月風魔伝その他、考察などの備忘録。
今日も元気に月氏奥義・大華輪!
吸魂強化はとりあえず生命力に3振る九曜です。
本日の議題ですが、こちらの考察の補足となっております。
秘湯で想う② 魂を食べるという話
追記で詳しい話をする前に、概要をば。
原作風魔伝においては体力回復要素だった魂が、新作風魔伝においては「吸魂システム」として刷新されています。
こちらがその吸魂ゲージとなります。ステージ中で拾える魂を使って、1つあれば主武器強化、2つあれば副装備強化……というように、プレイヤーの能力強化を行うことができます。
注意点としては、魂が手元に2つあるからといって、主武器強化を2度行うことはできないということです。吸魂した数と強化タイミングによって効果が変わるので(グラ○ィウスと同じ方式のようです)狙った効果まで溜まったら即強化する必要があります。
システム面の詳しい説明については、前回の記事で説明していますので、攻略上の話を知りたい方はそちらをどうぞ。
で、今回何をどう秘湯しようと思ったかというと、初代の頃はこんな芸当できませんでした。吸魂強化は恐らく、地獄監視の方法を確立するにあたり、月氏一族が研究してきた成果の一部だと思われます。
それでは、追記にてもっと具体的な話をしていきましょう。
吸魂強化はとりあえず生命力に3振る九曜です。
本日の議題ですが、こちらの考察の補足となっております。
秘湯で想う② 魂を食べるという話
追記で詳しい話をする前に、概要をば。
原作風魔伝においては体力回復要素だった魂が、新作風魔伝においては「吸魂システム」として刷新されています。
こちらがその吸魂ゲージとなります。ステージ中で拾える魂を使って、1つあれば主武器強化、2つあれば副装備強化……というように、プレイヤーの能力強化を行うことができます。
注意点としては、魂が手元に2つあるからといって、主武器強化を2度行うことはできないということです。吸魂した数と強化タイミングによって効果が変わるので(グラ○ィウスと同じ方式のようです)狙った効果まで溜まったら即強化する必要があります。
システム面の詳しい説明については、前回の記事で説明していますので、攻略上の話を知りたい方はそちらをどうぞ。
で、今回何をどう秘湯しようと思ったかというと、初代の頃はこんな芸当できませんでした。吸魂強化は恐らく、地獄監視の方法を確立するにあたり、月氏一族が研究してきた成果の一部だと思われます。
それでは、追記にてもっと具体的な話をしていきましょう。
魂とは何ぞや?
まず、そもそも原作風魔伝と新作風魔伝の「魂」はどれほど違うのでしょうか?
ざっくりと表にまとめてみると、
こんな具合です。
これらの魂は、魂というぐらいなので、何らかの生命の源と考えられます。
『月風魔伝』の魂は、敵を倒すと一定確率で出現します。
色は白、倒した地点から生じ上へのぼってゆくので、もたついていると取りそびれます。
効果は体力の小回復、能力に影響を及ぼしたりはしません。
『月風魔伝UM』の魂は、道中の長持(大)や、狂魔を倒した時に出現します。
青白く発光しており、上へのぼっていくことはありません。その場に置かれたように留まるので、取りそびれることもないでしょう。
これらの差から見るに、両者はどちらも「魂」という呼称でありながら、性質が違うように思われます。
たとえばゲームブック『魔暦元年の戦い』では、「青白い魂の干物」が通常と別に存在します。魂の干物より回復効果が高く、通常より強い魂を加工したもの…これ、ひょっとしたらヒントになっていませんか?
というのもこれらの特徴、UMの魂と一致する部分があるのです。まず狂魔が落とすというのがそれで、狂魔は通常の魔物より能力の高い、強い魔物です。魂だって強いかもしれません。
また、長持(大)には、主武器と一緒に魂が入っています。武器を携え地獄へ向かった者の魂が、遺品とともにそこへ納められている…さながら棺桶であると考えるなら、その魂が強いという可能性は高いでしょう。
魂の挙動が違うのは、場所の問題?
原作風魔伝と新作風魔伝の大きな違いのひとつに、魂の挙動の違いがあります。
原作においては魂が上へのぼってゆくのに対して、新作ではその場に留まります。新作でものぼっていったら取りづらい、というシステム面の問題はさておき、同じ魂というなら、どうして挙動に差があるのでしょう?
考える切り口として、ロケーションの違いが挙げられます。原作風魔伝で戦いの舞台となっているのは魔の四島、私の持論においては「地上において地獄の領土と化した場所」です。いちおう現実世界である、というのが私の考えです。
それに対し、新作風魔伝の戦地は地獄内部です。地上とことわりが違うのみならず、「地獄に堕ちる」という表現があるように、そこにいる魂が成仏するまでは縛り付けられてしまう、ということも想像に難くありません。
これらのことから推察するに、
『月風魔伝』…地上の魔物を倒すと肉体を失い魂となる。魔物は倒されると成仏するため、魂は天へのぼる。
『月風魔伝UM』…かつて地獄に取り込まれた人間や、強力な魔物の魂が存在する。地獄内の魂は成仏するまで地獄を抜け出すことができないため、物理的に解放されただけではその場に留まるのみ。
上記のような差異が生まれ、それぞれの挙動が違うという結果になると言えそうです。
なお、27代君や蓮華が地獄から館へ戻る時、魂がのぼってゆく描写があります。
上へ向かう=地獄を抜け出す、ということだと思われるので、死者が成仏するのとは別に、月氏は意図的に魂を地上へ戻すなんらかの術(すべ)を会得しているのでしょう。
戦場跡で嵐童を倒した時にも、魂がのぼってゆく描写があるのですが、あれは倒されて成仏したと見るべきか、あるいは…?
吸魂強化と回復薬の謎
さて、次は効果が違う話をしましょう。初代の頃は回復しかできなかった魂で、27代君は強化ができます。これについても、なぜなのか考えてみたいと思います。
ヒントになりそうなものとして、新作風魔伝でも魂を使った体力回復ができます。具体的には、4つ集めて吸魂強化で回復薬を生成できます(スクリーンショットは石碑のものですが、ちょうどいい画像がなかったので説明がてらこれで…)
回復量は体力の半分、初期から持っている回復薬と同程度です。原作風魔伝の魂では4つ取っても半分も回復できません。しかし新作風魔伝の魂は「青白い」、つまり通常の魂より強力です。4つもあれば、強力な回復薬として作用するのでしょう。
逆に考えて、1つを回復量1/8の回復薬として、あるいは8つを全回復する回復薬として使用することはできないのでしょうか。これについては、8つの方はもっともらしい説明がつきます。そもそも吸魂ゲージが4種しかないことから、月氏の技術を以てしても、5つ以上の魂を同時に所持することができないのでしょう。5つ以上吸うと、魂は「魂の記憶」に変化してしまいます。
1つを少量の回復薬として…というのは、なぜ無理なのだろうと思ってしまいますが、1~3つの状態で主武器や副装備、生命力強化の効果が得られることから、1~3つの魂で回復薬を生成するのは「効率が悪い」のかもしれません。実際、地獄行脚に慣れてくると、主武器や副装備を強化した方が戦いやすい場合もあるので、「1~3個の魂でそれに応じた回復量の回復薬を」といった方式でなくなった可能性があります。
あるいは、1つの魂だけでは体力を1/8も回復できず、4つ揃ってまともに回復薬として機能する、という類のものである可能性もあります。例えとして良いかわかりませんが、一合炊きのご飯より一升炊きのご飯の方が美味しいみたいな、そんな…?
強化については、初代から27代まで1000年あるので、その間に地獄監視を兼ねて月氏の技術が進歩したと見るのが自然です。忌地の石碑で魑魅魍魎から塩基情報を取り出しているものもありましたし、月氏は地獄の監視をしながら代を重ねる中で、魑魅魍魎に対抗する技術を発展させてきたのでしょう。
何より「青白い魂」には恐らく強いエネルギーが含まれています。初代から間もない頃は回復にのみ使われていたのが、どこかの代で「他の用途に使えないか?」と研究されたのでしょう。特に狂魔から採取できることから、能力を増強する手段として研究されたのが、主武器や副装備、生命力強化といった強化技術なのだと思います。
吸魂強化と「あの鎧」の関係
冒頭にリンクを貼った考察で、私は魂の利用方法について「食べる」という可能性を提示していました。が、今作ではもちろんそんな描写がないどころか、吸魂の方法のヒントになるものが出ています。それは27代君が着ているあの鎧、中身が入っているか心配なぐらい、胴が青白く光っています。
主武器や副装備を強化した際には、カッと光が強くなります。
また異空間で蓮華や残滓を倒した際に、魂の光を得る際にも、鎧に吸い込ませているように見えます。
これらの描写より、どうも「あの鎧」が魂を吸い込んでいるように思えてならないのです。蓮華は鎧は着ていませんが、腰帯と肩当てにそれらしきパーツが見えます。あれらが吸魂をする機構だとしたら、まだ未実装のほかの当主もそれらしきものを身に着けているので、それを利用して吸魂できるのでしょう。
風魔君の時代には吸魂強化システムはありませんでしたが、鎧に顔がついていたりついていなかったりするので、一応同じ感じの強化をしようとすればできたかもしれません。
「けん」の強化は「主武器強化」なのか?
さて、最後にこの項目について考えてみましょう。先に「初代では魂で回復しかできない」と言いましたが、よく考えたら原作風魔伝にも強化要素があります。切れば切るほど威力の上がる「けん」は、新作風魔伝の主武器強化にソックリです。(過去に雑な考察と雑な検証をしたので、よかったらご覧ください)あれは吸魂と何かしら関係あるのでしょうか?
といっても、「けん」ゲージ自体は魂取得数と関係なさそうですし、そのへんをウロウロ迷子になっているだけで育っていることが多い印象です。が、私はここでひとつの可能性を提唱します。27代のように意図的に強化するのでなく、制御不能で自然に強化されているのだったら…?
この説について、原作風魔伝の敵の魂出現が確定でない、というのを根拠にしたいと思います。同じように存在する魔物の、一部だけ魂がないということは考えにくいのに、魂が確定でなくランダムにしか出現しないのはどういうことなのか。少し考えて思い当たったのは、風魔君の剣なり鎧なりが魂を吸ってしまう(=意図せず吸魂する)ということです。
本来、風魔君が魂を取得した場合は回復します。プレイヤーが動かして取得することからしても、これは「意図的な取得」であり、風魔君としても回復目的での取得だという認識でいるでしょう。では、風魔君が意図しない形で取得した「本来存在したはずの魂」はどうなるのか?というと、これこそが「主武器強化」の原型ではないかと思うのです。
剣あるいは鎧が勝手に吸魂し、そのまま吸魂強化が発現することで「けん」の威力が上がる…これは「主武器強化」です。そして、新作風魔伝で主武器強化に必要な吸魂の数は、1つです。取得したそばから強化が発動すれば、勝手に主武器が強化されていく、この挙動は新作風魔伝でも共通…といえませんか?
原作風魔伝で初代の風魔君が制御できなかった「主武器強化」の部分が後世になって研究され、さらに「副装備強化」の方法も発見され…それで1000年後、新作風魔伝のあの形に収まったとしたら、すごく原作を意識していて素敵だなあ、と思ったりするわけです。
まず、そもそも原作風魔伝と新作風魔伝の「魂」はどれほど違うのでしょうか?
ざっくりと表にまとめてみると、
こんな具合です。
これらの魂は、魂というぐらいなので、何らかの生命の源と考えられます。
『月風魔伝』の魂は、敵を倒すと一定確率で出現します。
色は白、倒した地点から生じ上へのぼってゆくので、もたついていると取りそびれます。
効果は体力の小回復、能力に影響を及ぼしたりはしません。
『月風魔伝UM』の魂は、道中の長持(大)や、狂魔を倒した時に出現します。
青白く発光しており、上へのぼっていくことはありません。その場に置かれたように留まるので、取りそびれることもないでしょう。
これらの差から見るに、両者はどちらも「魂」という呼称でありながら、性質が違うように思われます。
たとえばゲームブック『魔暦元年の戦い』では、「青白い魂の干物」が通常と別に存在します。魂の干物より回復効果が高く、通常より強い魂を加工したもの…これ、ひょっとしたらヒントになっていませんか?
というのもこれらの特徴、UMの魂と一致する部分があるのです。まず狂魔が落とすというのがそれで、狂魔は通常の魔物より能力の高い、強い魔物です。魂だって強いかもしれません。
また、長持(大)には、主武器と一緒に魂が入っています。武器を携え地獄へ向かった者の魂が、遺品とともにそこへ納められている…さながら棺桶であると考えるなら、その魂が強いという可能性は高いでしょう。
魂の挙動が違うのは、場所の問題?
原作風魔伝と新作風魔伝の大きな違いのひとつに、魂の挙動の違いがあります。
原作においては魂が上へのぼってゆくのに対して、新作ではその場に留まります。新作でものぼっていったら取りづらい、というシステム面の問題はさておき、同じ魂というなら、どうして挙動に差があるのでしょう?
考える切り口として、ロケーションの違いが挙げられます。原作風魔伝で戦いの舞台となっているのは魔の四島、私の持論においては「地上において地獄の領土と化した場所」です。いちおう現実世界である、というのが私の考えです。
それに対し、新作風魔伝の戦地は地獄内部です。地上とことわりが違うのみならず、「地獄に堕ちる」という表現があるように、そこにいる魂が成仏するまでは縛り付けられてしまう、ということも想像に難くありません。
これらのことから推察するに、
『月風魔伝』…地上の魔物を倒すと肉体を失い魂となる。魔物は倒されると成仏するため、魂は天へのぼる。
『月風魔伝UM』…かつて地獄に取り込まれた人間や、強力な魔物の魂が存在する。地獄内の魂は成仏するまで地獄を抜け出すことができないため、物理的に解放されただけではその場に留まるのみ。
上記のような差異が生まれ、それぞれの挙動が違うという結果になると言えそうです。
なお、27代君や蓮華が地獄から館へ戻る時、魂がのぼってゆく描写があります。
上へ向かう=地獄を抜け出す、ということだと思われるので、死者が成仏するのとは別に、月氏は意図的に魂を地上へ戻すなんらかの術(すべ)を会得しているのでしょう。
戦場跡で嵐童を倒した時にも、魂がのぼってゆく描写があるのですが、あれは倒されて成仏したと見るべきか、あるいは…?
吸魂強化と回復薬の謎
さて、次は効果が違う話をしましょう。初代の頃は回復しかできなかった魂で、27代君は強化ができます。これについても、なぜなのか考えてみたいと思います。
ヒントになりそうなものとして、新作風魔伝でも魂を使った体力回復ができます。具体的には、4つ集めて吸魂強化で回復薬を生成できます(スクリーンショットは石碑のものですが、ちょうどいい画像がなかったので説明がてらこれで…)
回復量は体力の半分、初期から持っている回復薬と同程度です。原作風魔伝の魂では4つ取っても半分も回復できません。しかし新作風魔伝の魂は「青白い」、つまり通常の魂より強力です。4つもあれば、強力な回復薬として作用するのでしょう。
逆に考えて、1つを回復量1/8の回復薬として、あるいは8つを全回復する回復薬として使用することはできないのでしょうか。これについては、8つの方はもっともらしい説明がつきます。そもそも吸魂ゲージが4種しかないことから、月氏の技術を以てしても、5つ以上の魂を同時に所持することができないのでしょう。5つ以上吸うと、魂は「魂の記憶」に変化してしまいます。
1つを少量の回復薬として…というのは、なぜ無理なのだろうと思ってしまいますが、1~3つの状態で主武器や副装備、生命力強化の効果が得られることから、1~3つの魂で回復薬を生成するのは「効率が悪い」のかもしれません。実際、地獄行脚に慣れてくると、主武器や副装備を強化した方が戦いやすい場合もあるので、「1~3個の魂でそれに応じた回復量の回復薬を」といった方式でなくなった可能性があります。
あるいは、1つの魂だけでは体力を1/8も回復できず、4つ揃ってまともに回復薬として機能する、という類のものである可能性もあります。例えとして良いかわかりませんが、一合炊きのご飯より一升炊きのご飯の方が美味しいみたいな、そんな…?
強化については、初代から27代まで1000年あるので、その間に地獄監視を兼ねて月氏の技術が進歩したと見るのが自然です。忌地の石碑で魑魅魍魎から塩基情報を取り出しているものもありましたし、月氏は地獄の監視をしながら代を重ねる中で、魑魅魍魎に対抗する技術を発展させてきたのでしょう。
何より「青白い魂」には恐らく強いエネルギーが含まれています。初代から間もない頃は回復にのみ使われていたのが、どこかの代で「他の用途に使えないか?」と研究されたのでしょう。特に狂魔から採取できることから、能力を増強する手段として研究されたのが、主武器や副装備、生命力強化といった強化技術なのだと思います。
吸魂強化と「あの鎧」の関係
冒頭にリンクを貼った考察で、私は魂の利用方法について「食べる」という可能性を提示していました。が、今作ではもちろんそんな描写がないどころか、吸魂の方法のヒントになるものが出ています。それは27代君が着ているあの鎧、中身が入っているか心配なぐらい、胴が青白く光っています。
主武器や副装備を強化した際には、カッと光が強くなります。
また異空間で蓮華や残滓を倒した際に、魂の光を得る際にも、鎧に吸い込ませているように見えます。
これらの描写より、どうも「あの鎧」が魂を吸い込んでいるように思えてならないのです。蓮華は鎧は着ていませんが、腰帯と肩当てにそれらしきパーツが見えます。あれらが吸魂をする機構だとしたら、まだ未実装のほかの当主もそれらしきものを身に着けているので、それを利用して吸魂できるのでしょう。
風魔君の時代には吸魂強化システムはありませんでしたが、鎧に顔がついていたりついていなかったりするので、一応同じ感じの強化をしようとすればできたかもしれません。
「けん」の強化は「主武器強化」なのか?
さて、最後にこの項目について考えてみましょう。先に「初代では魂で回復しかできない」と言いましたが、よく考えたら原作風魔伝にも強化要素があります。切れば切るほど威力の上がる「けん」は、新作風魔伝の主武器強化にソックリです。(過去に雑な考察と雑な検証をしたので、よかったらご覧ください)あれは吸魂と何かしら関係あるのでしょうか?
といっても、「けん」ゲージ自体は魂取得数と関係なさそうですし、そのへんをウロウロ迷子になっているだけで育っていることが多い印象です。が、私はここでひとつの可能性を提唱します。27代のように意図的に強化するのでなく、制御不能で自然に強化されているのだったら…?
この説について、原作風魔伝の敵の魂出現が確定でない、というのを根拠にしたいと思います。同じように存在する魔物の、一部だけ魂がないということは考えにくいのに、魂が確定でなくランダムにしか出現しないのはどういうことなのか。少し考えて思い当たったのは、風魔君の剣なり鎧なりが魂を吸ってしまう(=意図せず吸魂する)ということです。
本来、風魔君が魂を取得した場合は回復します。プレイヤーが動かして取得することからしても、これは「意図的な取得」であり、風魔君としても回復目的での取得だという認識でいるでしょう。では、風魔君が意図しない形で取得した「本来存在したはずの魂」はどうなるのか?というと、これこそが「主武器強化」の原型ではないかと思うのです。
剣あるいは鎧が勝手に吸魂し、そのまま吸魂強化が発現することで「けん」の威力が上がる…これは「主武器強化」です。そして、新作風魔伝で主武器強化に必要な吸魂の数は、1つです。取得したそばから強化が発動すれば、勝手に主武器が強化されていく、この挙動は新作風魔伝でも共通…といえませんか?
原作風魔伝で初代の風魔君が制御できなかった「主武器強化」の部分が後世になって研究され、さらに「副装備強化」の方法も発見され…それで1000年後、新作風魔伝のあの形に収まったとしたら、すごく原作を意識していて素敵だなあ、と思ったりするわけです。
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