰め込むのは大変でしょうが。

また、持ち歩くための道具に何らかの呪法が込められていて、重量や体積を減らせる可能性もあります。四次元ポ〇ットさながら、異空間に貯蔵できる類のものかもしれません。過去に魔性のコマの考察で、コマをどうやって持ち歩いているのか考えたりしましたが、初代の頃から月氏一族はとにかく持ち歩くものが多い気がします。千年が経ち、副装備に呪法で追加効果をつけたりできる技術レベルになっているので、そんな便利な道具があってもおかしくはありません。

最後に、素材を「形のまま」収集していない可能性にも触れておきましょう。鬼の牙や魍魎に生えた角など、そのままだとかさばったり重かったりというものが、月氏の特殊な技術によって収集しやすい形に変化し、持ち歩ける…というものです。
これは先に出した忌地の「魑魅魍魎から塩基情報を~」の石碑を下敷きに考えているのですが、魑魅魍魎の塩基情報を精体鉱として収集するように、魑魅魍魎の素材も何らかの加工をして収集している可能性があるわけです。
もっとも、加工後のものが手に入った結果の「精体鉱」や「武器の欠片」ということもありそうなので、素材に関してはそのまま収集している気がしなくもないです。あくまでも私の感覚ですが。


館と野営で「強化」ができるワケ
まず初めに、こちらの画像をご覧ください。

1枚目は技能解放の時、解放技能に必要な素材の一覧と、所持数が達していて解放できる、という図です。
2枚目は、その時所持していた鉄針毛の内訳で、右下を見て頂ければわかるのですが、現在所持0、館貯蔵152です。加えて背景を見て頂くとわかるように、ここは館でなく月氏の野営です。

何が言いたいのかと申しますと、館から出てきているのに、館に貯蔵してある素材も含めたトータル分を地獄で使えるというのが、とても不自然に感じるわけです。現在の鉄針毛の所持数は0なので、鉄針毛15を使う技能の解放は本来不可能なはず。地獄に行く際、館にある素材すべてを持って地獄へ行っている…ということもないでしょう。
では、どうして地獄内部にあるはずの月氏の野営で、館に貯蔵してある素材を使うことができるのでしょうか?

これに関して私は「何らかの技術を用いて、館と野営では素材の共有ができる」という説を考えています。
気になりつつもまだ考察の進んでいないワープ鳥居や、古宮都でいきなり出てくるのに「転送装置のようだ」と27代が判断できる装置の存在から、月氏一族は少なくとも転送技術について、ある程度の技術・知識があったのではないかと推測できます。
それらを用いることで「館の貯蔵庫」と「月氏の野営」の間で素材を共有し、必要分を館から引き出すことができる技術を有しているのではないでしょうか。
最近のアップデートで、商店に活性化してくれる絡繰り女が居候し始めましたが、武器鋳造や鍛錬・秘伝などを扱う絡繰り女は、相変わらずステージ間の野営にしか存在しません。設備がないと素材の共有ができず、武器鍛造等ができる環境が整わないのだと思われます。


ちなみに、非常にどうでもいい要望として置いたのですけれども、本来は武器鋳造・技能開放などをしてくれる絡繰り女が野営の所におり、活性化等をする絡繰り女は特に野営のところにいる必要がないのではないでしょうか。
現在の立ち位置を見るとどうも逆に感じて仕方ないので、意図があってそうしているというのでないなら、逆の方がしっくりくる気がします。とはいえ、技能解放→活性化の流れの方がやりやすいと思うので、野営をもう少し手前に持ってくるのが良さそうな…。

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