月風魔伝その他、考察などの備忘録。
狂も……今日も元気に月風魔!
いろんな調査が終わらないまま、メモばかり山積みの九曜です。
先週の忌地観光で「スクショが死体だらけで注意」などと前置きに書いたわけですが、これに関して気づいたことがあり、今日はその話をしたいと思います。
サムネイルになるので雑モザイク。
地獄はとにかく死体が多く、R17+指定が納得できるレベルの地獄絵図だったり、魍魎の死に方もえぐい感じだったりします。ところが行脚していくと、ある場所を境にご遺体の数がめっきり減ります。忌地の各所で見られるような、R17+な光景でなくなるわけです。
しかし、逆ならまだしも、地獄を進むほどに死体が減るというのは、実際にプレイしているとおかしく感じたりします。序盤はさほど強くない魍魎ばかりで、後半に行くほど魍魎も強力なものが増えるので、死体が積み上がるとしたら行脚後半の方が自然な気もします。
このことについて、追記よりちょっと細かく、詳しく考えていきたいと思います。
※議題の都合上、本編のネタバレを大いに含みますので、未プレイの方は先に月風魔伝UMをプレイされることをおすすめします。
いろんな調査が終わらないまま、メモばかり山積みの九曜です。
先週の忌地観光で「スクショが死体だらけで注意」などと前置きに書いたわけですが、これに関して気づいたことがあり、今日はその話をしたいと思います。
サムネイルになるので雑モザイク。
地獄はとにかく死体が多く、R17+指定が納得できるレベルの地獄絵図だったり、魍魎の死に方もえぐい感じだったりします。ところが行脚していくと、ある場所を境にご遺体の数がめっきり減ります。忌地の各所で見られるような、R17+な光景でなくなるわけです。
しかし、逆ならまだしも、地獄を進むほどに死体が減るというのは、実際にプレイしているとおかしく感じたりします。序盤はさほど強くない魍魎ばかりで、後半に行くほど魍魎も強力なものが増えるので、死体が積み上がるとしたら行脚後半の方が自然な気もします。
このことについて、追記よりちょっと細かく、詳しく考えていきたいと思います。
※議題の都合上、本編のネタバレを大いに含みますので、未プレイの方は先に月風魔伝UMをプレイされることをおすすめします。
遊郭、城塞、古宮都の違和感
忌地や断崖などは、あっちにもこっちにもご遺体が転がっていたり、吊るされていたり、果ては屋根に乗っていたり(誰が乗せたんだろう…)と、個性的な死体のオンパレードとなっています。いらないそんな個性。
正直見ていて気分のよいものではありませんが、ご遺体だらけの忌地の光景を見ていてふと「そういえば、古宮都でこんなご遺体あったっけ?」と気づきました。
手元にあるいくつかのスクショを見返してみても、まったくといっていいほど、どこにも死体はありません。何か機械らしきものが凍り付いていたり、生き物の背骨のようなものが埋まっていたり、凍てついたパイプが通っていたりしますが、その中に忌地や断崖で見られるような「人間の死体」が一切ないのです。
そういえば、遊郭や城塞でも見ていない気がしたので、とりあえず遊郭のスクショをいくつか探すと、やはり死体はありません。いや、こんな見た目美しい場所に、ご遺体が転がっていてもちょっとコメントに困るんですが……。
などと思ったのですが、よくよく考えるとこの遊郭、「裏」にも死体はありません。
表があまりに華やかなので、裏に入った時のあまりの落差にびっくりした人も多いと思いますが、芸妓霊(裏)が飛ばす用の腕を積み上げているぐらいで、死体らしきものは見えません。
各所に蜘蛛の巣が張っていたり、簾が朽ちていたりといった恐ろしさはあるものの、あの青白い死体はまったく、どこにもないのです。考えてみると、かなり異様です。
城塞の方にも、死体はないようです。
私は城内の方ばかり覚えていたのですが、城下町と思しきところも、記憶では「もしかして忌地のようなぼろ屋だったかも…」と思っていたのに、実際はかなり整然とした城下町でした。大太郎坊が結局叩き壊したりはしますが、死体だらけの忌地の集落跡とはえらい違いです。
死体のある場所、ない場所
では、月風魔伝UMの「地獄」において、死体のある/なしで場所を分類してみましょう。
死体がある……辺獄の忌地、業火の断崖、荒波の大洞、雲霞の双峰
死体がない……夢幻の遊郭、亜空の城塞、古の戦場跡、古宮都
不明……無窮の雪原
唯一「不明」とした無窮の雪原ですが、雪が厚く積もっていることに加えて、雪原の説明に「屍が埋もれている」とあり、死体の存在を確実に否定できない、というのがあります。
また、サイズ的に死体か怪しいのですが、雪原には時折、やたら大きな髑髏型の何かが現れます。これがこのサイズの魍魎の頭蓋骨なのか、それとも髑髏に似た何かなのかは、特に語られていません。
ただ、亜空の城塞の大太郎坊の存在や、大百足などの説明に見られる「巨大化した魍魎」の存在を鑑みると、巨大な人型魍魎の頭蓋骨が転がっている、と考えても良い気はします。
とりあえず雪原は棚上げするとして、残る場所を分析してみると、死体の確認できる場所は地獄の上層に多く、そうでない場所は下層に多く見られるようです。
死体が増えるのは当主のせい?
前置きで「強力な魍魎が多い下層に、死体がないのは何かおかしい」と喋った手前で何ですが、下層には月氏以外に迷い込んだ者の石碑もそこそこ見られることから、死ぬ者が多数いる=その分死体も多い、と考えられます。逆に、深層まで進むことのできる、腕の立つ人間は数えるほどしかいないため、仮に死体があってもそのへんに転がるほど増えないと考えられます。
そういえば、秘湯で想う・その38 本当は怖い地獄にある〇〇のあたりで、「地獄の死体は、すべて当主の亡骸である」という説を挙げました。死に戻りあるいは帰還時に残してきた肉体が、そのまま地獄へ残り朽ちていく、というホラーな可能性の話です。
館への帰還が自由にできるのは、遊郭や城塞までなので、戦場跡より先に死体がない=当主が死に戻りしているわけでないため死体が残らない、ともとれます。
また、私なんかは技量が伴わないため、素材集めマラソンでは雪原まで行って帰還、がたいへん多かったのですが、当主が帰還するタイミングとしてそのあたりまでが多いため、そこまでは地獄に死体が残りやすい、と考えることもできます。
それ以外のご遺体については、魍魎が食べてしまったり、魍魎化したり、地獄の片づけ班がせっせと片づけたりしているのでしょう。たぶん。
「境界」はどこなのか?
個人的な感覚でいうと、明らかに「異質」な感じを受けるのは戦場跡以降です。戦場跡には機械的な何らかがあちこちに埋もれていますし、古宮都に至っては説明文で「地獄とも言えぬ」などと形容されており、STEAMの実績名にも「異形の戦艦」とあることから、過去の寿壊あたりに関係ある戦艦の遺跡と思われます。これらは明らかに地獄とかけ離れた「死体なき異界」です。
ただ、死体ベースで場所を見ていくと、遊郭や城塞にも死体はありませんし、そこから既に異質に片足を突っ込んでいる感じも受けます。どちらも「昔に建てられた」という説明文があるのもポイントです。とはいえ、この階層から既に「地獄でない」と断言する材料にも乏しく、いまいち決め手に欠けます。
ほかに考えられることとしては、遊郭や城塞が「戦場跡や古宮都の影響を受けた」という可能性があります。古宮都を戦場跡ごと地獄に封印する際に、既に地獄にあった遊郭や城塞が戦場跡と繋がったことにより、その影響が色濃く出た、と説明したら何となくわかるでしょうか。うーんわかりづらい…?
そうでないなら、遊郭も城塞も戦場跡や古宮都のように、元々地上にあったものが地獄へ顕現したもの、と考えた方が腑に落ちる気もしますが、亜空の城塞の築年数があまりに古すぎるので、なんともかんとも……。
地獄変相図にはまだ空白の場所も2つほどあるので、そこが出そろったあたりでもう一度、改めて考えてみたいと思います。
忌地や断崖などは、あっちにもこっちにもご遺体が転がっていたり、吊るされていたり、果ては屋根に乗っていたり(誰が乗せたんだろう…)と、個性的な死体のオンパレードとなっています。いらないそんな個性。
正直見ていて気分のよいものではありませんが、ご遺体だらけの忌地の光景を見ていてふと「そういえば、古宮都でこんなご遺体あったっけ?」と気づきました。
手元にあるいくつかのスクショを見返してみても、まったくといっていいほど、どこにも死体はありません。何か機械らしきものが凍り付いていたり、生き物の背骨のようなものが埋まっていたり、凍てついたパイプが通っていたりしますが、その中に忌地や断崖で見られるような「人間の死体」が一切ないのです。
そういえば、遊郭や城塞でも見ていない気がしたので、とりあえず遊郭のスクショをいくつか探すと、やはり死体はありません。いや、こんな見た目美しい場所に、ご遺体が転がっていてもちょっとコメントに困るんですが……。
などと思ったのですが、よくよく考えるとこの遊郭、「裏」にも死体はありません。
表があまりに華やかなので、裏に入った時のあまりの落差にびっくりした人も多いと思いますが、芸妓霊(裏)が飛ばす用の腕を積み上げているぐらいで、死体らしきものは見えません。
各所に蜘蛛の巣が張っていたり、簾が朽ちていたりといった恐ろしさはあるものの、あの青白い死体はまったく、どこにもないのです。考えてみると、かなり異様です。
城塞の方にも、死体はないようです。
私は城内の方ばかり覚えていたのですが、城下町と思しきところも、記憶では「もしかして忌地のようなぼろ屋だったかも…」と思っていたのに、実際はかなり整然とした城下町でした。大太郎坊が結局叩き壊したりはしますが、死体だらけの忌地の集落跡とはえらい違いです。
死体のある場所、ない場所
では、月風魔伝UMの「地獄」において、死体のある/なしで場所を分類してみましょう。
死体がある……辺獄の忌地、業火の断崖、荒波の大洞、雲霞の双峰
死体がない……夢幻の遊郭、亜空の城塞、古の戦場跡、古宮都
不明……無窮の雪原
唯一「不明」とした無窮の雪原ですが、雪が厚く積もっていることに加えて、雪原の説明に「屍が埋もれている」とあり、死体の存在を確実に否定できない、というのがあります。
また、サイズ的に死体か怪しいのですが、雪原には時折、やたら大きな髑髏型の何かが現れます。これがこのサイズの魍魎の頭蓋骨なのか、それとも髑髏に似た何かなのかは、特に語られていません。
ただ、亜空の城塞の大太郎坊の存在や、大百足などの説明に見られる「巨大化した魍魎」の存在を鑑みると、巨大な人型魍魎の頭蓋骨が転がっている、と考えても良い気はします。
とりあえず雪原は棚上げするとして、残る場所を分析してみると、死体の確認できる場所は地獄の上層に多く、そうでない場所は下層に多く見られるようです。
死体が増えるのは当主のせい?
前置きで「強力な魍魎が多い下層に、死体がないのは何かおかしい」と喋った手前で何ですが、下層には月氏以外に迷い込んだ者の石碑もそこそこ見られることから、死ぬ者が多数いる=その分死体も多い、と考えられます。逆に、深層まで進むことのできる、腕の立つ人間は数えるほどしかいないため、仮に死体があってもそのへんに転がるほど増えないと考えられます。
そういえば、秘湯で想う・その38 本当は怖い地獄にある〇〇のあたりで、「地獄の死体は、すべて当主の亡骸である」という説を挙げました。死に戻りあるいは帰還時に残してきた肉体が、そのまま地獄へ残り朽ちていく、というホラーな可能性の話です。
館への帰還が自由にできるのは、遊郭や城塞までなので、戦場跡より先に死体がない=当主が死に戻りしているわけでないため死体が残らない、ともとれます。
また、私なんかは技量が伴わないため、素材集めマラソンでは雪原まで行って帰還、がたいへん多かったのですが、当主が帰還するタイミングとしてそのあたりまでが多いため、そこまでは地獄に死体が残りやすい、と考えることもできます。
それ以外のご遺体については、魍魎が食べてしまったり、魍魎化したり、地獄の片づけ班がせっせと片づけたりしているのでしょう。たぶん。
「境界」はどこなのか?
個人的な感覚でいうと、明らかに「異質」な感じを受けるのは戦場跡以降です。戦場跡には機械的な何らかがあちこちに埋もれていますし、古宮都に至っては説明文で「地獄とも言えぬ」などと形容されており、STEAMの実績名にも「異形の戦艦」とあることから、過去の寿壊あたりに関係ある戦艦の遺跡と思われます。これらは明らかに地獄とかけ離れた「死体なき異界」です。
ただ、死体ベースで場所を見ていくと、遊郭や城塞にも死体はありませんし、そこから既に異質に片足を突っ込んでいる感じも受けます。どちらも「昔に建てられた」という説明文があるのもポイントです。とはいえ、この階層から既に「地獄でない」と断言する材料にも乏しく、いまいち決め手に欠けます。
ほかに考えられることとしては、遊郭や城塞が「戦場跡や古宮都の影響を受けた」という可能性があります。古宮都を戦場跡ごと地獄に封印する際に、既に地獄にあった遊郭や城塞が戦場跡と繋がったことにより、その影響が色濃く出た、と説明したら何となくわかるでしょうか。うーんわかりづらい…?
そうでないなら、遊郭も城塞も戦場跡や古宮都のように、元々地上にあったものが地獄へ顕現したもの、と考えた方が腑に落ちる気もしますが、亜空の城塞の築年数があまりに古すぎるので、なんともかんとも……。
地獄変相図にはまだ空白の場所も2つほどあるので、そこが出そろったあたりでもう一度、改めて考えてみたいと思います。
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