月風魔伝その他、考察などの備忘録。
今日も元気に月風魔!
今週中盤のワンドロに向けて、そろそろ準備がしたい九曜です。
久しぶりに公式Discordで語らう中、ふと「魍魎の属性」が気になりまして、資料と記憶を頼りに調査してみることにしました。
そう、「資料と記憶を頼りに」なので、今回の調査内容は何かしら間違っている可能性があります。もしかしたらExcelの集計用関数が間違っている可能性まであります。
もし変な点・矛盾点・誤っている箇所を見つけましたら、遠慮なく拍手などからお申しつけくだされば、後日の再調査に活かしたいと思います。
なお記事の性質上、ネタバレ要素が多大に含まれます。大丈夫な方だけ続きをご覧ください。
まだ遊んでない方は、この記事を読む前に『月風魔伝&月風魔伝UM』紹介記事をお読みの上、STEAMなりSwitchなりでぜひ一度遊んでからお読みください。
今週中盤のワンドロに向けて、そろそろ準備がしたい九曜です。
久しぶりに公式Discordで語らう中、ふと「魍魎の属性」が気になりまして、資料と記憶を頼りに調査してみることにしました。
そう、「資料と記憶を頼りに」なので、今回の調査内容は何かしら間違っている可能性があります。もしかしたらExcelの集計用関数が間違っている可能性まであります。
もし変な点・矛盾点・誤っている箇所を見つけましたら、遠慮なく拍手などからお申しつけくだされば、後日の再調査に活かしたいと思います。
なお記事の性質上、ネタバレ要素が多大に含まれます。大丈夫な方だけ続きをご覧ください。
まだ遊んでない方は、この記事を読む前に『月風魔伝&月風魔伝UM』紹介記事をお読みの上、STEAMなりSwitchなりでぜひ一度遊んでからお読みください。
魍魎の系統・属性とは?
月風魔伝UMの魍魎は、主に5系統2属性に分類されます。系統は「鬼」「骨」「器」「獣」「魔」があり、属性は「空」「地」があります。
魍魎は系統・属性ともひとつずつを持ち、それに対応する特効武器があれば、より多くのダメージを与えることが可能です。
それぞれの系統・属性は魍魎絵巻で確認できます。
図の鬼:金棒は系統「鬼」属性「地」なので、鬼特効や地特効武器が有効です。
いちいち絵巻を確認するのが面倒な場合は、
鬼…鬼っぽいもの
骨…骨っぽいもの
器…機械や絡繰り、無機物のようなもの
獣…人以外の何らかの生き物
魔…不定形のよくわからないもの
空…空を飛んでいる、または空中を跳ぶもの
地…飛ばないもの
…というように、初見でもざっくり判別できますが、必ずしも全魍魎がこの通りではありません。もし特効武器を活かしたいと思う場合は、ちゃんと魍魎絵巻で確認することをオススメします。
なんか…偏ってませんか…?
とりあえず最終ステージまで進める「凡人」をベースに、どのステージにどの魍魎が登場するかをまとめて、ステージ内の系統属性がどうなっているのか調査してみました。
このうち天ツの触手の情報はDiscordの有志プレイヤーさんからの耳より情報です。ひょっとしたら龍骨鬼のおててや九尾狐狸の尻尾とかにも別属性が設定されているかもしれませんが、そのへんは未調査です。いつもありがとうございます。
それにしてももう、すごい偏り方です。「魔」「器」の存在しないステージが3つずつ、「空」「鬼」の存在しないステージも2つ。
魍魎種別(魍魎そのものの系統属性別計上)を見ると「獣」が13種、「地」が実に27種というものすごい偏り方です。8種しかいない「空」のうち4体はボスクラスですし、3種いる「骨」のうち1体は兄者の仇龍骨鬼です。
表を見るに、忌地→断崖→(何らか)→遊郭と通過する場合魔特効はほとんど不要です。
一方、双峰/雪原まで不要だった器特効がいきなり遊郭から必要になるなど、持ち替えの自由が便利なのやら、そうでもないのやらという状況です。
しかもステージ上では有効でも、ボス戦でまったく使えない特効だったりするとなかなか大変です。鬼特効の通る相手が多くボスでも使える双峰で、鬼特効を持っていたら活かせるかな、ぐらいに感じます。
特効の問題点を考える
はじめに、これは公式Discordで語らった上で出て来た話なので、完全に私一人の調査でないことを前置きすると、特効の問題点は「活かせる場面の少なさ」と「単純に特効能力としての物足りなさ」が挙げられます。
Case01.骨特効の使い道がない!
先にも言いましたが「骨」系統の魍魎は全部で3種類おり、骸骨剣士と骸骨弓士と龍骨鬼です。また、骸骨弓士には恐らく「侍大将」的なポジションの、ちょっと体力の高い個体が存在します。骸骨剣士と骸骨弓士には狂魔も存在します。
さて、骨系統の一般魍魎たち、具体的には骸骨剣士や骸骨弓士に、骨特効武器を使ってみるとします。主武器の骨特効といえば骨砕の豪槌、副装備の骨特効といえば四尺玉の鈴蘭や鍾馗などが該当することでしょう。実際使うと、特効の恩恵を感じるまでもなく、ほとんど一撃粉砕でしょう。なんなら特効でない鈍器や火薬玉でも問題なく一撃です。
ここまで書けばおわかりいただけると思いますが、骨特効の火力アップが活きる相手は、龍骨鬼か狂魔クラスに強化された骨系統ぐらいで、ほかの一般骨魍魎は別に特効がなくとも、問題なく突破できてしまいます。戦傘で叩いて崩すより先に死んでしまうほど、骨系統は基本脆いのです。
となると、せっかくあるこの骨特効、活きる場面が非常~に少なくなってきます。特に、龍骨鬼がドロップした骨砕の豪槌なんてもってのほかです。戦う前にそれくださいよォ!!
Case02.空特効の使い道も…あまりない!
続けて、全8種しかいない空属性の魍魎を考えます。
ざっと見ていくとボス以外は、以下の四魍魎が該当します。
・三つ目首
・怪魚
・化蝙蝠
・獅子頭
並べた上で、その魍魎への対処を考えると、こちらも骨特効と同じ問題を抱えていることがわかります。怪魚や化蝙蝠はほとんどの武器で一撃ですし、三つ目首と獅子頭も難易度次第ですが、さほど体力の多い印象はないはずです。
幸い?空属性のボスモンスターが何体かいるのですが、双天鬼(雷鬼・風鬼)と九尾狐狸はステージの構造上どちらか片方としか戦えず、ほかに該当するのはラストの天ツだけです。一周でたった2回のボス戦のために、ステージ上ではあまり役に立たない空特効を持つのは正直、選択肢として無理があります。それよりなら地特効や獣特効を持ち、少しでも有利な相手を増やす方が良いでしょう。
余談ですが「鳥堕の苦無」の使い道があまりに思い浮かばないので、それを考える記事を作ろうとしたことがありましたが、挫折してしまった理由が今ならわかります。活かせる場面がかなり少ない!これではこの副装備の使い道が思い浮かばないのも、仕方ないところがある気がします。
Case03.なんか鈍刀とかの方が強いらしい
ここから自力調査を投げ捨ててよそさま情報になりますが、現在の特効倍率などの計算式から、単純に攻撃力の高くなる武器の方が強い、という根も葉もない結論が出るそうです。
ちょっと細かい数値を忘れてしまったのでざっくり説明すると、攻撃力900ぐらいの特効のない武器と、攻撃力600ぐらいの特効武器では、ほぼ勝負にならないとのこと。
加えて先の調査でわかるように、属性系統の偏りがかなりハッキリしていることから、相手に合わせて特効を持ち替えるよりも、基本火力重視でいった方が良いとのことでした。うーむむ。
とりあえず3つの問題ありそうな点を挙げてみましたが、この作品における特効武器の扱いがかなり難しい立ち位置にある感じなので、初心者さんや効率重視のプレイヤーさんは素直に無銘の鈍刀の強化から始めておくと良いと思われます。
逆に、とことん地獄を味わいたい方は、いろいろ試して上級者向けのピーキーな武器とか持ってみるのも良いと思います。五月雨、おすすめですよ。
月風魔伝UMの魍魎は、主に5系統2属性に分類されます。系統は「鬼」「骨」「器」「獣」「魔」があり、属性は「空」「地」があります。
魍魎は系統・属性ともひとつずつを持ち、それに対応する特効武器があれば、より多くのダメージを与えることが可能です。
それぞれの系統・属性は魍魎絵巻で確認できます。
図の鬼:金棒は系統「鬼」属性「地」なので、鬼特効や地特効武器が有効です。
いちいち絵巻を確認するのが面倒な場合は、
鬼…鬼っぽいもの
骨…骨っぽいもの
器…機械や絡繰り、無機物のようなもの
獣…人以外の何らかの生き物
魔…不定形のよくわからないもの
空…空を飛んでいる、または空中を跳ぶもの
地…飛ばないもの
…というように、初見でもざっくり判別できますが、必ずしも全魍魎がこの通りではありません。もし特効武器を活かしたいと思う場合は、ちゃんと魍魎絵巻で確認することをオススメします。
なんか…偏ってませんか…?
とりあえず最終ステージまで進める「凡人」をベースに、どのステージにどの魍魎が登場するかをまとめて、ステージ内の系統属性がどうなっているのか調査してみました。
このうち天ツの触手の情報はDiscordの有志プレイヤーさんからの耳より情報です。ひょっとしたら龍骨鬼のおててや九尾狐狸の尻尾とかにも別属性が設定されているかもしれませんが、そのへんは未調査です。いつもありがとうございます。
それにしてももう、すごい偏り方です。「魔」「器」の存在しないステージが3つずつ、「空」「鬼」の存在しないステージも2つ。
魍魎種別(魍魎そのものの系統属性別計上)を見ると「獣」が13種、「地」が実に27種というものすごい偏り方です。8種しかいない「空」のうち4体はボスクラスですし、3種いる「骨」のうち1体は
表を見るに、忌地→断崖→(何らか)→遊郭と通過する場合魔特効はほとんど不要です。
一方、双峰/雪原まで不要だった器特効がいきなり遊郭から必要になるなど、持ち替えの自由が便利なのやら、そうでもないのやらという状況です。
しかもステージ上では有効でも、ボス戦でまったく使えない特効だったりするとなかなか大変です。鬼特効の通る相手が多くボスでも使える双峰で、鬼特効を持っていたら活かせるかな、ぐらいに感じます。
特効の問題点を考える
はじめに、これは公式Discordで語らった上で出て来た話なので、完全に私一人の調査でないことを前置きすると、特効の問題点は「活かせる場面の少なさ」と「単純に特効能力としての物足りなさ」が挙げられます。
Case01.骨特効の使い道がない!
先にも言いましたが「骨」系統の魍魎は全部で3種類おり、骸骨剣士と骸骨弓士と龍骨鬼です。また、骸骨弓士には恐らく「侍大将」的なポジションの、ちょっと体力の高い個体が存在します。骸骨剣士と骸骨弓士には狂魔も存在します。
さて、骨系統の一般魍魎たち、具体的には骸骨剣士や骸骨弓士に、骨特効武器を使ってみるとします。主武器の骨特効といえば骨砕の豪槌、副装備の骨特効といえば四尺玉の鈴蘭や鍾馗などが該当することでしょう。実際使うと、特効の恩恵を感じるまでもなく、ほとんど一撃粉砕でしょう。なんなら特効でない鈍器や火薬玉でも問題なく一撃です。
ここまで書けばおわかりいただけると思いますが、骨特効の火力アップが活きる相手は、龍骨鬼か狂魔クラスに強化された骨系統ぐらいで、ほかの一般骨魍魎は別に特効がなくとも、問題なく突破できてしまいます。戦傘で叩いて崩すより先に死んでしまうほど、骨系統は基本脆いのです。
となると、せっかくあるこの骨特効、活きる場面が非常~に少なくなってきます。特に、龍骨鬼がドロップした骨砕の豪槌なんてもってのほかです。戦う前にそれくださいよォ!!
Case02.空特効の使い道も…あまりない!
続けて、全8種しかいない空属性の魍魎を考えます。
ざっと見ていくとボス以外は、以下の四魍魎が該当します。
・三つ目首
・怪魚
・化蝙蝠
・獅子頭
並べた上で、その魍魎への対処を考えると、こちらも骨特効と同じ問題を抱えていることがわかります。怪魚や化蝙蝠はほとんどの武器で一撃ですし、三つ目首と獅子頭も難易度次第ですが、さほど体力の多い印象はないはずです。
幸い?空属性のボスモンスターが何体かいるのですが、双天鬼(雷鬼・風鬼)と九尾狐狸はステージの構造上どちらか片方としか戦えず、ほかに該当するのはラストの天ツだけです。一周でたった2回のボス戦のために、ステージ上ではあまり役に立たない空特効を持つのは正直、選択肢として無理があります。それよりなら地特効や獣特効を持ち、少しでも有利な相手を増やす方が良いでしょう。
余談ですが「鳥堕の苦無」の使い道があまりに思い浮かばないので、それを考える記事を作ろうとしたことがありましたが、挫折してしまった理由が今ならわかります。活かせる場面がかなり少ない!これではこの副装備の使い道が思い浮かばないのも、仕方ないところがある気がします。
Case03.なんか鈍刀とかの方が強いらしい
ここから自力調査を投げ捨ててよそさま情報になりますが、現在の特効倍率などの計算式から、単純に攻撃力の高くなる武器の方が強い、という根も葉もない結論が出るそうです。
ちょっと細かい数値を忘れてしまったのでざっくり説明すると、攻撃力900ぐらいの特効のない武器と、攻撃力600ぐらいの特効武器では、ほぼ勝負にならないとのこと。
加えて先の調査でわかるように、属性系統の偏りがかなりハッキリしていることから、相手に合わせて特効を持ち替えるよりも、基本火力重視でいった方が良いとのことでした。うーむむ。
とりあえず3つの問題ありそうな点を挙げてみましたが、この作品における特効武器の扱いがかなり難しい立ち位置にある感じなので、初心者さんや効率重視のプレイヤーさんは素直に無銘の鈍刀の強化から始めておくと良いと思われます。
逆に、とことん地獄を味わいたい方は、いろいろ試して上級者向けのピーキーな武器とか持ってみるのも良いと思います。五月雨、おすすめですよ。
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