月風魔伝その他、考察などの備忘録。
ハッピーハロウィ……地獄行脚!
今日は軽めの考察を持ってきました、九曜です。
ハロウィンにかこつけて、何か作品でも…と思いましたが筆がうまいこと動かず、とりあえず溜めているブログ記事のネタに手を付けた結果がタイトルになります。
ゲームにおける状態異常というのは、総じてゲーム用に調整されているものですが、月風魔伝UMについても色々な状態異常が見受けられるので、考察したくなり記事を立てました。
追記より、各状態異常についてさっそく見ていきたいと思います。
今回は読み物感覚で、手軽に読めるもの…だと思われます。たぶん。
今日は軽めの考察を持ってきました、九曜です。
ハロウィンにかこつけて、何か作品でも…と思いましたが筆がうまいこと動かず、とりあえず溜めているブログ記事のネタに手を付けた結果がタイトルになります。
ゲームにおける状態異常というのは、総じてゲーム用に調整されているものですが、月風魔伝UMについても色々な状態異常が見受けられるので、考察したくなり記事を立てました。
追記より、各状態異常についてさっそく見ていきたいと思います。
今回は読み物感覚で、手軽に読めるもの…だと思われます。たぶん。
毒
大百足や狂蠍の毒弾などを受けたり、古宮都の毒噴出を食らうとこの状態異常になります。
毒を受け、体力が徐々に減っていきます。
一般的には毒というと、最悪死に至るものもあるシロモノですが、月風魔伝UMでは「よくあるゲーム上の表現」としての「継続ダメージ、自然治癒」の形をとります。これについては、地獄内の理であるだとか、いずれも即効性の強い毒ではない(自然治癒が期待できる程度の毒性・危険性)と判断できます。
少し気になったので、いわゆる百足の毒性について少し調べてみると、アース製薬やダスキンのホームページに解説がありました。
ムカデを知る|害虫を知る|アース害虫駆除なんでも事典 ※ムカデの写真が含まれていますので、苦手な方はご注意ください。
ムカデに咬まれたらどうする?対処法と咬まれないための対策 | 害虫獣駆除サービス | お掃除サービスのダスキン
これによると、強い痛み痒みを伴うものの、重篤となることはほとんどないそうです。ということは、大百足の毒も巨体でこそあれ、同程度の毒性だと思われます。
さらに狂蠍についても、
サソリ - Wikipedia ※サソリの写真や詳細な画像が多いので、苦手な方はご注意ください。
「人間の命にかかわる毒を持つものはごく一部の種類に過ぎない。」という解説があります。狂蠍の毒も弱毒性のようです。
唯一、古宮都の毒噴出孔だけが気がかりですが、仮に強毒性の物質が断続的にであっても噴出しているようなら、そもそも古宮都に足を踏み入れた時点で毒が回るのではないでしょうか。
遠目で見ているだけでは毒状態にならない、ということは、遠くで噴出している毒が当主の元へ届くまでに、古宮都内で無毒化されている証拠でもあります。換気機能などがあるのかもはや怪しいほど凍り付いているので、もともと弱毒性で、空気中に散ってしまえばほとんど無害、という可能性が強いでしょう。
炎上
獅子頭の火炎弾、輪入道の突進などを受けるとこの状態異常になります。緊急回避で転がったり、お湯だまりに飛び込むと回復するのは、いかにもな対策らしくて良いですね。
焼け死ぬだとか火葬だとかの概念があるので、人体は燃えやすいと思っている人が多い気がしますが、実際燃えやすいのは主に「繊維製品」と思われます。寝たばこであれストーブ火災であれ、人間に直接火がついて火事になるよりも、布団や衣類などに延焼して火勢が強まるのが一般的です。また火災においても直接火がついて死ぬのでなく、煙を吸い一酸化炭素中毒で死ぬケースが多いことから、人体が燃えやすいかどうか、ということに関してはかなり疑問があります。
それを前提に考えると、当主についても、襟巻や着物などの布部分が炎上していると考えられます。緊急回避やお湯だまりですぐ鎮火できますが、放っておいても消えるのは、それらが着火しても燃え広がりにくい素材なのかもしれません。
ちなみに、日本化学繊維協会に「難燃性」と「防炎」の定義について記事があります。
難燃・防炎|日本化学繊維協会(化繊協会)
これによれば、防炎の場合それ自体が炎を上げて燃え続けないという定義があるようなので、炎上状態となってしまう以上「難燃」の方の素材を用いていると思われます。
意外にも綿が難燃性で、天然由来の素材でもあるので、当主の着物に使われているかもしれませんね。
出血
餓鬼に食いつかれたり、骸骨兵士の斬り下ろしを食らったりするとこの状態異常になります。安静にしていれば治るのですが、治る速度が数秒とかなので、当主の自然治癒能力が高すぎる気がします。
少し調べてみようと思ったのですが、いい感じの資料がないのと、調べている最中に筆者の具合が悪くなってしまったので(元々そういうのが得意でないゆえ)、この件については過去の記事を提示して説明したいと思います。
月ノ下、風ノ調 - 秘湯で想う・その44 鍛錬・秘伝のナゾ
こちらの記事で少し解説しましたが、月一族は純粋な人間でなく、魑魅魍魎の塩基情報が混ざった遺伝子改造人間の可能性があります。
地獄という過酷な環境でまともに立っていられるだとか、空中を蹴って跳ぶ技能を備えているだとか、およそ人間業ではないと思っていますが、実際そうでない可能性がかなり高いと思われます。
出血時の圧迫措置などはしているにしても、あまりにすぐ治癒するというのは、そのあたりが絡んでいるのではないかと思われます。
凍結
九尾狐狸の結晶振らしや、古宮都の氷柱に当たるとこの状態異常になります。
月ノ下、風ノ調 - 秘湯で想う・その45 火薬玉で凍らせるのは可能か?
こちらの最後の方の考察で喋っていますが、凍結がどういう状態かについては可能性として2つが考えられ、
1.実際に凍っている
2.低体温症に陥って、身動きが取れない状態である
の、いずれかだと思われます。
氷柱に当たって怪我をするのでなく、凍結するというのがどうも引っかかっていましたが、氷柱が落ちて当たる→破片が周囲に散る→その場がものすごく冷たくなる→低体温症に、という流れであれば、かなり合理的にも思えてきます。
実際に凍っている場合は、古宮都の氷柱にそういった効能があることになります。
月ノ下、風ノ調 - 月風魔伝 魔物絵巻 十、邪心岩石
こちらの記事内の、岩小僧(氷)の話で触れているのですが、古宮都の氷に沁み入った怨念から岩小僧(氷)が生まれているとしたら、氷柱についても何かしらの念が含まれていないとも限りません。
ただの氷柱と思うなかれ、内なる怨念によって哀れ当主は凍り付く…というのが、あの氷柱の正体なのかもしれません。
寄生
鎧霊鬼(触手)の攻撃などを受けると、この状態異常になります。これが時間経過で自然回復することを考えると、月氏の免疫どうなってるの状態ですが、まあ考えていきましょう。
寄生は、体力を吸い取られる状態です。アイコンが回虫のようであることから、直接そのようなものに寄生されているともとれます。いやだ想像したくない。
寄生の特徴は以下の2つが主です。
・体力を一定時間、一定量ずつ吸い取られる
・一定距離を離れると解除される
回虫が棲みついただけで上記効果が発揮されるとは考えづらいので、とりあえずこの実態を元に考えると、「寄生虫(または、それに相当する何か)の力によって宿主から体力を抜き取り、回復する」「一定距離を離れるとその力がなくなる」という形にまとまりそうです。
すなわち、リアル回虫による健康被害というよりは、魑魅魍魎の不可思議パワーによる、生気を吸い取るタイプの事象と読み替えることもできます。生気を吸うタイプの化け物は古今東西いますので、そういう考え方の方がすんなり腑に落ちるのではないでしょうか。
なお、装備として手に入る「黄魔」系の武器は、そのほとんどが呪術を使って仕上げられているようです。
こちらから寄生という状態を付与するのに、物理的でなく呪術的なものを用いることから考えても、やはりリアル回虫の使役というよりは、何らかの方法で生気を吸う手法だと思われます。
これらのほか「攻撃低下」「防御低下」「鈍重化」という状態異常がありますが、ゲーム上の仕様がよくわからないものが多いので、今回の考察では割愛しています。
また仕様など判明したら、追加で考察したいものです。
大百足や狂蠍の毒弾などを受けたり、古宮都の毒噴出を食らうとこの状態異常になります。
毒を受け、体力が徐々に減っていきます。
一般的には毒というと、最悪死に至るものもあるシロモノですが、月風魔伝UMでは「よくあるゲーム上の表現」としての「継続ダメージ、自然治癒」の形をとります。これについては、地獄内の理であるだとか、いずれも即効性の強い毒ではない(自然治癒が期待できる程度の毒性・危険性)と判断できます。
少し気になったので、いわゆる百足の毒性について少し調べてみると、アース製薬やダスキンのホームページに解説がありました。
ムカデを知る|害虫を知る|アース害虫駆除なんでも事典 ※ムカデの写真が含まれていますので、苦手な方はご注意ください。
ムカデに咬まれたらどうする?対処法と咬まれないための対策 | 害虫獣駆除サービス | お掃除サービスのダスキン
これによると、強い痛み痒みを伴うものの、重篤となることはほとんどないそうです。ということは、大百足の毒も巨体でこそあれ、同程度の毒性だと思われます。
さらに狂蠍についても、
サソリ - Wikipedia ※サソリの写真や詳細な画像が多いので、苦手な方はご注意ください。
「人間の命にかかわる毒を持つものはごく一部の種類に過ぎない。」という解説があります。狂蠍の毒も弱毒性のようです。
唯一、古宮都の毒噴出孔だけが気がかりですが、仮に強毒性の物質が断続的にであっても噴出しているようなら、そもそも古宮都に足を踏み入れた時点で毒が回るのではないでしょうか。
遠目で見ているだけでは毒状態にならない、ということは、遠くで噴出している毒が当主の元へ届くまでに、古宮都内で無毒化されている証拠でもあります。換気機能などがあるのかもはや怪しいほど凍り付いているので、もともと弱毒性で、空気中に散ってしまえばほとんど無害、という可能性が強いでしょう。
炎上
獅子頭の火炎弾、輪入道の突進などを受けるとこの状態異常になります。緊急回避で転がったり、お湯だまりに飛び込むと回復するのは、いかにもな対策らしくて良いですね。
焼け死ぬだとか火葬だとかの概念があるので、人体は燃えやすいと思っている人が多い気がしますが、実際燃えやすいのは主に「繊維製品」と思われます。寝たばこであれストーブ火災であれ、人間に直接火がついて火事になるよりも、布団や衣類などに延焼して火勢が強まるのが一般的です。また火災においても直接火がついて死ぬのでなく、煙を吸い一酸化炭素中毒で死ぬケースが多いことから、人体が燃えやすいかどうか、ということに関してはかなり疑問があります。
それを前提に考えると、当主についても、襟巻や着物などの布部分が炎上していると考えられます。緊急回避やお湯だまりですぐ鎮火できますが、放っておいても消えるのは、それらが着火しても燃え広がりにくい素材なのかもしれません。
ちなみに、日本化学繊維協会に「難燃性」と「防炎」の定義について記事があります。
難燃・防炎|日本化学繊維協会(化繊協会)
これによれば、防炎の場合それ自体が炎を上げて燃え続けないという定義があるようなので、炎上状態となってしまう以上「難燃」の方の素材を用いていると思われます。
意外にも綿が難燃性で、天然由来の素材でもあるので、当主の着物に使われているかもしれませんね。
出血
餓鬼に食いつかれたり、骸骨兵士の斬り下ろしを食らったりするとこの状態異常になります。安静にしていれば治るのですが、治る速度が数秒とかなので、当主の自然治癒能力が高すぎる気がします。
少し調べてみようと思ったのですが、いい感じの資料がないのと、調べている最中に筆者の具合が悪くなってしまったので(元々そういうのが得意でないゆえ)、この件については過去の記事を提示して説明したいと思います。
月ノ下、風ノ調 - 秘湯で想う・その44 鍛錬・秘伝のナゾ
こちらの記事で少し解説しましたが、月一族は純粋な人間でなく、魑魅魍魎の塩基情報が混ざった遺伝子改造人間の可能性があります。
地獄という過酷な環境でまともに立っていられるだとか、空中を蹴って跳ぶ技能を備えているだとか、およそ人間業ではないと思っていますが、実際そうでない可能性がかなり高いと思われます。
出血時の圧迫措置などはしているにしても、あまりにすぐ治癒するというのは、そのあたりが絡んでいるのではないかと思われます。
凍結
九尾狐狸の結晶振らしや、古宮都の氷柱に当たるとこの状態異常になります。
月ノ下、風ノ調 - 秘湯で想う・その45 火薬玉で凍らせるのは可能か?
こちらの最後の方の考察で喋っていますが、凍結がどういう状態かについては可能性として2つが考えられ、
1.実際に凍っている
2.低体温症に陥って、身動きが取れない状態である
の、いずれかだと思われます。
氷柱に当たって怪我をするのでなく、凍結するというのがどうも引っかかっていましたが、氷柱が落ちて当たる→破片が周囲に散る→その場がものすごく冷たくなる→低体温症に、という流れであれば、かなり合理的にも思えてきます。
実際に凍っている場合は、古宮都の氷柱にそういった効能があることになります。
月ノ下、風ノ調 - 月風魔伝 魔物絵巻 十、邪心岩石
こちらの記事内の、岩小僧(氷)の話で触れているのですが、古宮都の氷に沁み入った怨念から岩小僧(氷)が生まれているとしたら、氷柱についても何かしらの念が含まれていないとも限りません。
ただの氷柱と思うなかれ、内なる怨念によって哀れ当主は凍り付く…というのが、あの氷柱の正体なのかもしれません。
寄生
鎧霊鬼(触手)の攻撃などを受けると、この状態異常になります。これが時間経過で自然回復することを考えると、月氏の免疫どうなってるの状態ですが、まあ考えていきましょう。
寄生は、体力を吸い取られる状態です。アイコンが回虫のようであることから、直接そのようなものに寄生されているともとれます。いやだ想像したくない。
寄生の特徴は以下の2つが主です。
・体力を一定時間、一定量ずつ吸い取られる
・一定距離を離れると解除される
回虫が棲みついただけで上記効果が発揮されるとは考えづらいので、とりあえずこの実態を元に考えると、「寄生虫(または、それに相当する何か)の力によって宿主から体力を抜き取り、回復する」「一定距離を離れるとその力がなくなる」という形にまとまりそうです。
すなわち、リアル回虫による健康被害というよりは、魑魅魍魎の不可思議パワーによる、生気を吸い取るタイプの事象と読み替えることもできます。生気を吸うタイプの化け物は古今東西いますので、そういう考え方の方がすんなり腑に落ちるのではないでしょうか。
なお、装備として手に入る「黄魔」系の武器は、そのほとんどが呪術を使って仕上げられているようです。
こちらから寄生という状態を付与するのに、物理的でなく呪術的なものを用いることから考えても、やはりリアル回虫の使役というよりは、何らかの方法で生気を吸う手法だと思われます。
これらのほか「攻撃低下」「防御低下」「鈍重化」という状態異常がありますが、ゲーム上の仕様がよくわからないものが多いので、今回の考察では割愛しています。
また仕様など判明したら、追加で考察したいものです。
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