月風魔伝その他、考察などの備忘録。
皆さんこんばんは、九曜です。
Twitter周りがてんやわんやの一週間でしたが、この安穏とした温泉宿でまでアレコレ物申す事ではないので、いつも通り考察しに来ました。
サービス自体の存続など危ぶまれていますが、もし仮にTwitterがどうにかなった場合でも、管理人はこの温泉宿にいますので、その時にはぜひ月(風魔)曜日にお越しください。
さて、本日は武器の話題です。
新作風魔伝には主武器と副装備の持ち替えシステムがあり、主武器・副装備ともに2つずつ持つことができます。威力の高いもの、手数の多いもの、遠距離を攻撃できるものなどさまざまですが、原作風魔伝では剣といくつかのサブウェポンで戦っていたところ、臨機応変に対応できるようになったのは嬉しい限りです。
そうです、初代風魔君の時代から、武器のバリエーションは随分増えているのです。これも月氏の地獄監視技術向上の賜物だと思うのですが、とりたてて考察してこなかったので、今回ちょっとだけ考えてみようと思います。
Twitter周りがてんやわんやの一週間でしたが、この安穏とした温泉宿でまでアレコレ物申す事ではないので、いつも通り考察しに来ました。
サービス自体の存続など危ぶまれていますが、もし仮にTwitterがどうにかなった場合でも、管理人はこの温泉宿にいますので、その時にはぜひ月(風魔)曜日にお越しください。
さて、本日は武器の話題です。
新作風魔伝には主武器と副装備の持ち替えシステムがあり、主武器・副装備ともに2つずつ持つことができます。威力の高いもの、手数の多いもの、遠距離を攻撃できるものなどさまざまですが、原作風魔伝では剣といくつかのサブウェポンで戦っていたところ、臨機応変に対応できるようになったのは嬉しい限りです。
そうです、初代風魔君の時代から、武器のバリエーションは随分増えているのです。これも月氏の地獄監視技術向上の賜物だと思うのですが、とりたてて考察してこなかったので、今回ちょっとだけ考えてみようと思います。
風魔君の主武器は刀一本
まずこの考察を始めるにあたり、千年前、つまり基本型となる初代風魔君の武器を見てみましょう。
主武器:けん(初期装備)、波動剣
主武器、つまり常時装備の武器となるのは2種の刀です。いずれも剣表記ですが、形状的にも後世の主武器分類でも剣ではなく刀なので、とりあえず刀としておきましょう。
刀以外の主武器については、初代の風魔君の時点では登場していません。槍や鈍器などいかにもありそうですが、そういったものも使わなかったことになります。
副装備:守り太鼓、手裏剣、呪いの爆薬、岩の剣、呪いの衣、魔性のコマ、守り玉、お守り、呪文の青玉、呪文の赤玉
副装備にあたるアイテムは、案外たくさんありますが、後世に継承されていそうなのは「手裏剣(→苦無)」と「呪いの爆薬(→火薬玉)」、「お守り(→護符)」といったところでしょうか。厳密には挙動や効果が違いますが、うっすら似ている装備はいくつかあります。
一方で、守り太鼓のように音?で攻撃するもの、岩の剣のように進路上の壁を壊すものや、魔性のコマのようにジャンプ時の挙動を変えるものはありません。これらについては初代の風魔君しか扱えない類のものだったか、風魔君が行方不明になった時に失われてしまった技術なのかもしれません。ただし二段ジャンプを27代君や蓮華さんが初期状態で使用できることから、魔性のコマの技術的な部分がここに転用されている可能性はあります。
上で挙げた他に方向石やローソクなど、3Dダンジョンで使える攻撃用以外の装備もありましたが、今回はそういったダンジョン要素がないせいか、装備として登場することはありません。また霊薬は「回復薬」として登場していると思われます。
どの武器がいつ増えたのか?
では、武器の増え方について考えていきましょう。
まずは、初代の風魔君の装備(刀)をベースに、戦う上で不利な点を補ってやる必要があります。当主は様々いたようですから、その当主に合った戦い方というのもあるでしょう。
となると、最初のターニング・ポイントはいきなりやってきます。二代目の鴻明の時点で、初代の風魔君とはまるで違う戦闘スタイルが想定できるのです。
陰陽師出身の彼は、大きくいかついものが持てるか若干怪しいので、鈍器・剣斧などの主武器化はより後世と思われます。代わりに、軽くて扱いやすい両得物や、日用品出身の戦傘などが主武器として見出された可能性があることでしょう。
副装備については、まずお守りを軽量化しつつ、効能を細分化したものとして護符が作られると思われます。鴻明が陰陽師としての能力を活かし、加護を封じたこれが後世でも役立ったため、千年後にも什具として未だ用いられているのでしょう。説明文にある「かつての当主」というのも、恐らく鴻明であると思われます。
また、非力な当主であるがゆえに、それを補う手段としての魔砲輪がこの頃発明されたかもしれません。鴻明は陰陽師出身なので、自らの魔力を根源とする魔砲輪とは好相性だったのではないでしょうか。
鴻明以降、荒耶までは無名の当主が続きますが、「刀」「両得物」「戦傘」となった主武器に次に求められるのは何でしょう。ここからは「間合い」と「破壊力」の二方向に分かたれたと思います。
荒耶が僧出身なのと、体格が良いため、その武器は槍か鈍器であったと推測されます。荒耶までの間に何代か当主がおり、それらが間合いや破壊力を求めた場合、荒耶以前に槍や鈍器が開発され地獄へ持ち込まれた可能性はあるでしょう。
月風魔伝の世界ではどうかわかりませんが、日本では仏教徒が鉄砲傭兵団と手を組み、一揆を起こしたりした歴史があります。
火薬そのものは「呪いの爆薬」が既に存在していたので、火薬玉、そしてそれを転用して火縄銃が開発されたと思われます。
剣斧や鎖鞭が出てくるとすれば、その後です。
特に、遊郭の石碑(まだ未紹介のものですが)によれば、女性が一族の実権を握った時代があったので、剛よりも柔、危険な近接戦より安全な遠距離戦を、という形で鎖鞭が実用化された可能性はあります。
ただ、鎖鞭の説明には「一族は皆扱える」とあるので、案外風魔君らへんからみんな扱うだけ扱えてはいたのかも…死門から学んだのかな…?
弓はよくあるRPGで「非力な女性の武器」というイメージがついていますが、実際は弦を絞るのに力が要るので、中世では女性よりも男性が扱う武器だったようです。そんなことが説明文にも書いていますね。
女性の当主が出てくる前段階で、男性の当主が豪弓雷動をバシバシ撃っていた方が、リアリティはあると思われます。
となると、女性が扱う副装備としては苦無だとか、撒菱だとかの方が無理なく戦えそうな気がします。蓮華は月氏一族いちの「くのいち」という説明がありましたが、女性が当主として地獄へ赴く場合に「くのいち(女性の忍び者)」としての戦闘スキルが求められたのだと思われます。
このほか、非力さをカバーするための火縄銃や、持ち歩くだけで効果を発揮できる護符なども活用されたことでしょう。
最後に手甲なんですけれども、この武器を扱う当主は近接特化、それも喧嘩に強いイメージが想起されます。となると、酒飲み大食いの鬼を屠りに行く当主とか、地獄の女を連れ帰る生臭当主だとかが「そっち系」であるのかもしれません。
特に、手甲の血器「冥加ノ拳」は鬼特効です。鬼屠り当主が装備して鬼と戦うというのであれば、これほど適した武器もないでしょう。作中で顔の見られる当主ではありませんが、何となく戦いぶりを見てみたい気もしてきます。
当主に人気の武器は?
当主の扱う武器について、説明中で表記のある武器はいくつかあります。
刀:歴代月風魔の中でも最も多く使われた武器と言われている。
両得物:刀に次いで、歴代当主が好んで使用したと言い伝う。
鈍器:月氏一族の中でも力自慢の強者が好んで使用したそうだ。
鎖鞭:幼い頃より鍛錬を積み、一族の者は皆扱えるようになっている。
槍の説明は少し曖昧なので省きまして、他はこんな具合です。
鎖鞭の説明文からするに、当主としてはある程度の武器を扱えるように鍛錬するものの、主要な使い手の多さとしては刀>両得物>その他、でしょうか。個人的にあの両得物を使う当主が多いのが凄いと思いました(苦手武器)
鈍器については「力自慢の強者」が使ったとありますが、初代の風魔君で既に米俵3つ分の腕力なので、扱える当主は案外多くいたのかもしれません。
鎖鞭と手甲は説明文で扱いの難しさが見てとれ、戦傘や剣斧についてはノーコメントなので、そのあたりの使い手は限られるのかもしれません。あ、九曜当主は貴重な戦傘の使い手です。
先に省いた槍については「武の歴史において槍の使い手とその逸話は数多い」とあり、月氏一族に対象が特定されないのですが、全体的に多いということで「両得物以下、戦傘や剣斧以上」だと推測されます。
副装備については、使用頻度コメントのあるものはありません。
主武器と違って、臨機応変に手を変え品を変え、扱うようなものだったのかもと思います。
それを考えると、花火師当主九曜の立つ瀬があまりなくなって……やめようこの話。
少し話が逸れましたが、初代の頃から武器がこんなに増えたのは、当主の多様性と長い歴史、やはり地獄監視技術向上の賜物と言えそうです。
27代君以降、地獄がどうなるのかはわかりませんが、仮に今後も地獄行脚が続くようなら、武器種はどんどん増えて行ったりするのでしょうか。
そうなったら、呪文の青玉や呪いの衣的なものをぼちぼち開発してほしいような…←
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