月風魔伝その他、考察などの備忘録。
今宵も元気に月氏一族!
Switch版で強者火薬玉縛りをクリアした九曜当主です。
吸魂はいつも通り生命力に3振った後、副装備に25。8カウントぐらいで大華火がリチャージできて助かりました。
さて本日の議題、タイトルからは非常にわかりづらいのですが、まずはこちらをご覧ください。
地獄によくある長持(大)と、付近に柳と思しき木が生えている、なんかいい感じの風景です(九曜当主は「映えスポット」と呼んでおります)。で、よくよくこれを観察すると、背後に仏像らしきものが見えます。
ここまでで「ステージによくある、それっぽい雰囲気を出すオブジェ」だと思った方、こちらもご覧ください。
これは遊郭にて。建物の中だろうがどこであろうが、この仏像、いつでも長持の後ろにひっそり建っているのです。これ、すごく不思議じゃありませんか?
そんなわけで、今回はこの「長持の後ろにある仏像」と、長持や魂の不思議を探っていこうと思います。
ちなみに、考察記事については基本的に「その時点での製品版をクリア済」という前提でお話していこうと思います。話の中で最終ステージ等にも触れますので、まだ未見の方はぜひクリアしてからご覧ください。
Switch版で強者火薬玉縛りをクリアした九曜当主です。
吸魂はいつも通り生命力に3振った後、副装備に25。8カウントぐらいで大華火がリチャージできて助かりました。
さて本日の議題、タイトルからは非常にわかりづらいのですが、まずはこちらをご覧ください。
地獄によくある長持(大)と、付近に柳と思しき木が生えている、なんかいい感じの風景です(九曜当主は「映えスポット」と呼んでおります)。で、よくよくこれを観察すると、背後に仏像らしきものが見えます。
ここまでで「ステージによくある、それっぽい雰囲気を出すオブジェ」だと思った方、こちらもご覧ください。
これは遊郭にて。建物の中だろうがどこであろうが、この仏像、いつでも長持の後ろにひっそり建っているのです。これ、すごく不思議じゃありませんか?
そんなわけで、今回はこの「長持の後ろにある仏像」と、長持や魂の不思議を探っていこうと思います。
ちなみに、考察記事については基本的に「その時点での製品版をクリア済」という前提でお話していこうと思います。話の中で最終ステージ等にも触れますので、まだ未見の方はぜひクリアしてからご覧ください。
「地獄」の雑なおさらい
死者の地獄堕ちについては、近所のお寺の地獄絵図を見たぐらいですが、基本的には死者の全部が地獄へ行くわけでなく(当たり前ですね)、生前に悪行をはたらいた者が戒めとして堕とされる場所、だそうです。
悪行というにはあまりに不可抗力ですが、親を置いて死んだ子などは賽の河原で延々と石を積み、積み上げても鬼が崩してしまう……というのは有名な話です。
地獄を題材にした作品では、その詳細な区分が語られることもありますが、私はほんとに月風魔伝ぐらいしか知識がないので、そういった話は詳しい方にお任せします。
死者の地獄までの道筋をざっと見てみると、
1.三途の川を渡る(渡し賃として六文が必要とされます)
2.脱衣婆に生前の衣を脱がされ、衣領樹に掛けられる(生前の罪の重さにより、掛ける高さが違うとのこと)
3.閻魔様の前で裁きを受ける。
4.罪の有無や重さに応じて、しかるべき場所へ送られる。
専門家でもないので、本当~に雑ですが、大体こんな流れになります。
断崖の背景など、まさに地獄絵図の光景が広がっており、一般的に思い描く地獄そのものです。
忌地や断崖で見られる柳らしき木は、地獄で死者の衣を掛ける「衣領樹」なのかもしれません。ひょっとしたら、原作風魔伝の祠などにいる婆が、脱衣婆であった可能性も…?
前にお話したかもしれませんが、館と忌地へつながる鳥居の間には、川が流れています。このモチーフが「三途の川」ではなかろうか、とDiscordかどこかで考察されていた方もおり、私はよく気づくなぁと感心しきりでした(考察寄り当主失格の可能性)
ともあれ、新作風魔伝における「地獄」はまさに地獄といった場所のほか、遊郭や城塞などおよそ地獄に似つかぬ施設や、戦場跡、古宮都などの「かつて現実世界にあった場所」などを内包しています。
その上で、長持(大)とそこにある仏像の意味を考えてみましょう。
長持の中身は「救済された」魂?
地獄に堕ちた魂が一切救済されないのかというと、救済方法が2つほどあるようです。
ひとつは、生者が故人を思い供養すること。一般的には故人の法事・法要・墓参りなどが挙げられ、独り身の故人など無縁仏は、施餓鬼などでまとめて供養します。
ふたつは、地獄に堕ちた当人が熱心に祈ること。苦痛に耐えながら念仏を唱えたりして祈ることで、救いに繋がることがあるそうです。
地獄絵図には、仏や菩薩などが一緒に描かれているものもあります。地獄絵図は何も、趣味の悪い人間がR17+が好きで描いたというわけでなく(趣味で描いた人もいるんでしょうかね…?)、地獄がなくなる、あるいは地獄に堕ちた人々が救済される、という願いを込めて描かれたものもあるとのことなので、その願いの表れなのだと思います。
さて、ここで話を新作風魔伝の長持(大)と、仏像に戻しましょう。
長持(大)には必ず、魂が入っています。ボス後のみ4つ入りですが、あれらも魂です。魂の入っている長持と背後の仏像、そしてここは地獄……ということを考えるに、どうやらこの魂は、地獄において救済あるいは、神仏によって保護されたもの、という意味合いが強そうに感じます。
アプデ後のローディング画面が高速すぎて撮れないので、アプデ前のスクショより。
業火の断崖の解説に「死体は焼けたが魂は苦しみ彷徨っている」というニュアンスの文が見えます。地獄に囚われている魂は、たくさんあることでしょう。あちこちに死体が転がっていたり、当主が次々と冥府を下っていたことから考えて、魂そのものは溢れんばかりに、地獄のあちらこちらにあると思われます。
しかし、27代君や蓮華が吸魂できる魂は、長持から得られるものと狂魔の落とすものに限られています。このうち長持においては、背後に仏像と思しき建立物があることから、それらによって救済・浄化された「きれいな魂」なのでしょう。
狂魔から得られる魂は、正確には魑魅魍魎の魂ではなく、魑魅魍魎に囚われていた「本来はきれいな魂」なのだろうと推測できます。大太郎坊や手長足長のように、もともと人間だったものが魑魅魍魎に憑りつかれるといったこともあるので、狂魔はそれらの亜種なのかもしれません。強く清らかな魂が魑魅魍魎に憑りつかれることで、強い力を持った魍魎と化してしまうのでしょう。
この場合は仏像こそ付近にありませんが、プレイヤー(風魔や蓮華)が魑魅魍魎を倒し救済している、と考えることで、つじつまを合わせることができます。
ほかの魂、例えば魑魅魍魎そのものの魂だとか、浄化されずその辺を彷徨っているような魂では、吸魂強化の用途に使えないのでしょう。一般的魍魎を倒しても素材や精体鉱、金子しか得られないというのは、ひょっとしたら、そういうことなのだと思います。
ボスエリア長持に魂4つ、の理由
先の項目で、道中の長持(大)には必ず魂が入っていること、ボス戦後の長持(大)には魂が4つ入っていることを説明しました。どうしてボスエリアにある長持だけ、こんなに魂がたくさん入っているのでしょうか?
システム上そこで回復薬を出せるように…というのは今回の考察上、強ち間違いでもなく、これら4つの魂は「月氏の野営に備え付けられている設備のひとつ」に見えます。
良いスクショがなかったので、旧PCでプレイ中のアーリー時スクショより。
私はこれを最初見た時に「ボスクラスの魑魅魍魎に囚われていた魂」だと思いました。ボスを倒さないと開けることができず、多くの魂が入っているからです。魑魅魍魎がとらえた魂を、そこに封じ込めていたのだろう…という考察を主軸にしようと考えていました。
ですがこの通り、ボス後の長持(大)にも仏像がセットになっています。そして仏像が建っているということは、救済されて浄化された後の魂と思われます。これらの点から私の最初の推論は、救済・浄化が済んだ状態の魂を、わざわざ地獄の魑魅魍魎が用意するのか…という疑問に変わりました。
よく観察したところ、ボス戦後(遊郭または城塞まで)には必ず月氏の野営があると気づきました。さらに、寄る辺なき狭間の仕様も初回実装時から変わり、蓮華戦後に長持(大)を開けるということもなくなりました。このほか野営のない場所、戦場跡のボス戦後や古宮都のボス戦準備部屋などには、この「魂4つ入り長持」はありません。魂4つ入りの長持(大)は必ず、月氏の野営とセットで登場することになります。これらの事から、この魂4つ入り長持は、月氏の野営の設備ではないか?と思うのです。
その2補考~吸魂システムの謎で述べましたが、吸魂ゲージは4段階しかなく、強化に使う魂の最大数は4です。どの代の親切な当主か一族かわかりませんが、野営に4つ魂を入れた長持を置くことで、その野営を使うであろう未来の当主が、吸魂ゼロの状態から回復薬を得られるようにしてくれたのでしょう。
ちょっと思ったのは、27代君や蓮華が吸魂→強化しかできないのに対して、この設備を作った者は、魂4つを「そのままの状態で長持に封じ込める」ことができたわけで、そうなるとスゴイ技能の持ち主です。背中に長持を背負い、片っ端から魂を拾って長持ちに封じていけば、好きなタイミングで開けて好きなように吸魂強化をすることができます。その最大数がたとえ4だったとしても、「今、回復薬が欲しい」というタイミングで、長持ちを開けて回復薬を得られる段階までの吸魂が可能なわけです。ぜひプレイアブルに……もし当人の戦闘能力が乏しいなら、いっそ地獄へお供して欲しいものです。
古宮都で魂が拾えるのはなぜ?
地獄の地形変化の考察で、古宮都と戦場跡については、もともと地獄にあったものでなく、地上にあった建造物が地獄へ引き込まれたもの…と解釈していました。
そうなると戦場跡は良いとして、古宮都が問題です。石碑の考察で、戦場跡より先に石碑のない理由を「地獄とは理(ことわり)の違う場所だから」と私は論じましたが、地獄でないのに魂があったり、救済の仏像があったり、若干矛盾が感じられるのです。
古宮都にまったく長持がなければ無理ゲーもいいところなので、システム面での必要性はそれとして、なぜここに魂入りの長持(大)があるのかを考えてみましょう。
地形変化の考察の方で私は、完全固定マップの戦場跡に対して古宮都がランダム生成の地獄であること、そしてその理由について「地獄に一度封じられたことにより、あるいは天ツの幻術などの影響を受けて、古宮都が可変の存在と化してしまった」ということを言いました。今回も同じような案件なので、このどちらかが理由なのかもしれません。
また、石碑は戦場跡以降になく、ランダム構造でないのは戦場跡だけ、魂が拾えないのも戦場跡だけ(寄る辺なき狭間は天ツによる蓮華の隔離場所のようなので、救済された魂が入り込む余地はないでしょう)となると、戦場跡が特殊であるだけで、ほかはなべて地獄、と仮定することもできます。この場合の石碑については、古宮都にこれまで踏み入った者がほとんどいないため、石碑も生成されていない…と考えることもできます。鎧霊鬼(元々一族かもしれない?)がいたり魑魅魍魎の石碑があるので、断定はできませんが。
または、地形変化の考察で戦場跡について「波動剣というエネルギーの塊を用いて、古宮都を封印している風魔君がいる」ことを、構造不変の理由としました。波動剣の封印力があまりに強いので、戦場跡には一般的魂が入り込んで来られないのかもしれません。
死者の地獄堕ちについては、近所のお寺の地獄絵図を見たぐらいですが、基本的には死者の全部が地獄へ行くわけでなく(当たり前ですね)、生前に悪行をはたらいた者が戒めとして堕とされる場所、だそうです。
悪行というにはあまりに不可抗力ですが、親を置いて死んだ子などは賽の河原で延々と石を積み、積み上げても鬼が崩してしまう……というのは有名な話です。
地獄を題材にした作品では、その詳細な区分が語られることもありますが、私はほんとに月風魔伝ぐらいしか知識がないので、そういった話は詳しい方にお任せします。
死者の地獄までの道筋をざっと見てみると、
1.三途の川を渡る(渡し賃として六文が必要とされます)
2.脱衣婆に生前の衣を脱がされ、衣領樹に掛けられる(生前の罪の重さにより、掛ける高さが違うとのこと)
3.閻魔様の前で裁きを受ける。
4.罪の有無や重さに応じて、しかるべき場所へ送られる。
専門家でもないので、本当~に雑ですが、大体こんな流れになります。
断崖の背景など、まさに地獄絵図の光景が広がっており、一般的に思い描く地獄そのものです。
忌地や断崖で見られる柳らしき木は、地獄で死者の衣を掛ける「衣領樹」なのかもしれません。ひょっとしたら、原作風魔伝の祠などにいる婆が、脱衣婆であった可能性も…?
前にお話したかもしれませんが、館と忌地へつながる鳥居の間には、川が流れています。このモチーフが「三途の川」ではなかろうか、とDiscordかどこかで考察されていた方もおり、私はよく気づくなぁと感心しきりでした(考察寄り当主失格の可能性)
ともあれ、新作風魔伝における「地獄」はまさに地獄といった場所のほか、遊郭や城塞などおよそ地獄に似つかぬ施設や、戦場跡、古宮都などの「かつて現実世界にあった場所」などを内包しています。
その上で、長持(大)とそこにある仏像の意味を考えてみましょう。
長持の中身は「救済された」魂?
地獄に堕ちた魂が一切救済されないのかというと、救済方法が2つほどあるようです。
ひとつは、生者が故人を思い供養すること。一般的には故人の法事・法要・墓参りなどが挙げられ、独り身の故人など無縁仏は、施餓鬼などでまとめて供養します。
ふたつは、地獄に堕ちた当人が熱心に祈ること。苦痛に耐えながら念仏を唱えたりして祈ることで、救いに繋がることがあるそうです。
地獄絵図には、仏や菩薩などが一緒に描かれているものもあります。地獄絵図は何も、趣味の悪い人間がR17+が好きで描いたというわけでなく(趣味で描いた人もいるんでしょうかね…?)、地獄がなくなる、あるいは地獄に堕ちた人々が救済される、という願いを込めて描かれたものもあるとのことなので、その願いの表れなのだと思います。
さて、ここで話を新作風魔伝の長持(大)と、仏像に戻しましょう。
長持(大)には必ず、魂が入っています。ボス後のみ4つ入りですが、あれらも魂です。魂の入っている長持と背後の仏像、そしてここは地獄……ということを考えるに、どうやらこの魂は、地獄において救済あるいは、神仏によって保護されたもの、という意味合いが強そうに感じます。
アプデ後のローディング画面が高速すぎて撮れないので、アプデ前のスクショより。
業火の断崖の解説に「死体は焼けたが魂は苦しみ彷徨っている」というニュアンスの文が見えます。地獄に囚われている魂は、たくさんあることでしょう。あちこちに死体が転がっていたり、当主が次々と冥府を下っていたことから考えて、魂そのものは溢れんばかりに、地獄のあちらこちらにあると思われます。
しかし、27代君や蓮華が吸魂できる魂は、長持から得られるものと狂魔の落とすものに限られています。このうち長持においては、背後に仏像と思しき建立物があることから、それらによって救済・浄化された「きれいな魂」なのでしょう。
狂魔から得られる魂は、正確には魑魅魍魎の魂ではなく、魑魅魍魎に囚われていた「本来はきれいな魂」なのだろうと推測できます。大太郎坊や手長足長のように、もともと人間だったものが魑魅魍魎に憑りつかれるといったこともあるので、狂魔はそれらの亜種なのかもしれません。強く清らかな魂が魑魅魍魎に憑りつかれることで、強い力を持った魍魎と化してしまうのでしょう。
この場合は仏像こそ付近にありませんが、プレイヤー(風魔や蓮華)が魑魅魍魎を倒し救済している、と考えることで、つじつまを合わせることができます。
ほかの魂、例えば魑魅魍魎そのものの魂だとか、浄化されずその辺を彷徨っているような魂では、吸魂強化の用途に使えないのでしょう。一般的魍魎を倒しても素材や精体鉱、金子しか得られないというのは、ひょっとしたら、そういうことなのだと思います。
ボスエリア長持に魂4つ、の理由
先の項目で、道中の長持(大)には必ず魂が入っていること、ボス戦後の長持(大)には魂が4つ入っていることを説明しました。どうしてボスエリアにある長持だけ、こんなに魂がたくさん入っているのでしょうか?
システム上そこで回復薬を出せるように…というのは今回の考察上、強ち間違いでもなく、これら4つの魂は「月氏の野営に備え付けられている設備のひとつ」に見えます。
良いスクショがなかったので、旧PCでプレイ中のアーリー時スクショより。
私はこれを最初見た時に「ボスクラスの魑魅魍魎に囚われていた魂」だと思いました。ボスを倒さないと開けることができず、多くの魂が入っているからです。魑魅魍魎がとらえた魂を、そこに封じ込めていたのだろう…という考察を主軸にしようと考えていました。
ですがこの通り、ボス後の長持(大)にも仏像がセットになっています。そして仏像が建っているということは、救済されて浄化された後の魂と思われます。これらの点から私の最初の推論は、救済・浄化が済んだ状態の魂を、わざわざ地獄の魑魅魍魎が用意するのか…という疑問に変わりました。
よく観察したところ、ボス戦後(遊郭または城塞まで)には必ず月氏の野営があると気づきました。さらに、寄る辺なき狭間の仕様も初回実装時から変わり、蓮華戦後に長持(大)を開けるということもなくなりました。このほか野営のない場所、戦場跡のボス戦後や古宮都のボス戦準備部屋などには、この「魂4つ入り長持」はありません。魂4つ入りの長持(大)は必ず、月氏の野営とセットで登場することになります。これらの事から、この魂4つ入り長持は、月氏の野営の設備ではないか?と思うのです。
その2補考~吸魂システムの謎で述べましたが、吸魂ゲージは4段階しかなく、強化に使う魂の最大数は4です。どの代の親切な当主か一族かわかりませんが、野営に4つ魂を入れた長持を置くことで、その野営を使うであろう未来の当主が、吸魂ゼロの状態から回復薬を得られるようにしてくれたのでしょう。
ちょっと思ったのは、27代君や蓮華が吸魂→強化しかできないのに対して、この設備を作った者は、魂4つを「そのままの状態で長持に封じ込める」ことができたわけで、そうなるとスゴイ技能の持ち主です。背中に長持を背負い、片っ端から魂を拾って長持ちに封じていけば、好きなタイミングで開けて好きなように吸魂強化をすることができます。その最大数がたとえ4だったとしても、「今、回復薬が欲しい」というタイミングで、長持ちを開けて回復薬を得られる段階までの吸魂が可能なわけです。ぜひプレイアブルに……もし当人の戦闘能力が乏しいなら、いっそ地獄へお供して欲しいものです。
古宮都で魂が拾えるのはなぜ?
地獄の地形変化の考察で、古宮都と戦場跡については、もともと地獄にあったものでなく、地上にあった建造物が地獄へ引き込まれたもの…と解釈していました。
そうなると戦場跡は良いとして、古宮都が問題です。石碑の考察で、戦場跡より先に石碑のない理由を「地獄とは理(ことわり)の違う場所だから」と私は論じましたが、地獄でないのに魂があったり、救済の仏像があったり、若干矛盾が感じられるのです。
古宮都にまったく長持がなければ無理ゲーもいいところなので、システム面での必要性はそれとして、なぜここに魂入りの長持(大)があるのかを考えてみましょう。
地形変化の考察の方で私は、完全固定マップの戦場跡に対して古宮都がランダム生成の地獄であること、そしてその理由について「地獄に一度封じられたことにより、あるいは天ツの幻術などの影響を受けて、古宮都が可変の存在と化してしまった」ということを言いました。今回も同じような案件なので、このどちらかが理由なのかもしれません。
また、石碑は戦場跡以降になく、ランダム構造でないのは戦場跡だけ、魂が拾えないのも戦場跡だけ(寄る辺なき狭間は天ツによる蓮華の隔離場所のようなので、救済された魂が入り込む余地はないでしょう)となると、戦場跡が特殊であるだけで、ほかはなべて地獄、と仮定することもできます。この場合の石碑については、古宮都にこれまで踏み入った者がほとんどいないため、石碑も生成されていない…と考えることもできます。鎧霊鬼(元々一族かもしれない?)がいたり魑魅魍魎の石碑があるので、断定はできませんが。
または、地形変化の考察で戦場跡について「波動剣というエネルギーの塊を用いて、古宮都を封印している風魔君がいる」ことを、構造不変の理由としました。波動剣の封印力があまりに強いので、戦場跡には一般的魂が入り込んで来られないのかもしれません。
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