月ノ下、風ノ調 - 地獄Twitter漫遊記~大洞編 忍者ブログ
月風魔伝その他、考察などの備忘録。
皆さんこんばんは、九曜です。


概要&大洞編にて、こちらのハイレベルな石碑だけご紹介しましたが、今回ようやく残りの石碑の話をすることと相成りました。
旧PCでは大洞に行くだけでカクカク極まり、奈落が仕事をせずフリーズ、そのまま泣く泣く強制終了して最悪セーブデータが消失、まで味わったので、アップデートを重ねて負荷軽減された後でも、おっかなびっくり行く程度でした。
PCを新調してからは大洞でのフリーズも強制終了もなくなり、Fatal Errorウィンドウとも縁遠くなったので、大洞周りでの攻略も問題なくできる感じになりました(β版にて、遊郭での中断データがフリーズしたことはありましたが…)
今では、狂蠍と遊ぶために向かうという具合です。大洞たのしい。

さて、詳しい考察は、追記からやっていこうと思います。



石碑考察:荒波の大洞②「速さはこちらに分があり、…」
人物:不明
時期:不明

忍びの者らしい文言から、ファンの間では蓮華の石碑という説も挙がっていますが、いまいち人も時期もわからない戦士の石碑です。月氏かどうかさえわかりませんが、魑魅魍魎ではなく人間側のようです。

実際にゲームプレイ中、敵にサーチされていない状態で背後から攻撃すると「誅」が発動することがあります(直前に攻撃を受ける、緊急回避で正面→背後に回り込むなど、サーチが切れていない状態では発生しにくいようです)
この石碑ではやんわりと、かつて地獄で戦った者の雄姿を語りつつ、誅システムと隠(鍛錬で上げられる能力)の重要性を教えてくれているようです。

惜しむらくは、ほんとうに必要な情報しか記されていないため、立場や時期を想像するのが難しいことでしょうか。
初代の風魔君が走力60km/hを誇っていたので、魑魅魍魎を撒くほどの速さとなると、この人物は月氏一族なのかも、と思うことはできます。もちろん、蓮華である可能性もあるでしょう。その先は、想像に頼るしかなさそうです。


石碑考察:荒波の大洞③「私には余りある力があり、…」
人物:不明
時期:アフター魔暦

シリーズ「あなた何やってるんですか」その4。
力があって記憶がないのはなぜ、までは分かるんです。分かるんですが、それでどうして地獄へ行こうと思ったの。

しかし「何処から来て何処へ行く」という部分には深みがあります。地獄は人間の行き着く先の一つですし、その先があるかは誰にもわかりません、もちろん、この記事を書いている私にもわかりません。地獄に行ったことがないので…。
人の中にある恐怖を超えた、純粋な探求心が、この人物を地獄へ向かわせたのかもしれません。

ところで作中、27代や蓮華などのプレイキャラは、地獄より魂を輪廻させて館へ戻ってくることができます。何処から来て何処へ、がなく、同じ環の中を繰り返して解脱できないでいるわけです。
この部分についても、こういった石碑を手掛かりに何か紐解けそうな気がするのですが、最初に考察した「魂の易を立てらば」の方でもまるでわからなかったので、輪廻転生をめぐる考察については、いつまでも難航しそうな感じがします。


石碑考察:荒波の大洞④「穴を探ることにした。魑魅魍魎の…」
人物:月氏当主?
時期:アフター魔暦

この石碑が大洞で見つかるのが、たいへん意味深に感じます。大洞の水に見えるものは、水ではない何かであり、とても熱いのでしょうか?…いまいち、そうとは思えません。
風魔君の石碑が忌地内部に生成されていたり、繋がりのありそうな石碑が別々の場所に生成されていることからするに、石碑の生成場所について、元の出来事があった場所から大きくずれる場合もある気がします。

穴を探る、というのは地獄の大穴のことだと思われるので、この石碑の人物は地獄へ潜っていったのでしょう。それも目的が「魑魅魍魎の根源を探る」と明確であることから、地獄を監視する月氏一族の当主と思われます。一族当主の使命として、魑魅魍魎がどこから湧いているのか、調査に行ったのだと思われます。
さて、ではこの石碑で書かれている場所は、一体どこなのでしょうか?
こちらが地獄変相図(公式Twitterでの紹介ツイート)です。
断崖は忌地のすぐ下に位置しており、大洞とは1層挟んで離れています。離れて石碑が生成されるとしたら、まあまあの距離ですが、地獄の理がどうなっているか不明な以上、業火の断崖で生じたものである、と考えても不自然でない気はします。内容としても「熱い」「途方もない極熱」「焼け焦げてしまいそう」等、灼熱の環境を思わせる語句が多く含まれています。

少し引っかかるのが「一滴の水もない」という部分で、お湯だまりで良いなら断崖には点在しています(輪入道の火傷治療によく入ります)ほんとうに水がどこにもない、というのであれば、断崖ではない別の場所の可能性があります。
現状で実装のある地形でいうなら、私はこの石碑の言葉が生じた場所が『古の戦場跡』である可能性も考えたいです。「やがて辿り着いた」という表現からは経過時間の長さを思わせますし、「一滴の水もない」という表現に適した地形をしています。ものすごく熱いかどうかは謎ですが、あの荒涼とした様子から、27代君が何も言わないだけですごく暑い可能性はないわけでもない…と思います。断定はできませんが。


石碑考察:荒波の大洞⑤「侘(わび)しげなる身、ひもじき日々。…」
人物:一般人?
時期:不明

この石碑の人物は、貧しさのあまり地獄へ飛び込んでしまったようです。意味を広くとらえるなら、自殺と同義でしょう。なんとも悲しい石碑です。
富とは無縁であることから、当主やそれに関係する人物ではなく、一般人だと思われます。時期を「アフター魔暦」としなかったのは、風魔君の活躍したあたりも地上が地獄となり、こんな立場の人間が続出したであろうと考えた(魔暦後でなく、魔暦前後の人物の可能性がある)からです。

地上で貧しく暮らすあまりの苦しさに、どうせ苦しむのならと自ら地獄へ行く。安全な場所ではなく、同じ苦しみの待つ地獄へ「逃げるしかなかった」という言葉が、読んでいてつらくなります。
先に魔暦前後の人物である可能性の話もしましたが、仮にこれがアフター魔暦の石碑とすれば、月氏の治める世であっても、貧困などの普遍的な問題は解決しなかったのでしょう。すべてに円満とはいかない世の常ですが、やはり切なくなってしまいます。

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