月風魔伝その他、考察などの備忘録。
今宵も元気に月風魔!
新調したPCが早くも修理に出てしまい、地獄行脚が満足にできなくなった九曜です。
このブログを数年前から追いかけて頂いている皆様におかれましては、私がUMアーリーアクセス途中段階でPCを新調し、グラフィックや動きが向上した!とはしゃいでいる記事を目にしたかと思います。具体的にはこの記事ですね。
さて、旧PCでとりあえずブログ記事を書きながら、私は考えました。この古いPCで、月風魔伝UMの製品版を動かしたことはないけれど、ちゃんと動くのか?
今回はそのレビューというか、反省というか…なんかそんな記事です。
詳しくは追記で喋っていきたいと思います。
新調したPCが早くも修理に出てしまい、地獄行脚が満足にできなくなった九曜です。
このブログを数年前から追いかけて頂いている皆様におかれましては、私がUMアーリーアクセス途中段階でPCを新調し、グラフィックや動きが向上した!とはしゃいでいる記事を目にしたかと思います。具体的にはこの記事ですね。
さて、旧PCでとりあえずブログ記事を書きながら、私は考えました。この古いPCで、月風魔伝UMの製品版を動かしたことはないけれど、ちゃんと動くのか?
今回はそのレビューというか、反省というか…なんかそんな記事です。
詳しくは追記で喋っていきたいと思います。
我がPCは、最低要件すら未達!
まずは参考までに、STEAM版月風魔伝UMの必要スペックについて見ていきましょう。
なんか難しい数字が色々並んでいますが、気にするべきところは「プロセッサー」「メモリー」「グラフィック」あたりです。他の項目は最近のPCであればほぼ満たしてる気がするので、もしSTEAM版月風魔伝をPCで遊びたいなら、このあたりの数字が足りているかに注意しましょう。
「プロセッサ」は平たくいうと処理能力で、i〇の〇部分が世代、その後の4桁の数字が性能、というとわかりやすい感じですが、私は詳しくないので、気になった方は詳しい人か、Google先生などに聞いてみてください。
「メモリー」は処理を並行して行う時、どれだけ余力があるかという部分です。ゲームをするにあたっては背景や前景のグラフィックを出す、キャラクターを動かす、BGMを鳴らすなど色々なことを要求されますが、それが過不足なく行われるために、じゅうぶんなメモリ容量が必要です。といっても、月風魔伝UMでは最低も推奨も8GBなので、さほど厳しい条件ではありませんが…。
「グラフィック」はグラフィックボードの推奨値です。グラフィック描写という分野において、PC本体の処理能力で足りない部分をグラフィックボードで補うのですが、これも充分な数値がないと、PC本体ですべての処理をしなければいけなくなり大変です。グラフィックボードのないPCでもゲームを遊ぶこと自体はできますが、アクションゲームや3D処理の多いゲームだとほぼ必須になってきます。
さて、これを踏まえて、わが旧PCのスペックを見てみると、
プロセッサ i5-3320M CPU
実装RAM 4GB
グラフィックボード なし
いやあ、我ながら、酷いです。月風魔伝UMのアーリーアクセスをなんとか始められた際に「危うく『地獄入国拒否』になる所だった」と喋っていたのも頷けます。
グラボなしについてはそもそもが事務用途のPCだったので仕方ないにしろ、プロセッサが最低要件にまるで足りておらず、メモリに至っては半分です。むしろこれで熟練者までクリアしているのが奇跡です。
環境ロールバックは「地獄」そのもの
さて、気になるのは「製品版までアップデートされた月風魔伝UMが遊べるか?」です。
アーリーアクセスとなると、作りかけの段階で始まり、完成版になる頃には色々盛りだくさんで、当初の予定よりも要求スペックが高くなったり…は、よくあることだそうです(PC新調時、詳しい店員さんに説明されました)
とりあえずSTEAMにログインし、STEAM本体のアップデートと月風魔伝UMのアップデートを済ませてみると…とりあえず、アップデート自体は完了しました。起動は…できた!
ちょっと走り途中のデータがあったので悩みましたが、せっかくなので館スタートで地獄を走ってみることに。育成済のつよつよデータ、難易度は凡人。これならどう処理落ちしても何とかなる…などと思っていました。走り始めるまでは。
館への入場、数秒。館からの遷移、やはり数秒。Tipsが読める速度で表示されるのが懐かしいぐらいです。ところが忌地に入った瞬間、襲い掛かる強烈な「画面がカクつく!!」
カクつくだけならまだ良いのですが、武器を振ってみると、ボタンを押してから半秒ほど遅れて27代君が武器を振りはじめます。骸骨剣士相手に刀での見切りを試みたところ、一撃目、失敗。二撃目、なんとか見切りに成功しましたが、入力タイミングが見てからでは間に合わない!
下りていき、上っていく段階でまたもや操作に違和感が。段差が…段差がのぼれない!
そういえば昔「このゲームぜんぜん段差がのぼれない」でご意見を投書したことがありましたが、そのご意見リバイバルです。これでもコントローラ操作なんですが、一段目のジャンプの後の二段目の入力がちゃんと受付けられていない感があり、ジャンプ中の攻撃なんかもうまくいきません。は、ハードモード!
道中で戦傘を拾い、これでようやく弾き返し無双ができる!と持ち替え、鬼相手に一度目、失敗。二度目、失敗、三度目、やはり失敗…なんだこの戦傘、まるで弾き返しができないぞ!!
気になってブログを掘り返してみると、PC新調前から戦傘をある程度使いこなしている記事が見られます。ハテ?と思いましたが、これまで軽快に弾き返してた環境から、処理で精いっぱいの激重PC環境になったわけですから、覚えている弾き返しタイミングが違っても無理ありません。それでも鬼にすら失敗するのはちょっとアレなんですが…。
仕方がないので主武器を剛手甲に持ち替え、崩しゲーで制する形に。龍骨鬼相手にこれを使うのはいっそ屈辱ですが、とりあえずボスエリアに入場…お、重い!龍骨鬼の部屋、重い!!
ボス戦はといえば、もう処理落ちコマ送りのレベルでカックカクです。そういえば昔はこんなだった気がしてきました。各種攻撃を避けるのが困難なほとんど別ゲーでしたが、育て上げた各種技能と剛手甲のゴリ押しで何とかなりました。ひぃ。
その後も大百足まで走ってみましたが、道中の骸骨剣士すらまともにさばけず、弓と火薬玉と鎖鞭のリーチに頼る九曜当主。戦傘なんか、月時雨が拾えなければ話になりません。いちおう、カンを取り戻せば使えないことはないのでしょうが…。
FPSを下げて解決?
どう考えてもこんなに動けないのはおかしい、と思いオプションを見直してみたところ、なんとなーく原因が判明しました。PCを買い替えた後、新PC用の設定にしていたので、このPCで処理する限界を超えていたようです。
とりあえず、グラフィックの各種設定を「高」から「標準」に、特に負荷の原因となるFPS(秒あたりの処理速度)を60→30に落としてみたところ、おおっ、動ける!とりあえず動ける!
館から戦傘を持ち出してみたところ、敵にもよりますが弾き返しの成功率が3%ぐらいから60%ぐらいにはなり、途端に安定し出しました。それでも火薬玉が拾えないと不安。
コマ送りだったボス戦も、とりあえず予備動作がわかるようになり、避けようと思えば避けられましたがやはりゴリ押しました。育成こそ正義。
ジャンプで段差を登れないの頻度も体感5割減となりましたが、調子よく鬼人化してるとやや重→食らって鬼人化解ける→軽くなる→鬼人化→やや重…のように、どうにも調子が不安定です。いっそ鬼人化しないオプションがほしい。
この状態なら最終面まで一応いけそうですが、求道者にチャレンジするのは少し躊躇われます。恐らく忌地の鬼相手に死ぬ。
グラフィックの質や描画速度など下げるので、PCでキレイなグラフィックで、快適に遊びたい!という場合は、やはり推奨以上のスペックで遊ばれる方が良いと思われます。
どうしてもスペック未満だとか、最低スペック程度で遊ぶ場合は、グラフィックオプションやFPSを下げることで、なんとか遊ぶことはできそうです。
以上、ロールバック環境の地獄レビューでした。
これから「GetsuFumaDen:Undying Moon」を遊ぼうという皆さんは、メモリをできれば8~16GB積んだ、推奨要件を満たしたPCでSTEAM版を遊ばれるか、Nintendo Switch版を買われることをおすすめします。
間違っても4GBかそこらの事務用PCで「PCなんだから遊べるでしょ」すると、ほんものの地獄になりますゆえ…。
まずは参考までに、STEAM版月風魔伝UMの必要スペックについて見ていきましょう。
なんか難しい数字が色々並んでいますが、気にするべきところは「プロセッサー」「メモリー」「グラフィック」あたりです。他の項目は最近のPCであればほぼ満たしてる気がするので、もしSTEAM版月風魔伝をPCで遊びたいなら、このあたりの数字が足りているかに注意しましょう。
「プロセッサ」は平たくいうと処理能力で、i〇の〇部分が世代、その後の4桁の数字が性能、というとわかりやすい感じですが、私は詳しくないので、気になった方は詳しい人か、Google先生などに聞いてみてください。
「メモリー」は処理を並行して行う時、どれだけ余力があるかという部分です。ゲームをするにあたっては背景や前景のグラフィックを出す、キャラクターを動かす、BGMを鳴らすなど色々なことを要求されますが、それが過不足なく行われるために、じゅうぶんなメモリ容量が必要です。といっても、月風魔伝UMでは最低も推奨も8GBなので、さほど厳しい条件ではありませんが…。
「グラフィック」はグラフィックボードの推奨値です。グラフィック描写という分野において、PC本体の処理能力で足りない部分をグラフィックボードで補うのですが、これも充分な数値がないと、PC本体ですべての処理をしなければいけなくなり大変です。グラフィックボードのないPCでもゲームを遊ぶこと自体はできますが、アクションゲームや3D処理の多いゲームだとほぼ必須になってきます。
さて、これを踏まえて、わが旧PCのスペックを見てみると、
プロセッサ i5-3320M CPU
実装RAM 4GB
グラフィックボード なし
いやあ、我ながら、酷いです。月風魔伝UMのアーリーアクセスをなんとか始められた際に「危うく『地獄入国拒否』になる所だった」と喋っていたのも頷けます。
グラボなしについてはそもそもが事務用途のPCだったので仕方ないにしろ、プロセッサが最低要件にまるで足りておらず、メモリに至っては半分です。むしろこれで熟練者までクリアしているのが奇跡です。
環境ロールバックは「地獄」そのもの
さて、気になるのは「製品版までアップデートされた月風魔伝UMが遊べるか?」です。
アーリーアクセスとなると、作りかけの段階で始まり、完成版になる頃には色々盛りだくさんで、当初の予定よりも要求スペックが高くなったり…は、よくあることだそうです(PC新調時、詳しい店員さんに説明されました)
とりあえずSTEAMにログインし、STEAM本体のアップデートと月風魔伝UMのアップデートを済ませてみると…とりあえず、アップデート自体は完了しました。起動は…できた!
ちょっと走り途中のデータがあったので悩みましたが、せっかくなので館スタートで地獄を走ってみることに。育成済のつよつよデータ、難易度は凡人。これならどう処理落ちしても何とかなる…などと思っていました。走り始めるまでは。
館への入場、数秒。館からの遷移、やはり数秒。Tipsが読める速度で表示されるのが懐かしいぐらいです。ところが忌地に入った瞬間、襲い掛かる強烈な「画面がカクつく!!」
カクつくだけならまだ良いのですが、武器を振ってみると、ボタンを押してから半秒ほど遅れて27代君が武器を振りはじめます。骸骨剣士相手に刀での見切りを試みたところ、一撃目、失敗。二撃目、なんとか見切りに成功しましたが、入力タイミングが見てからでは間に合わない!
下りていき、上っていく段階でまたもや操作に違和感が。段差が…段差がのぼれない!
そういえば昔「このゲームぜんぜん段差がのぼれない」でご意見を投書したことがありましたが、そのご意見リバイバルです。これでもコントローラ操作なんですが、一段目のジャンプの後の二段目の入力がちゃんと受付けられていない感があり、ジャンプ中の攻撃なんかもうまくいきません。は、ハードモード!
道中で戦傘を拾い、これでようやく弾き返し無双ができる!と持ち替え、鬼相手に一度目、失敗。二度目、失敗、三度目、やはり失敗…なんだこの戦傘、まるで弾き返しができないぞ!!
気になってブログを掘り返してみると、PC新調前から戦傘をある程度使いこなしている記事が見られます。ハテ?と思いましたが、これまで軽快に弾き返してた環境から、処理で精いっぱいの激重PC環境になったわけですから、覚えている弾き返しタイミングが違っても無理ありません。それでも鬼にすら失敗するのはちょっとアレなんですが…。
仕方がないので主武器を剛手甲に持ち替え、崩しゲーで制する形に。龍骨鬼相手にこれを使うのはいっそ屈辱ですが、とりあえずボスエリアに入場…お、重い!龍骨鬼の部屋、重い!!
ボス戦はといえば、もう処理落ちコマ送りのレベルでカックカクです。そういえば昔はこんなだった気がしてきました。各種攻撃を避けるのが困難なほとんど別ゲーでしたが、育て上げた各種技能と剛手甲のゴリ押しで何とかなりました。ひぃ。
その後も大百足まで走ってみましたが、道中の骸骨剣士すらまともにさばけず、弓と火薬玉と鎖鞭のリーチに頼る九曜当主。戦傘なんか、月時雨が拾えなければ話になりません。いちおう、カンを取り戻せば使えないことはないのでしょうが…。
FPSを下げて解決?
どう考えてもこんなに動けないのはおかしい、と思いオプションを見直してみたところ、なんとなーく原因が判明しました。PCを買い替えた後、新PC用の設定にしていたので、このPCで処理する限界を超えていたようです。
とりあえず、グラフィックの各種設定を「高」から「標準」に、特に負荷の原因となるFPS(秒あたりの処理速度)を60→30に落としてみたところ、おおっ、動ける!とりあえず動ける!
館から戦傘を持ち出してみたところ、敵にもよりますが弾き返しの成功率が3%ぐらいから60%ぐらいにはなり、途端に安定し出しました。それでも火薬玉が拾えないと不安。
コマ送りだったボス戦も、とりあえず予備動作がわかるようになり、避けようと思えば避けられましたがやはりゴリ押しました。育成こそ正義。
ジャンプで段差を登れないの頻度も体感5割減となりましたが、調子よく鬼人化してるとやや重→食らって鬼人化解ける→軽くなる→鬼人化→やや重…のように、どうにも調子が不安定です。いっそ鬼人化しないオプションがほしい。
この状態なら最終面まで一応いけそうですが、求道者にチャレンジするのは少し躊躇われます。恐らく忌地の鬼相手に死ぬ。
グラフィックの質や描画速度など下げるので、PCでキレイなグラフィックで、快適に遊びたい!という場合は、やはり推奨以上のスペックで遊ばれる方が良いと思われます。
どうしてもスペック未満だとか、最低スペック程度で遊ぶ場合は、グラフィックオプションやFPSを下げることで、なんとか遊ぶことはできそうです。
以上、ロールバック環境の地獄レビューでした。
これから「GetsuFumaDen:Undying Moon」を遊ぼうという皆さんは、メモリをできれば8~16GB積んだ、推奨要件を満たしたPCでSTEAM版を遊ばれるか、Nintendo Switch版を買われることをおすすめします。
間違っても4GBかそこらの事務用PCで「PCなんだから遊べるでしょ」すると、ほんものの地獄になりますゆえ…。
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