皆さまこんばんは、九曜です。

プチ検証　魍魎の系統属性調査の記事を作るにあたり、全魍魎のスクリーンショットを連写してきたのですが、それを眺めていて「あること」に気づきました。


大百足のスクリーンショットです。かわいいですね
耐性の数字については後でざっと説明しますが、これを見た後、私は過去大百足ゆる指南という記事で、浸透の広拡菱をおすすめしていたことを思い出しました。
浸透の広拡菱は防御ダウン効果です。にも関わらず、ver.1.1.1現在で大百足には防御ダウンが効かないことになっています。…どういうことなのでしょう？

気になってきたので、系統属性の時にざっくり魍魎一覧も作ったことだし、調査してみることにしました。
続きは追記よりお読みいただけます。もちろんネタバレに関わる魍魎の話も少ししますので、大丈夫な方だけどうぞ。

耐性表と雑考

こちらが耐性表のまとめです。
攻略記事としてだけお読みの場合は、これをローカル保存して記事を閉じていただいて構いません。以下、数値に関する話や、魍魎のピックアップしてのお話をしていきます。

耐性の数値は5段階あるらしく「0％」「25％」「50％」「75％」「100％」です。耐性に対してのパーセンテージ表記なので、「耐性があれば100、なければ0」として扱うものと思われます。


私の中で一番印象に残っている「魍魎の耐性」としては、芸妓霊の寄生耐性が挙げられます。
遊郭で生命力が赤ゲージになり、ようやく長持から宿気を拾ったので、とりあえず近寄らなければ平気な芸妓霊に投げて寄生状態にするも、すぐシュン…と切れてしまう、ということが起きます。こちらは大百足の件とは別に、アーリー段階からだったので、もともと耐性が「75％」あると思われます。
すべての状態異常は、猛毒以外持続時間制なので、75％というのは多分「効果時間を75％短縮する」処理なのだと思われます。そして黄魔は効果時間がある程度持続しないと一回目の吸収が行われないため、「寄生状態にはなるものの、吸収前に寄生状態が解けてしまう」ことになるのだと思います。おそらく。


問題の大百足は、寄生・攻撃ダウン・防御ダウン・鈍重が100％です。つまり、アーリー段階では効いていた浸透の広拡菱による防御ダウンが入らなくなり、めんどくさくやりづらくなったものと思われます。


特段、耐性を持たない魍魎もいます。こういった魍魎であればとりあえずどんな状態異常も効くので、適宜有効活用していくのが良いと思われます。


化蝙蝠や怪魚は、耐性こそフルに備えていますが、どういった攻撃でも一撃死するのであまり意味がありません。なんなら「殺」時の波動で死んだりします。はかない。
こういったのを見ると「魍魎の個性づけ」として設定された耐性でなく「システムの都合」で設定されている感じが少しあります。
逆に「魍魎の個性づけ」として設定されている耐性は、水霊・煙霊・岩小僧の出血耐性100％があります。かれらは確かに血が出なさそうなので、正しく出血耐性がありそうに思います。一方で芸妓霊はどう見ても絡繰ですが、出血耐性50％なので出血するようです。意外や意外。


輪入道が炎上、九尾狐狸が凍結、などと攻撃に準じた完全耐性を備える中、狂蠍は毒耐性がありません。同じ毒使いの震丸虫は毒耐性75％なのに、ちょっと意外です。
なので、毒弾を射絶で弾き返して当てると、ぽこぽこ毒状態になります。かわいい。


一撃死しない範囲で、あれこれ耐性が備わっている魍魎は鎧霊鬼です。
攻撃ダウン・防御ダウン・鈍重以外は平均50％程度の高い状態耐性を持ちます。特に炎上耐性が75％あるので、鎧か触手が燃えにくい素材ででもできているんでしょうか。
寄生耐性25％なので、頑張ればうろついている鎧霊鬼から体力を吸うことはできます。とはいえ、同マップには直接攻撃がなく、寄生耐性0％の岩小僧もいるので、黄魔を活用するならこちらから吸った方が安全でしょう。


最後に、ラスボスの天ツよりもやばいボス魍魎を置いておきます。
亜空の城塞自体がかなりの高難易度、マップも決して狭くはなくランダム罠も配置されているのに、ボスが完全耐性持ちでおまけに硬いです。
このマップを抜けた後に戦場跡であることを考えると、城塞及び大太郎坊は「上級者のチャレンジ要素」として作られている気がします。私はとくに上級者じゃないので、クリアしたかったら素直に遊郭行きます。