月ノ下、風ノ調 - 「真の後継者」の意味を考えてみた 忍者ブログ
月風魔伝その他、考察などの備忘録。
こんにちは。
今日は随分過ごしやすいですが、毎日暑くて、灼熱の煉獄にでもいるかと錯覚中の九曜です。

オレカでの、属性対抗魔王杯が終わりました。
火属性or土属性の杯ということで、我が家はドラキュラとシモンの使える火属性で参加しました。
シモンはまだリールがガタついていたのですが、優秀に育ってくれたドラキュラでカバーしようと試みた次第です。あれ?この2人って宿敵関係では…。

シモンと風魔君については、以前一記事使ってまるまるお話しましたので、今回はドラキュラと風魔君の話をしようと思います。
と、言っても、以前のように「この組み合わせが好きなんだ!」という旨ではありません。
オレカバトルの、不可解なカットインの話です。


まずは、こちらをご覧ください。

映り込み等あって申し訳ないんですが、ボスの風魔君相手にドラキュラを連れて行くと、こんなカットインが見られます。アルカードでも、同じカットインがあります。
風魔君相手にカットインがあるのは、この2人だけです。
(顔見知りの気がするシモンとはカットインがなく、ゴエモンとはあちらがボスの時にカットインが見られます)
同じゲスト格同士のやりとりなんですが、なんでこんなカットインなの?と、月風魔伝も悪魔城も遊んだ私は思うのです。

そもそも「真の後継者」の意味がよくわかりません。
ドラキュラやアルカードはいわゆる「夜の一族」であり、風魔君は月氏一族の末弟です。
作品が違う他、ドラキュラは悪側、アルカードは中立、風魔君は主人公側という立場の違いがあります。
これを踏まえて、このカットインの意味するところのものを、3パターンほど考えてみました。

1.暗い時間帯の「一族」つながりで、ライバル意識
物語の筋をなるべく崩さず、製作上の意図もなるべく排除して考えるなら、これが一番それらしい考察になると思います。
ドラキュラとアルカードは「夜の一族」、風魔君は「月の一族(原作では月氏一族ですが、オレカでは零が風魔君についてこの呼称を使います)」です。

このことから、夜に活動する「一族」として、どちらが相応しいか…という意図の発言、と考えられます。

ただ、他に一族という呼称のある忍者の皆様(風魔の一族及び影の一族)とは何のカットインもないので、そのへんはどうなのか気になります。

2.当初、月風魔は「シモンの代わり」として実装されていた
半分ぐらい製作側の意図が入っているとしたら、という説。
ドラキュラやアルカードが1章で実装され、3章で風魔君が実装されています。対して、シモンが実装されたのは6章になってから。かなり先の話です。

もし、製作側が偏りや優遇を避けるため「ゲストは一作品につき1~2人」という考えで実装していたとすれば、1章の時点で悪魔城のゲストは既に2枠。
悪魔城からそれ以上のゲスト実装は期待が薄く、シモンを含め他のヴァンパイア・ハンターを追加で出すことも、予定になかったと考えられます。

となれば、ドラキュラやアルカードに対して何かしらもの申すことができる、主人公ポジションのキャラクター…そこに浮上したのが、3章実装の風魔君なのでは?

6章でシモンが実装され、ドラキュラやアルカードとのカットインなども増えましたが、シモンの実装予定がなかった名残として風魔君と悪魔城の父子にはあのカットインが残った…と、思われます。

3.メタネタ
深く考察してもしょうがない要素として、同じメーカーから発売されたアクションゲーム作品同士「どちらがコ○ミの看板を背負うのに相応しいか」というメタ発言が考えられます。

長らく色んな作品に、主にシモンと同時にゲスト参戦してきた風魔君としては、一言言いたい気持ちもわからなくはありません。
が、私個人の感想としては、シリーズを重ねている悪魔城の方が、風魔君より知名度が…げふんげふん。
もちろん私は風魔君が好きなのですが!

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