月風魔伝その他、考察などの備忘録。
皆さまこんばんは、九曜です。
先日11/3は「文化の日」今日はその振替休日となっております。
ゲームも立派な日本の文化ということで、今回はSNSの方でのんびり消化していた「リアクションの数だけハマったゲームを挙げる・回答編」をお送りしようと思います。
11/1からモンハンワイルズのβを遊んでいたので何も記事が用意できていなかったのはここだけの秘密
ちなみにリアクションが50ついたのではなく、「リアクションが10つき、『もっと!』のリアクションが2つきたので10×2(もっと!)×2(もっと!!)=40やることになり、さらに40挙げてもまだハマったゲームの方が多かったのでおかわりで10追加し50」とかいう具合です。ハマったゲームが多すぎる。
月風魔botアーカイブの時に起こったような容量不足が心配なので、今回は前半部分の25作品を収録しました。また、ネタバレ解説などは極力避けるようにしていますが、意図しないネタバレがあったら申し訳ないので、追記の前に全タイトルを列挙しておこうと思います。気になるタイトルの所を読み飛ばすなどお願いします。
1.月風魔伝
2.GetsuFumaDen Undying Moon
3.モンスターハンターライズ/サンブレイク
4.モンスターハンターワールド/アイスボーン
5.モンスターハンターストーリーズ2 破滅の翼
6.ロマンシングサガ3
7.ロマンシングサガ ミンストレルソング
8.サガフロンティア
9.アンリミテッド:サガ
10.インペリアルサガ
11.クロノトリガー
12.悪魔城ドラキュラX 月下の夜想曲
13.悪魔城ドラキュラ Xクロニクル
14.悪魔城ドラキュラ ギャラリーオブラビリンス
15.悪魔城ドラキュラ ハーモニーオブディスペアー
16.FINAL FANTASYⅨ
17.FINAL FANTASYⅤ
18.FINAL FANTASYⅢ
19.FINAL FANTASYⅥ
20.DISSIDIA FINAL FANTASY
21.ドラゴンクエストⅣ 導かれし者たち
22.真・三國無双3/猛将伝
23.三國無双
24.戦国無双2
25.鬼武者Soul
月風魔伝からスタートしているのがあまりにも私。
それでは、詳しい紹介は追記の方で。
先日11/3は「文化の日」今日はその振替休日となっております。
ゲームも立派な日本の文化ということで、今回はSNSの方でのんびり消化していた「リアクションの数だけハマったゲームを挙げる・回答編」をお送りしようと思います。
11/1からモンハンワイルズのβを遊んでいたので何も記事が用意できていなかったのはここだけの秘密
ちなみにリアクションが50ついたのではなく、「リアクションが10つき、『もっと!』のリアクションが2つきたので10×2(もっと!)×2(もっと!!)=40やることになり、さらに40挙げてもまだハマったゲームの方が多かったのでおかわりで10追加し50」とかいう具合です。ハマったゲームが多すぎる。
月風魔botアーカイブの時に起こったような容量不足が心配なので、今回は前半部分の25作品を収録しました。また、ネタバレ解説などは極力避けるようにしていますが、意図しないネタバレがあったら申し訳ないので、追記の前に全タイトルを列挙しておこうと思います。気になるタイトルの所を読み飛ばすなどお願いします。
1.月風魔伝
2.GetsuFumaDen Undying Moon
3.モンスターハンターライズ/サンブレイク
4.モンスターハンターワールド/アイスボーン
5.モンスターハンターストーリーズ2 破滅の翼
6.ロマンシングサガ3
7.ロマンシングサガ ミンストレルソング
8.サガフロンティア
9.アンリミテッド:サガ
10.インペリアルサガ
11.クロノトリガー
12.悪魔城ドラキュラX 月下の夜想曲
13.悪魔城ドラキュラ Xクロニクル
14.悪魔城ドラキュラ ギャラリーオブラビリンス
15.悪魔城ドラキュラ ハーモニーオブディスペアー
16.FINAL FANTASYⅨ
17.FINAL FANTASYⅤ
18.FINAL FANTASYⅢ
19.FINAL FANTASYⅥ
20.DISSIDIA FINAL FANTASY
21.ドラゴンクエストⅣ 導かれし者たち
22.真・三國無双3/猛将伝
23.三國無双
24.戦国無双2
25.鬼武者Soul
月風魔伝からスタートしているのがあまりにも私。
それでは、詳しい紹介は追記の方で。
1.月風魔伝
魔暦元年、西暦14672年、魔王龍骨鬼が覚醒する。なぜだ!地獄と化したこの世界!救いの者の名を呼べ、“月風魔”!!
…と、いうわけで、魔暦元年に魔王龍骨鬼が起きてきたので、プレイヤーは地上を統括する月氏三兄弟の生き残りであり末弟である風魔となり、世界平和…もさておき殺された兄二人の無念を晴らすため、魔の四島に乗り込みます。
ゲームとしては1987年7月7日発売の、コナミ初のアクションゲーム。当時の作品ゆえすべてがドット絵による表現ながら、2Dの見下ろしマップと2Dアクションステージ、3D迷路を兼ね備えた抜群の歯応えを誇る、和ホラーアクションRPGといったところです。操作性(特にジャンプ周り)にかなり癖がありマップも大変迷うので、慣れるまではよく骨になるか、迷子になることでしょう。私もなりました。
単純にアクションの腕が求められるわけではなく、敵を斬ることで強くなる「けん」のシステム、商店で買ったり道中で拾えるアイテムを活用することで、戦いはグッと楽になることでしょう。たまにトンデモなバグを誘発するアイテムも…?
現在は当時のROMカセットと互換機などを購入して遊べるほか、月風魔伝Undying Moonの「デジタルデラックスエディション」におまけとしてついてくるので、そちらで遊ぶとお手軽かもしれません。本家で遊ぶ場合は死んでパスワード聞き出す方式なので、難易度が数段上がります。
Undying Moonは月風魔伝の続編となりますので、先にとりあえず遊んでみることをおすすめします!おすすめ!たのしいよ!
2.GetsuFumaDen Undying Moon
当主月風魔、冥府を下る。
時は『月風魔伝』より1000年後、また龍骨鬼が起きてきたので、寝かしつけるついでに地獄の異変を探る話です。1000年経っているので主人公は「27代」月風魔となっており、初代とは別人という設定です(外見が似ているのでカン違いされがち。私もしました)
ゲームとしては、前作からマップ移動と3D迷路の概念を大胆に省き、2Dアクションゲームとしてブラッシュアップされた作品となっています。ローグ方式を取り入れているので、潜るたびに地獄の形が変わるし当主はよく死ぬ。恐れずに死ぬことで来世に活かすことができ、死に戻りから再開までもほぼノーストレスなので、ハマる人はどんどんハマる構造になっています。
前作同様の和ホラー世界観なのですが、グラフィックが浮世絵方面へ進化しているので、なんか怖いの嫌な人は無理しないでね。大丈夫な方には断然おすすめです。
STEAM、Switchの2機種に対応しており、対人や共闘なしの完全シングルプレーなので、お手持ちのお好きなハードで遊ぶことができます。Switchはライトモード対応なので、持ち運んで遊びたいならSwitchがおすすめ。STEAM Deckにも対応表示はありますが、私は環境がないのでその点はわかる人にきいてね。
GetsuFumaDen: Undying Moon 公式サイト
3.モンスターハンターライズ/サンブレイク
私が触れた初めてのモンスターハンター。大型追加コンテンツ「サンブレイク」発売後ぐらいに興味が湧いてほとんど定価で買いましたが、定価で買ってもまだ安いぐらい色々遊べたゲームでした。
モンハンといえば砥石!各種ドリンク!ペイントボール!なんか不便な狩り諸々!…の、イメージでしたが、ライズではこのあたりがほとんど刷新されており、一部の道具に使用回数制限がなかったり、そもそも不要となっていたり、ゲームとしてかなり遊びやすい作品でした。
ストーリーはわかりやすくシンプルながらも、プレイヤーが関わっている事柄が前面に押し出されており、この作品を遊べば誰でも「英雄」になれる、と思います。里のみんなが優しいし、ほとんど実家にいる気分でした。いい実家。サンブレイクまで進めば盟友という救済措置も実装されているので、慣れていけばほぼソロでもエンドコンテンツまで進むことができます。
既プレイヤーさん曰く「ライズに慣れた後ワールドに戻ると大変」というのは確かにそうだったのですが、そもそもハンティングアクション自体に不安があったり、モンハンってとっつきにくいな…と思っている方には、確実な一助となる作品だと思います。ライズのおてがる狩りを体験してから、気を引き締めてワールドやXXあたりをやると「か、狩りって大変…いきてる!!」の気持ちになるので、そういうハマり方はいかがでしょうか。自信をもっておすすめしたい作品です。
4.モンスターハンターワールド/アイスボーン
実は、私のPCで動くか怪しくってかなり躊躇っていたのですが、何とか動きそうだったしIBにティガレックスがいたので買いました(理由)
ライズが「カジュアルな狩猟が楽しめるハンティングアクション」ならワールドは「モンスターハンターの世界に没入するハンティングアクション」です。ライズほど快適ではありませんが、XX以前にあった難しい要素の多くがワールド段階で削減されていて、その点では過去作より簡単なのかもしれません。
シナリオは「新大陸の調査団で、特にハンターを多く擁する第5期団のひとり」として話が進み、新大陸調査のための多くのクエストを任されます。アイスボーンの終盤まで到達すると、トンデモモンスターが発見されたりします。
「狩猟をし生業とする」ではなく「調査のために狩猟する」という立場になっていることから、痕跡を集めるだけの探索があったり、捕獲によって受けられるクエストが増えたり、それまでのモンスターハンターとは違った空気があります。
この作品で一番お気に入りなのは、モンスターを捕獲すると拠点の鑑識台に運ばれてきて、そこで寝ていることです(※一部例外あり)古龍は残念ながら捕獲できませんが、いろんなモンスターを捕まえて鑑識台を眺めるだけでも楽しめてしまうので、ほんとにいいゲームです。ライズでカジュアルな狩りに慣れた人のステップアップにもおすすめ。
5.モンスターハンターストーリーズ2 破滅の翼
モンスターハンターの世界を、ハンター以外の視点からストーリー仕立てで描くRPG。1作目もあるけど私がハマったのはこっちなのでこっちを紹介。
主人公はモンスターをオトモンとして使役する「ライダー」で、とある異変をきっかけに村を旅立つことになります。本編とは違った形のシナリオは、モンスターハンターの世界観や倫理観などがぎゅぎゅっと詰め込まれていて、時にかなり真剣に引き込まれます。異変解決後のおまけ部分でたくさん遊べるのもモンハンらしくて好き。
本編の主役となるリオレウスのほか、本編で出てきたいろんなモンスターをオトモンにできるので、愛着たっぷりにのびのび育てても良し、バトルに勝つためいろんな技を覚えさせてもまた良し、といった具合です。バトルではアクションでなく、三すくみの強弱を覚えてコマンド入力で戦うことになるので、難易度もそんな高くはない感じです。
この作品とモンスターハンターライズを同じハードで購入すると、セーブデータ連携特典としてこちらで「カムラノ装重ね着」ライズで「ライダー装備重ね着」がもらえるので、その点でもかなりおすすめです。
6.ロマンシングサガ3
なんだかんだ○十年ぐらいの付き合いになっている、私がサガシリーズの中で最も好きな作品。サガ系列は独自のシステムが多く難易度も総じて辛口なのですが、この作品は「特定のシステムを覚える」「プレイヤーに有利なバグ技や仕様を駆使する」ことで多少快適に遊べるので、私でもなんとかなりました。
初出はSFCで、黄金期のスクウェア製のRPG。主人公は8人の中から選べますが、最終的に「各地にいる魔貴族を倒してアビスゲートを閉じる」という旅の目的へ収束していきます。その過程で、キャラクターなりの別目的があればそれを達成してもいいし、場合によっては達成しなくてもゲームクリアできます。
このゲーム、仲間にできるサブキャラクターがとにかく多く、普通の女の子から人外まで幅広く仲間になるので、好きな、あるいは扱いやすいキャラクターを見つけてパーティを組み、戦っていくことになると思います。サブキャラクター一人ひとりには得意武器や仲間になる経緯などの個性があり、その点も魅力です。加入して「なんだこのパラメータ…」と思うようなキャラクターも、イベントをこなすことで化ける場合が…?
7.ロマンシングサガ ミンストレルソング
SFC版「ロマンシング・サガ」のPS2リメイク作品。キャラクターデザインの一新やシステム面の改修、入れ込みたかった要素の追加や致命的バグの解消などで、ぐっと遊びやすくなっています。それでも全滅する時はする(した)
当時から完成度が決して低くなかったキャラクターデザインの、大胆な刷新には賛否両論ありましたが、ホーク好きの私としては「慣れたら全然良いし愛着が湧く」ので、総合的には遊んでよかったです。
ロマサガ3の項目で触れ忘れましたが、キャラクター毎に得意な武器や初期所持スキルなどが存在する反面、別に得意武器を持たせなくても問題なく進行できるケースがあるので、趣味で似合う武器を持たせて遊ぶのとか、術士にしてしまうなんていうのも楽しいです。
ミンサガに関してはクラス(職業)システムがあり、特定のクラスを名乗ると術が使いやすくなったり前線で耐えやすくなったりするので、効率を極めても良し、趣味に走っても良しという具合になっています。
シナリオはやはり最終的に収束していくものの、途中のイベントをこなす順番などは自由で、進行度に合わせて難易度や展開が変わるので飽きさせません。やや歯応えはありますが、フリーシナリオシステムで変わる世界を楽しみたい方にはおすすめです。2周目以降の追加要素もあるのでたっぷり遊べます。
現在リマスター版が遊びやすい機種で出ているので、気になる方はよかったら遊んでみてください。「サガ」入門にもうってつけの作品です。
8.サガフロンティア
PS1として初めて出た「サガシリーズ」。ロマンシングサガ3部作は総じて中世のような雰囲気だったのに対し、こちらは重火器などの現代的な要素を含み、GB時代の近現代的な「サガ」と似た雰囲気になっています。
主人公は7人(リマスター版では8人)の中から一人を選ぶのですが、ロマサガ系列では最終的に収束していくシナリオだったのが、サガフロでは「それぞれに独自のラスボスが設定され、それを倒すことでゲームクリア」という、ほんとうにオムニバス形式のゲームとなっています。舞台となる世界だけが一緒なので、主人公キャラを別のシナリオで仲間にできたり、特定の主人公でなければ仲間にならないキャラクターがいたりします。
仲間になるキャラクターの豊富さはサガシリーズ並で、種族もヒューマン、モンスター、妖魔、メカなど多数存在します。ヒューマンはバトルを重ねて強くなり、メカは装備品によって即時能力に反映されるなど、種族ごとの特徴を活かして戦えるかがカギとなります。この点でも種族が多数存在するGB版を彷彿とさせます。
リマスター版ではPS1版になかった8人目の主人公「ヒューズ編」が追加されて遊べるようになっているので、かつてPS1版を遊んだ方でも、リマスター版でさらに楽しめると思います。
9.アンリミテッド:サガ
PS2で発売されたサガシリーズの新作。主人公が選択制・シナリオが独立交差なのは「サガ」そのままに、TRPGライクなマップ移動とリール判定システムを採用した意欲作。用意されたシナリオをこなすことでスキルパネルが入手でき、パネルの配置次第でステータスに影響、難易度の高いシナリオほどより良いパネルが入手できるなどの「考える・悩む」要素がたくさんありました。
TRPG好きの人にはすごく馴染むシステムですが、いわゆる普通のRPGを想定していると躓く部分が多く、主人公や進行ルート次第で難易度が大きく変わるなどもあるので、どちらかといえばゲーム慣れした人向けの作品です。
キャラクターは主人公毎に仲間になる顔ぶれがある程度決まっていますが、同じキャラクターが別の主人公のシナリオで加入することも。
メインストーリー以外のサブシナリオ面は自由に進行できるので、フリーシナリオとしての「サガ」の片鱗も感じられます。
あとアンサガはグラフィックと音楽がとにかく素晴らしくて、戦闘曲にも「これが!?」というほどオシャレな曲が起用されていたり、イベントシーンで圧倒されたりします。「見て聴いて楽しめるTRPG」という表現がしっくりくるかも。
個人的にはかなり楽しい作品だったのですが、先述の通り難しく癖があることと、PS2でしか現状遊べないので、遊べる環境があって気になる感じならおすすめです。早くリマスターされないかなあ…。
10.インペリアルサガ
現在続編の「インペリアルサガ・エクリプス」がサービス継続中ですが、このインサガはその前作として既にサービス終了となっている作品です。
シナリオは、ディスノミアという世界を守るために、アルタメノス帝国の皇帝が異世界の戦士を召喚し、家臣や次代皇帝として物語を繋げてゆくというもの。最初は「光」「闇」の2ルートのみでしたが、のちにほかのルートが増やされました。
システム面では、キャラクター毎に設定された武器ごとに、ランクの違う複数の技を閃くことができる点がサガライクです。武器の持ち替えができない点は原作より不自由ですが、のちに武器違いの同キャラクターが一部において実装されたりしました。
術は術適性のあるキャラクターが対応属性のものを自由に覚えることができ、強化することもできました。見切りも存在し、覚えているキャラクターから継承させることができました。
HP/LP制も健在で、初期はLP0になるとそのままキャラクターが消滅しましたが、ゲーム性を考えててこ入れされ、LPを回復できるアイテムが追加されたりしたようです。
私の思い出としては、平均値型に育つ王ハーマンの術適性を装備で盛り、最大威力まで強化したトルネードで敵団を葬っていたり、上兵クラス(レア度でいうと上から4番目ぐらい)の帝国軽装歩兵をやたら強化して前線で使っていたり、なんかそんなよくわからない采配を発揮していました。上をみればきりがありませんが、対フォルネウスのイベントでは手癖で周回できるレベルだったので、相当やり込んでいた方かもしれません。
11.クロノトリガー
スクウェアSFC黄金期の名作RPG。当時ドラクエのキャラクターデザインをした鳥山明先生デザインのキャラクターと、FFライクな戦闘システムをマッチさせた作品で、シナリオ・システムとも完成度がとても高く、何度もリメイク・移植されています。
シナリオの発端は平和な世界の千年祭、主人公が出会った少女が実験ショーで忽然と消えてしまうハプニングが起き、それが「別の時代へ繋がる歪み」のせいだと発覚。主人公たちの旅は過去、現代、未来を跨いで、やがて星の大きな運命を変える旅へ発展していきます。
バトルはフィールドエンカウント方式を採用しており、絶対に避けられないバトルもありますが、うまいこと避けられる場面もあったりします。レベル制で技や魔法を覚えていくので、レベルを上げて物理で何とかすることもできますが、ヒントがかなり親切なので、ちゃんと話を聞く癖があればイベントやボス戦で役立ったりします。
仲間になるキャラクターは多くはありませんが、それぞれ武器が固定で覚える技にも個性があり、技を同時に繰り出しさらに強力にする「連携技」を使うこともできます。
この作品最大の特徴として、メインシナリオにおける最後のセーブポイントでセーブすると「強くてニューゲーム」が解禁され、一部のアイテムを除くアイテムや成長度を引き継いでニューゲームができます。終盤の装備で序盤のシナリオを進めたり、さらなるレベルアップができるので力尽きずに進めやすくなります。2周目以降はラスボスを倒すタイミング次第でエンディングが10種類以上変化する、マルチエンディングも楽しめます。
現在、最新のリマスター版がSTEAMやスマートフォンで遊べるようです。
12.悪魔城ドラキュラX 月下の夜想曲
悪魔城ドラキュラシリーズの、探索型としては最初の作品…だったと思います。「悪魔城ドラキュラX 血の輪廻」の続編という立ち位置ですが、主人公は「悪魔城伝説」でラルフの仲間の一人として登場した、ドラキュラの息子アルカードです。異変を感じてドラキュラ城に戻ってきたアルカードが、城の各所を探索しているうちに状況が判明していきます。
それまでの悪魔城は、ステージ毎にボスが設定され、ボスを倒すとステージクリアという形でしたが、月下は探索エリア毎にボスが存在し、ボスを倒すことで次のエリアにシームレスに進むことができます。各所のセーブ部屋でセーブ・回復したり、見つけたワープ部屋を使って移動を短縮したりもできます。探索して得られるアイテム(魔導器)によって新たにアクションが増え、増えたアクションを駆使すると探索範囲が広がる…という形になっています。
テンポを損なわない各所でのイベント、アクションの快適性、歯応えなど総合して、私が悪魔城の中で最も好きな作品です。
ぜひおすすめしたいんですがいつ最新機種で遊べるようになりますか…?(PS3か4かそのへんのアーカイブスにあったような気はしている)
13.悪魔城ドラキュラ Xクロニクル
PSPで発売された「X血の輪廻」のリメイク作品。キャラクターのデザイン刷新、PSPグラフィックでの奥行き表現を進化させながらも、当時の操作性を踏襲した2Dステージクリア型アクションとなっています。ぜんぜん走れないのは仕様であってバグではないです。
操作性が輪廻とほとんど変わらないことに加え、鞭の硬直やノックバックも相まってそれはもうすごく死にます。幽霊船こわい(蘇るトラウマ)
シナリオ面は比較的あっさりしていて、アクションゲームなのにステージの攻略次第でシナリオ分岐とかあります。とはいえ、どちらかといえば歯応えのあるアクションを楽しむ感じのゲームになっています。
このXクロニクル、なんとおまけモードとして「X血の輪廻」と「X月下の夜想曲」が同梱されており、Xクロニクル内で条件を満たすことで遊べるようになります。これ1本で3本分遊べるのでとてもお得。
ただ、現状遊ぶ手段が恐らくPSPしかないので、遊びたければ実機とソフトを購入することになるかもしれません。コレクションでのアーカイブ化まだかな…
14.悪魔城ドラキュラ ギャラリーオブラビリンス
このたびドミナスコレクションにめでたく収録された、DS悪魔城三部作のひとつ。武器の得意なジョナサン・モリスと魔法が得意なシャーロット・オーリンの二人でタッグを組み、操作キャラを切り替えたり時に二人で協力しながら、悪魔城を攻略していく探索型アクションゲームです。
X月下の夜想曲以降から踏襲されている、探索中に発生するメインの会話イベントのほか、拠点となるポイントでサブイベントが発生したり、エンディングが分岐したり、はたまた腕試しのようなコンテンツが解放されたりと、クリアするまでたっぷり楽しむことができます。
このゲーム最大の特徴は、なんといっても道中で2名のキャラクターを切り替えたり、片方を呼び出して進められること。自分の得意なプレイスタイルによって、どっちを使うこともでき、探索をよりスムーズに進めることができます。拾って持ち替えできる武器にも個性があり、意外な場所で意外な武器が役立つことも…?
GoLが同梱されている、ドミナスコレクションのページはこちら。PS5、Switch、Xbox、STEAM等で遊べます!
HOME | Castlevania Dominus Collection 公式サイト | KONAMI
15.悪魔城ドラキュラ ハーモニーオブディスペアー
PS3とXboxで遊ぶことができる、悪魔城のお祭りゲーのようなもの。探索型悪魔城をベースに、複数人のプレイヤーが協力してボスを探して倒すステージクリア型を採用していて、選べるキャラクターはアルカードや来栖蒼真など、悪魔城作品から複数人がピックアップされています。キャラクターによって成長・強化の仕組みが違ったり、使えるアクションが違ったりと、本編の要素を踏襲している部分も多いです。
追加コンテンツとしてステージやキャラクター、BGMを買うこともできますが、なぜか11章「月風魔伝」とその主人公「月風魔」が含まれています。ゲスト扱いらしいよ。
この作品はシングルプレーでも面白いのですが、仕様上マルチプレーの方がレアアイテムが入手しやすかったり、プレイヤー層が初心者に優しかったりするので、マルチで遊ぶと楽しいとされます。マルチプレーによる処理落ちを利用したバグ技などもなぜか攻略上活用されていたり、楽しみ方が多いゲームです。
現在、PS3とXboxでダウンロード専用販売となっているので(パッケージ版はありません)気になる方はストアが閉じる前に買うのがベターと思われます。SwitchとかPS5で移植されないかなあ…。
16.FINAL FANTASYⅨ
私の人生のバイブル。PS1で発売された、FFシリーズの9作目の作品となります。
FF6,7,8と「近現代のテクノロジー」「近代的な世界観」がクローズアップされていましたが、Ⅸは過去作のファンタジーな世界観に立ち返っています。キャラクターも亜人、異種族などバリエーションに富み、街中がいろいろな種族で溢れていたり、地域の独自民族の国やのどかな村などが点在しています。
シナリオとしては、主人公の所属する「タンタラス団」がある密命を受け、表向きは華やかな劇団として、アレクサンドリア王国へ赴くところから物語が始まります。その密命の裏に潜む異変や、主人公の生い立ちの秘密を探るうちに、世界全体が大きな潮流に巻き込まれていきます。
主要となるパーティキャラクターは主人公を含め8名おり、種族も年齢もバラバラですが、それぞれが独自の価値観を持ったまま仲間になります。主人公と一緒に動くうちに、各々が自分の生き方を見つめ直していくことになり、それぞれに深いドラマ性があります。
戦闘はFFらしい、ATBバー蓄積型のアクティブターンバトルですが、独自のシステムとして一定条件を満たすと能力上昇・使用技の強化がされる「トランス」、装備品を装備して戦うことで「装備品のアビリティを引き出す」システムが採用されています。前者はFF7、後者はFF6を遊んでいたらちょっと馴染みがあるかも。
シナリオは、私主観では、とても良いです。OPからEDまで、たまにつらい出来事もありますが、総じてとても良いです。特にEDが良いので、遊び始めたらぜひエンディングまで遊んでほしい作品です。
17.FINAL FANTASYⅤ
SFCで発売された、FFシリーズの5作目。FF3で登場したジョブシステムに加え、熟練したジョブの能力を別のジョブで使える「アビリティ」システムが新たに加えられ、ますます十人十色の戦い方ができるようになった作品です。
パーティメンバーになるキャラクターは少ないですが、それぞれ柔軟にジョブやアビリティを選択でき、意外な組み合わせがハマったり、逆になんか役に立たなかったり…と、戦闘ひとつから楽しむことができます。ボスモンスターたちも明確な弱点があったり、アクティブタイムバトルらしく「特定の形態の時に攻撃」が必要なものが存在したりと、攻略のきっかけをつかみやすいモンスターが多い印象です。一方で弱点を突くと強力な反撃をしてきたり、思わぬところで強いモンスターに全滅させられたりと、プレイヤーの裏をかくような場面もあり、常に冒険のドキドキを味わうことになるでしょう。
主人公は天涯孤独の旅人バッツ。森でモンスターに襲われていたタイクーンの王女レナを助け、世界の危機を知ります。やがて自分の出自や世界の秘密を知り、それらを脅かすものと戦うことになっていきます。
FF9もでしたが、エンディングまで走るとほんとうによい作品で、非常におすすめです。さほど尖ったシステムもないので、レベルを上げて何とかしたいRPG初心者にもオススメできます。
現在ピクセルリマスターが出ているので、そちらから始められてはいかがでしょうか。
18.FINAL FANTASYⅢ
FC後期に発売された、FFシリーズの3作目。FF1にあったジョブシステムを状況に合わせて柔軟に変更できる「ジョブチェンジ」がこの作品から実装されています(FF1のジョブは最初に選んだもの・その派生の固定でした)
最初はみんなかけだしの「たまねぎ剣士」ですが、クリスタルの力を得ることでさまざまなジョブにチェンジ可能になります。魔法が苦手な敵には黒魔道士、弱点を変化させる敵には学者など、臨機応変にジョブを選択し、難所を乗り越えていくことになるでしょう。「たまねぎ剣士」も、専用の装備を得て鍛え上げることで見違えるように強いジョブに化けたりと、面白いジョブがたくさん用意されています。
主人公は4人の無名の少年たち。クリスタルのある村の近くの洞窟へ遊びに行ったのをきっかけに、クリスタルから世界の危機を知らされ、ジョブとともにその命運を託されてしまいます。DS版ではそれぞれ名前があり、生い立ちなども設定されているようですが、私はFC版しか詳しくないのでちょっとわからないです。
4人はクリスタルの加護を得ながら世界各地を旅し、世界の危機に立ち向かっていきます。
FC後期の作品だけあり、BGMのクオリティがⅡの頃から比べると跳ね上がっていて、ドット絵でのキャラクターの動きもジョブごとに表情豊かになっています。
Ⅱのようにパーティに加入して戦うサブキャラクターはいませんが、パーティとは別に同行してくれるキャラクターがいます。思わぬところで助けてくれたり、イベントのドラマ性はⅢもなかなか。
無名の4人で旅できるのはFC版とピクセルリマスターで、メインキャラクターに個性があるのはDS版とかなので、お好みに合わせてお好きな方から遊ぶと良いかもしれません。
FC版はバグ満載なので、ピクセルリマスターをおすすめしたい所があります。
19.FINAL FANTASYⅥ
この作品、私は発売当時遊んでおらず、つい数年前に「そういえばFF6やってないな」と手を出しました(PSPのアーカイブ版なので、PS1版です)結果、「この作品に当時出会っていたら人生変わっていたな…」というレベルの良作でした。
FF6はFFシリーズの6作品目、スクウェアのSFCRPG黄金期の作品で、シナリオのボリューム、キャラクターの個性、戦闘の楽しさ等どれもトップクラスの出来です。私はこの作品、アーカイブとか移植とか色々出てるみたいなんですが、SFC版で完成していると思っています。
シナリオは、炭鉱都市ナルシェに帝国軍が攻め込んでくるところからスタートですが、プレイヤーが動かすのは帝国の兵士として魔導アーマーに乗っている一団です。話が進むと、帝国の兵士として操られていた女の子「ティナ」がナルシェで発見された幻獣と共鳴し、自我を取り戻し、レジスタンスであるロックのもとで目を覚まします。
FF6の世界で失われたはずの魔導の力(魔法)を、ティナは「なぜか使える」ということ、そして帝国軍のたくらみとレジスタンスの反抗を軸に、世界の謎がひとつずつ解き明かされていきます。そして世界に起こる大変動をきっかけに、パーティメンバーそれぞれが自分たちの生きる意味や大事なものを見つける、心に響くシナリオです。
FF3や5のようなジョブシステムがない代わり、6では多くのパーティメンバーが加入し、それぞれに個性的な特技を持ちます。モンスターの技を真似たり、格ゲーのようにコマンド入力で技を出したり、使い勝手もさまざまです。序盤は特定のメンバーのみが魔法を使えますが、とあるイベント後はほかのメンバーも魔法の習得が可能になるので、魔法を使うためにこのキャラクターが必要…ということもなくなりノーストレスです。
ちなみに私は「ファイナルファンタジー」というタイトルを最も綺麗に回収している作品だと思っているので、その点から考えてもぜひおすすめしたい作品です。
結構ボリュームがあるので、何かの片手間にやるんだと大変ですが、新作待ちの時などにやってみるのはいかがでしょうか。
20.DISSIDIA FINAL FANTASY
続編とかアーケード版とか色々あるけど、オペオム以外は初代しか遊んでないのでこれで。
FFシリーズといえばコマンド入力のRPGですが、この作品は3Dアクション空間での対戦ゲームで、歴代のキャラクターを操作して相手を倒すというシステムになっています。
RPGではコマンド入力して見ているだけだったキャラクターが、ボタン入力で実際に派手な技や魔法を繰り出すのは結構見ていて楽しい。思い入れのあるシリーズならその喜びもひとしおです。
私はアクションかなり苦手なので、使いにくいと思うキャラクターもいますが、主人公側は比較的どのキャラクターも素直に作られていると思います(ティーダとかはちょっと癖があるかも…)
単なるHPを削り合うバトルでなく「ブレイブ」と「HP」要素があり、「ブレイブ」の高さがHPダメージに関わってくるなど、単純なアクションゲーの「当てたら勝ち、当たったら負け」みたいなのは少ないです。闇雲にHP攻撃をしてもほとんど効果がなかったり、ブレイブを奪われてピンチになったり、少しコツがいるので、ある程度覚えるまではやさしいモードで遊ぶと良いと思います。
基本は対戦アクションという形ながら、ストーリー仕立てのシナリオもちゃんと用意されていて、進めていくことでそれぞれが異世界から召喚された理由、世界の構造の真実を知ることになるでしょう。
見た目はかなり「お祭りゲー」ですが、きちんと筋の通るお話が読めるのはさすがFFシリーズ。
初代を遊ぶにはPSPが必要だと思うので、アーカイブ待ちの予感がします。もしかしたら続編の012とかもいいお話かもしれない(未プレイ)スマホで出ていたオペオム(サービス終了済)もシナリオ良かったよ!(シナリオ等のアーカイブは公式にあるようです)
21.ドラゴンクエストⅣ 導かれし者たち
FCで発売されたENIXの「ドラゴンクエスト」シリーズ4作目。全5章構成で章ごとにプレイキャラや旅の目標が変わり、最終章でそれまでのキャラクターが「仲間」として勇者のパーティに加わるという、当時としては斬新な形のシナリオでした。
システムも凝っていて、5章になると勇者以外のキャラクターに指示を出すことができず、「ガンガンいこうぜ」「いのちだいじに」などの作戦を駆使して戦っていくことになります。キャラクターには戦闘AIがそれぞれ用意されていて、作戦に応じて柔軟に、時には大胆に行動することがあります。全7人の仲間たちは職業も覚える呪文もまったく違い、それぞれに得意や苦手があるので、時には仲間に入れ替えなども駆使して戦うことになるでしょう。一部のダンジョン等、入れ替えのできない場所もあるので注意が必要です。
5章立てのシナリオは、1章から順に「兵士の迷子探し」「おてんば姫の力試し」「武器屋の開業」「ジプシー姉妹の仇探し」と展開していき、最終章では主人公の勇者がとある事件をきっかけに、生まれ故郷を旅立つことになります。仲間ひとりひとりにもきちんとしたシナリオが用意されていて、思い入れが強いキャラクターができやすい作品です。
Switch等で遊ぶ手段は現在ないかもしれませんが、スマホ版があり、DS版などがリメイク・移植として出ていた気がします。SFC版、DS版では追加要素もあり、仲間と街中で会話できたり、「めいれいさせろ」のコマンドが使えることでいっそう戦いやすくなっているので、そちらも個人的にはおすすめ。
22.真・三國無双3/猛将伝
無双シリーズ、初期の頃はわりと色々やってたのですが、枠が足りないのでとりあえずかなり遊んだ3(と猛将伝)で。
真・三國無双シリーズは、三国志をテーマにしたアクションゲームで、今は「無双系」として代名詞にもなっている「操作が簡単でたくさんの敵を派手に吹き飛ばす、爽快感溢れるアクション」に重きを置いて作られている感じです。プレイヤーは操作キャラクターを一人選び、そのキャラクターが属する陣営を主体にしたストーリーを遊ぶことができます。特定のキャラクターをクリアする等でプレイキャラが増えてゆき、そのたびに新鮮なアクション体験のできるキャラクターに出会うことができます。
話は三国志がベースとなっており、ゲーム独自の戦いなども加えられて全体のバランスがとられていますが、三国志を知らなくてもじゅうぶん楽しめます。
操作は通常攻撃、チャージ(強)攻撃、ガード等のシンプルなものが各ボタンに割り当てられており、低い難易度で初心者向けのキャラを使う場合、適当にボタンを押していてもそれなりに戦えます。攻撃を当てたり受けたりすることで「無双ゲージ」が溜まっていき、満タンの時に特定のボタンを押すことで「無双乱舞」という強力な連続攻撃を繰り出すこともできます。
ステージ毎に勝利条件と敗北条件が設定されており、いくらプレイヤーが調子よく戦っていても味方の総大将が敗走すると強制敗北になる等、多人数同士の戦という題材を活かしたシステムが散見されます。
無双シリーズはナンバリングを重ねるにつれてハードも移行しており、初出がPS2でアーカイブのようなものはなさそうなので、今から遊ぶには現状ちょっと厳しいかも…?
訂正:調べたら新しいハードで遊べる過去作アーカイブが見つかりました。やったー!
23.三國無双
「真」のつかない三國無双、あるんです。こちらはよくイメージされる3D見下ろし爽快アクションゲーではなく、なんと対戦格闘ゲームで、プレイキャラクターを一人選んで勝ち抜いていきます。
その点はよくある格闘ゲームなんですけど、題材が三国志である上に初期プレイキャラに周瑜や陸遜などの軍師がおり、隠しキャラの孔明も羽扇からビームを撃つなど、後にPS2でアクションゲーの「真・三國無双」シリーズに出てくる彼らの土台が既に出来上がっていたことが伺えます。
プレイアブルキャラは魏が夏侯惇、典韋、許チョ、曹操(隠し)。蜀が趙雲、関羽、張飛、諸葛亮(隠し)。呉が周瑜、太史慈、陸遜。その他陣営に貂蝉と呂布(隠し)がいたはずです。記憶の限りでは。武器や戦闘スタイルなどもほとんどそのまま後発の「真・三國無双」シリーズに引き継がれています。
今調べたらPS2系統無双のアーカイブは見つけたんですけど、PS1のこっちのアーカイブは…な、ないかも…?
24.戦国無双2
戦国無双だとここが一番やり込んだので。PS2で発売された「戦国無双」シリーズの2作目で、初代の戦国無双から成長したキャラクターがいたり、新たなキャラクターの新たなシナリオが追加されたりと、盛り沢山。モーションも調整されて、初代と比べて使いやすくなっているキャラクターも結構います。
シナリオは武将毎に設定されていて、同じ織田家の武将でも展開が違ったり、はたまた全然違う戦いに駆り出されたりと、元ネタである史実のエピソードに紐づいたところも多いです。もちろん史実をぜんぜん知らなくても、爽快なアクションと簡単操作で楽しむことができます。
初代も「負け戦とわかって挑む」等のドラマティックなシナリオがありましたが、2ではさらにシナリオ性に磨きがかかり、感動的だったり切ないシナリオもいくつかあるので、できれば遊んで体験してほしいきもちがあります。
通常のキャラクター毎のシナリオが楽しめるモードのほか、無限に続く階層でだんだん強くなる敵を相手にする「無限城」や、NPCまたはほかのプレイヤーとミニゲーム方式の双六で遊べる「双六モード」などもあります。私は無限城虚空100Fを制して力尽きましたが、行ける人はもっと行けるとかなんとか…。
25.鬼武者Soul
CAPCOMが誇る和風アクションゲーム『鬼武者』シリーズ…の、世界観を、カード式のソーシャルゲームにしたブラウザゲー。
プレイヤーは最初に所属国(サーバ)を選び、そこの領主という形で話が進みますが、所属国の属性(人、鬼、幻魔があります)などによって展開が変わる…ということはないようです。恐らく。
鬼くじ(ガチャ)で武将を集め、強化したり同じカードを使って進化させたりして、部隊を強くしていけるほか、強化石を使えば「どのカードでも同じだけ能力値を強く」できます。また、一部の技を除き別の武将に技を伝授できる技継承システムもあり、これらがかなり救済措置として働いていました。高レアリティの強い武将に強化石を使って消費を節約してもいいし、低レアリティにお気に入りの武将がいても強化石で即スタメンにすることができます。技もある程度自由に付け替え可能(継承自体は確率なので、運が悪いと大変ですが…)なので、強力な技を覚えている武将に限らず、どの武将でも工夫次第で一軍にすることができます。
通常のガチャの他に、有償で引ける武将もおり、そちらには強力な技がラインナップされていました。戦況をひっくり返すような技もいくつか実装されたので、有償ガチャを引くか引かないかでエンドコンテンツの難易度がかなり変わってくる印象でした。
イベントは、サブシナリオが読めるものの他、個人同士の部隊で戦うイベント、国同士の団体戦、決められた広さのマップを占領する形で行う大合戦、そしてプレイヤーが協力してレイドボスの体力を削る巨大悪鬼羅刹などがありました。
いずれも極めるには強力なスキルが必要だったり、人の多い国に所属している方が有利だったので、実は初期の国選びがかなり重要だったりします。
国替え(移住)をするには有償アイテムが必要で、現在いる国より国力の低い国(国対抗イベントにおいて順位の低い国)にしか移住できないので、初期の国選び次第では激戦に巻き込まれたり、逆に国対抗コンテンツでなかなか良い結果が出せなかったり。この点は改善があっても良かった気がしますが、バランスをとるためやむなしといったところでしょうか(どうしても気になるなら、アカウント作りなおしという手もなくはありませんし…)
武将を戦わせてシナリオを進めていくパートの他に、城下町メイキングができるのもこのゲームの特徴で、最初はメインの「城」ぐらいですが、資源やアイテムを生産する建物を建て、時間毎に回収し、必要なものに役立てることができました。資源を生産する建物はレベルアップしていきますが、アイテム等を生産するものは一定回数生産すると消滅するので、シナリオを進めていく、あるいはイベントに参加するなどで入手する必要もありました。
内政用の部隊というのも存在し、内政用のスキルを持った武将を配置することで、生産量を高めたりもできました。
完全に生産に特化してもいいし、楽しく綺麗に城下町を彩ることもできるので、私はすごく好きでした。
こちらのゲームですが、2017年3月30日をもってサービス終了しています。後半の有償ガチャの思い切った価格設定、どの武将でも一軍になれるシステム、戦略性と装飾性を兼ね備えた城下町メイキング等、かなり光るものがあるゲームだったので、ずっとコンシューマ版を待ち続けています。国対抗コンテンツなどは頑張って実装しなくていいので、シングルプレーで城下町メイクとシナリオだけ楽しめるようなもの、出してくださいませんかねえ…。
26~50作品は次回、おとどけしようと思います!
魔暦元年、西暦14672年、魔王龍骨鬼が覚醒する。なぜだ!地獄と化したこの世界!救いの者の名を呼べ、“月風魔”!!
…と、いうわけで、魔暦元年に魔王龍骨鬼が起きてきたので、プレイヤーは地上を統括する月氏三兄弟の生き残りであり末弟である風魔となり、世界平和…もさておき殺された兄二人の無念を晴らすため、魔の四島に乗り込みます。
ゲームとしては1987年7月7日発売の、コナミ初のアクションゲーム。当時の作品ゆえすべてがドット絵による表現ながら、2Dの見下ろしマップと2Dアクションステージ、3D迷路を兼ね備えた抜群の歯応えを誇る、和ホラーアクションRPGといったところです。操作性(特にジャンプ周り)にかなり癖がありマップも大変迷うので、慣れるまではよく骨になるか、迷子になることでしょう。私もなりました。
単純にアクションの腕が求められるわけではなく、敵を斬ることで強くなる「けん」のシステム、商店で買ったり道中で拾えるアイテムを活用することで、戦いはグッと楽になることでしょう。たまにトンデモなバグを誘発するアイテムも…?
現在は当時のROMカセットと互換機などを購入して遊べるほか、月風魔伝Undying Moonの「デジタルデラックスエディション」におまけとしてついてくるので、そちらで遊ぶとお手軽かもしれません。本家で遊ぶ場合は死んでパスワード聞き出す方式なので、難易度が数段上がります。
Undying Moonは月風魔伝の続編となりますので、先にとりあえず遊んでみることをおすすめします!おすすめ!たのしいよ!
2.GetsuFumaDen Undying Moon
当主月風魔、冥府を下る。
時は『月風魔伝』より1000年後、また龍骨鬼が起きてきたので、寝かしつけるついでに地獄の異変を探る話です。1000年経っているので主人公は「27代」月風魔となっており、初代とは別人という設定です(外見が似ているのでカン違いされがち。私もしました)
ゲームとしては、前作からマップ移動と3D迷路の概念を大胆に省き、2Dアクションゲームとしてブラッシュアップされた作品となっています。ローグ方式を取り入れているので、潜るたびに地獄の形が変わるし当主はよく死ぬ。恐れずに死ぬことで来世に活かすことができ、死に戻りから再開までもほぼノーストレスなので、ハマる人はどんどんハマる構造になっています。
前作同様の和ホラー世界観なのですが、グラフィックが浮世絵方面へ進化しているので、なんか怖いの嫌な人は無理しないでね。大丈夫な方には断然おすすめです。
STEAM、Switchの2機種に対応しており、対人や共闘なしの完全シングルプレーなので、お手持ちのお好きなハードで遊ぶことができます。Switchはライトモード対応なので、持ち運んで遊びたいならSwitchがおすすめ。STEAM Deckにも対応表示はありますが、私は環境がないのでその点はわかる人にきいてね。
GetsuFumaDen: Undying Moon 公式サイト
3.モンスターハンターライズ/サンブレイク
私が触れた初めてのモンスターハンター。大型追加コンテンツ「サンブレイク」発売後ぐらいに興味が湧いてほとんど定価で買いましたが、定価で買ってもまだ安いぐらい色々遊べたゲームでした。
モンハンといえば砥石!各種ドリンク!ペイントボール!なんか不便な狩り諸々!…の、イメージでしたが、ライズではこのあたりがほとんど刷新されており、一部の道具に使用回数制限がなかったり、そもそも不要となっていたり、ゲームとしてかなり遊びやすい作品でした。
ストーリーはわかりやすくシンプルながらも、プレイヤーが関わっている事柄が前面に押し出されており、この作品を遊べば誰でも「英雄」になれる、と思います。里のみんなが優しいし、ほとんど実家にいる気分でした。いい実家。サンブレイクまで進めば盟友という救済措置も実装されているので、慣れていけばほぼソロでもエンドコンテンツまで進むことができます。
既プレイヤーさん曰く「ライズに慣れた後ワールドに戻ると大変」というのは確かにそうだったのですが、そもそもハンティングアクション自体に不安があったり、モンハンってとっつきにくいな…と思っている方には、確実な一助となる作品だと思います。ライズのおてがる狩りを体験してから、気を引き締めてワールドやXXあたりをやると「か、狩りって大変…いきてる!!」の気持ちになるので、そういうハマり方はいかがでしょうか。自信をもっておすすめしたい作品です。
4.モンスターハンターワールド/アイスボーン
実は、私のPCで動くか怪しくってかなり躊躇っていたのですが、何とか動きそうだったしIBにティガレックスがいたので買いました(理由)
ライズが「カジュアルな狩猟が楽しめるハンティングアクション」ならワールドは「モンスターハンターの世界に没入するハンティングアクション」です。ライズほど快適ではありませんが、XX以前にあった難しい要素の多くがワールド段階で削減されていて、その点では過去作より簡単なのかもしれません。
シナリオは「新大陸の調査団で、特にハンターを多く擁する第5期団のひとり」として話が進み、新大陸調査のための多くのクエストを任されます。アイスボーンの終盤まで到達すると、トンデモモンスターが発見されたりします。
「狩猟をし生業とする」ではなく「調査のために狩猟する」という立場になっていることから、痕跡を集めるだけの探索があったり、捕獲によって受けられるクエストが増えたり、それまでのモンスターハンターとは違った空気があります。
この作品で一番お気に入りなのは、モンスターを捕獲すると拠点の鑑識台に運ばれてきて、そこで寝ていることです(※一部例外あり)古龍は残念ながら捕獲できませんが、いろんなモンスターを捕まえて鑑識台を眺めるだけでも楽しめてしまうので、ほんとにいいゲームです。ライズでカジュアルな狩りに慣れた人のステップアップにもおすすめ。
5.モンスターハンターストーリーズ2 破滅の翼
モンスターハンターの世界を、ハンター以外の視点からストーリー仕立てで描くRPG。1作目もあるけど私がハマったのはこっちなのでこっちを紹介。
主人公はモンスターをオトモンとして使役する「ライダー」で、とある異変をきっかけに村を旅立つことになります。本編とは違った形のシナリオは、モンスターハンターの世界観や倫理観などがぎゅぎゅっと詰め込まれていて、時にかなり真剣に引き込まれます。異変解決後のおまけ部分でたくさん遊べるのもモンハンらしくて好き。
本編の主役となるリオレウスのほか、本編で出てきたいろんなモンスターをオトモンにできるので、愛着たっぷりにのびのび育てても良し、バトルに勝つためいろんな技を覚えさせてもまた良し、といった具合です。バトルではアクションでなく、三すくみの強弱を覚えてコマンド入力で戦うことになるので、難易度もそんな高くはない感じです。
この作品とモンスターハンターライズを同じハードで購入すると、セーブデータ連携特典としてこちらで「カムラノ装重ね着」ライズで「ライダー装備重ね着」がもらえるので、その点でもかなりおすすめです。
6.ロマンシングサガ3
なんだかんだ○十年ぐらいの付き合いになっている、私がサガシリーズの中で最も好きな作品。サガ系列は独自のシステムが多く難易度も総じて辛口なのですが、この作品は「特定のシステムを覚える」「プレイヤーに有利なバグ技や仕様を駆使する」ことで多少快適に遊べるので、私でもなんとかなりました。
初出はSFCで、黄金期のスクウェア製のRPG。主人公は8人の中から選べますが、最終的に「各地にいる魔貴族を倒してアビスゲートを閉じる」という旅の目的へ収束していきます。その過程で、キャラクターなりの別目的があればそれを達成してもいいし、場合によっては達成しなくてもゲームクリアできます。
このゲーム、仲間にできるサブキャラクターがとにかく多く、普通の女の子から人外まで幅広く仲間になるので、好きな、あるいは扱いやすいキャラクターを見つけてパーティを組み、戦っていくことになると思います。サブキャラクター一人ひとりには得意武器や仲間になる経緯などの個性があり、その点も魅力です。加入して「なんだこのパラメータ…」と思うようなキャラクターも、イベントをこなすことで化ける場合が…?
7.ロマンシングサガ ミンストレルソング
SFC版「ロマンシング・サガ」のPS2リメイク作品。キャラクターデザインの一新やシステム面の改修、入れ込みたかった要素の追加や致命的バグの解消などで、ぐっと遊びやすくなっています。それでも全滅する時はする(した)
当時から完成度が決して低くなかったキャラクターデザインの、大胆な刷新には賛否両論ありましたが、ホーク好きの私としては「慣れたら全然良いし愛着が湧く」ので、総合的には遊んでよかったです。
ロマサガ3の項目で触れ忘れましたが、キャラクター毎に得意な武器や初期所持スキルなどが存在する反面、別に得意武器を持たせなくても問題なく進行できるケースがあるので、趣味で似合う武器を持たせて遊ぶのとか、術士にしてしまうなんていうのも楽しいです。
ミンサガに関してはクラス(職業)システムがあり、特定のクラスを名乗ると術が使いやすくなったり前線で耐えやすくなったりするので、効率を極めても良し、趣味に走っても良しという具合になっています。
シナリオはやはり最終的に収束していくものの、途中のイベントをこなす順番などは自由で、進行度に合わせて難易度や展開が変わるので飽きさせません。やや歯応えはありますが、フリーシナリオシステムで変わる世界を楽しみたい方にはおすすめです。2周目以降の追加要素もあるのでたっぷり遊べます。
現在リマスター版が遊びやすい機種で出ているので、気になる方はよかったら遊んでみてください。「サガ」入門にもうってつけの作品です。
8.サガフロンティア
PS1として初めて出た「サガシリーズ」。ロマンシングサガ3部作は総じて中世のような雰囲気だったのに対し、こちらは重火器などの現代的な要素を含み、GB時代の近現代的な「サガ」と似た雰囲気になっています。
主人公は7人(リマスター版では8人)の中から一人を選ぶのですが、ロマサガ系列では最終的に収束していくシナリオだったのが、サガフロでは「それぞれに独自のラスボスが設定され、それを倒すことでゲームクリア」という、ほんとうにオムニバス形式のゲームとなっています。舞台となる世界だけが一緒なので、主人公キャラを別のシナリオで仲間にできたり、特定の主人公でなければ仲間にならないキャラクターがいたりします。
仲間になるキャラクターの豊富さはサガシリーズ並で、種族もヒューマン、モンスター、妖魔、メカなど多数存在します。ヒューマンはバトルを重ねて強くなり、メカは装備品によって即時能力に反映されるなど、種族ごとの特徴を活かして戦えるかがカギとなります。この点でも種族が多数存在するGB版を彷彿とさせます。
リマスター版ではPS1版になかった8人目の主人公「ヒューズ編」が追加されて遊べるようになっているので、かつてPS1版を遊んだ方でも、リマスター版でさらに楽しめると思います。
9.アンリミテッド:サガ
PS2で発売されたサガシリーズの新作。主人公が選択制・シナリオが独立交差なのは「サガ」そのままに、TRPGライクなマップ移動とリール判定システムを採用した意欲作。用意されたシナリオをこなすことでスキルパネルが入手でき、パネルの配置次第でステータスに影響、難易度の高いシナリオほどより良いパネルが入手できるなどの「考える・悩む」要素がたくさんありました。
TRPG好きの人にはすごく馴染むシステムですが、いわゆる普通のRPGを想定していると躓く部分が多く、主人公や進行ルート次第で難易度が大きく変わるなどもあるので、どちらかといえばゲーム慣れした人向けの作品です。
キャラクターは主人公毎に仲間になる顔ぶれがある程度決まっていますが、同じキャラクターが別の主人公のシナリオで加入することも。
メインストーリー以外のサブシナリオ面は自由に進行できるので、フリーシナリオとしての「サガ」の片鱗も感じられます。
あとアンサガはグラフィックと音楽がとにかく素晴らしくて、戦闘曲にも「これが!?」というほどオシャレな曲が起用されていたり、イベントシーンで圧倒されたりします。「見て聴いて楽しめるTRPG」という表現がしっくりくるかも。
個人的にはかなり楽しい作品だったのですが、先述の通り難しく癖があることと、PS2でしか現状遊べないので、遊べる環境があって気になる感じならおすすめです。早くリマスターされないかなあ…。
10.インペリアルサガ
現在続編の「インペリアルサガ・エクリプス」がサービス継続中ですが、このインサガはその前作として既にサービス終了となっている作品です。
シナリオは、ディスノミアという世界を守るために、アルタメノス帝国の皇帝が異世界の戦士を召喚し、家臣や次代皇帝として物語を繋げてゆくというもの。最初は「光」「闇」の2ルートのみでしたが、のちにほかのルートが増やされました。
システム面では、キャラクター毎に設定された武器ごとに、ランクの違う複数の技を閃くことができる点がサガライクです。武器の持ち替えができない点は原作より不自由ですが、のちに武器違いの同キャラクターが一部において実装されたりしました。
術は術適性のあるキャラクターが対応属性のものを自由に覚えることができ、強化することもできました。見切りも存在し、覚えているキャラクターから継承させることができました。
HP/LP制も健在で、初期はLP0になるとそのままキャラクターが消滅しましたが、ゲーム性を考えててこ入れされ、LPを回復できるアイテムが追加されたりしたようです。
私の思い出としては、平均値型に育つ王ハーマンの術適性を装備で盛り、最大威力まで強化したトルネードで敵団を葬っていたり、上兵クラス(レア度でいうと上から4番目ぐらい)の帝国軽装歩兵をやたら強化して前線で使っていたり、なんかそんなよくわからない采配を発揮していました。上をみればきりがありませんが、対フォルネウスのイベントでは手癖で周回できるレベルだったので、相当やり込んでいた方かもしれません。
11.クロノトリガー
スクウェアSFC黄金期の名作RPG。当時ドラクエのキャラクターデザインをした鳥山明先生デザインのキャラクターと、FFライクな戦闘システムをマッチさせた作品で、シナリオ・システムとも完成度がとても高く、何度もリメイク・移植されています。
シナリオの発端は平和な世界の千年祭、主人公が出会った少女が実験ショーで忽然と消えてしまうハプニングが起き、それが「別の時代へ繋がる歪み」のせいだと発覚。主人公たちの旅は過去、現代、未来を跨いで、やがて星の大きな運命を変える旅へ発展していきます。
バトルはフィールドエンカウント方式を採用しており、絶対に避けられないバトルもありますが、うまいこと避けられる場面もあったりします。レベル制で技や魔法を覚えていくので、レベルを上げて物理で何とかすることもできますが、ヒントがかなり親切なので、ちゃんと話を聞く癖があればイベントやボス戦で役立ったりします。
仲間になるキャラクターは多くはありませんが、それぞれ武器が固定で覚える技にも個性があり、技を同時に繰り出しさらに強力にする「連携技」を使うこともできます。
この作品最大の特徴として、メインシナリオにおける最後のセーブポイントでセーブすると「強くてニューゲーム」が解禁され、一部のアイテムを除くアイテムや成長度を引き継いでニューゲームができます。終盤の装備で序盤のシナリオを進めたり、さらなるレベルアップができるので力尽きずに進めやすくなります。2周目以降はラスボスを倒すタイミング次第でエンディングが10種類以上変化する、マルチエンディングも楽しめます。
現在、最新のリマスター版がSTEAMやスマートフォンで遊べるようです。
12.悪魔城ドラキュラX 月下の夜想曲
悪魔城ドラキュラシリーズの、探索型としては最初の作品…だったと思います。「悪魔城ドラキュラX 血の輪廻」の続編という立ち位置ですが、主人公は「悪魔城伝説」でラルフの仲間の一人として登場した、ドラキュラの息子アルカードです。異変を感じてドラキュラ城に戻ってきたアルカードが、城の各所を探索しているうちに状況が判明していきます。
それまでの悪魔城は、ステージ毎にボスが設定され、ボスを倒すとステージクリアという形でしたが、月下は探索エリア毎にボスが存在し、ボスを倒すことで次のエリアにシームレスに進むことができます。各所のセーブ部屋でセーブ・回復したり、見つけたワープ部屋を使って移動を短縮したりもできます。探索して得られるアイテム(魔導器)によって新たにアクションが増え、増えたアクションを駆使すると探索範囲が広がる…という形になっています。
テンポを損なわない各所でのイベント、アクションの快適性、歯応えなど総合して、私が悪魔城の中で最も好きな作品です。
ぜひおすすめしたいんですがいつ最新機種で遊べるようになりますか…?(PS3か4かそのへんのアーカイブスにあったような気はしている)
13.悪魔城ドラキュラ Xクロニクル
PSPで発売された「X血の輪廻」のリメイク作品。キャラクターのデザイン刷新、PSPグラフィックでの奥行き表現を進化させながらも、当時の操作性を踏襲した2Dステージクリア型アクションとなっています。ぜんぜん走れないのは仕様であってバグではないです。
操作性が輪廻とほとんど変わらないことに加え、鞭の硬直やノックバックも相まってそれはもうすごく死にます。幽霊船こわい(蘇るトラウマ)
シナリオ面は比較的あっさりしていて、アクションゲームなのにステージの攻略次第でシナリオ分岐とかあります。とはいえ、どちらかといえば歯応えのあるアクションを楽しむ感じのゲームになっています。
このXクロニクル、なんとおまけモードとして「X血の輪廻」と「X月下の夜想曲」が同梱されており、Xクロニクル内で条件を満たすことで遊べるようになります。これ1本で3本分遊べるのでとてもお得。
ただ、現状遊ぶ手段が恐らくPSPしかないので、遊びたければ実機とソフトを購入することになるかもしれません。コレクションでのアーカイブ化まだかな…
14.悪魔城ドラキュラ ギャラリーオブラビリンス
このたびドミナスコレクションにめでたく収録された、DS悪魔城三部作のひとつ。武器の得意なジョナサン・モリスと魔法が得意なシャーロット・オーリンの二人でタッグを組み、操作キャラを切り替えたり時に二人で協力しながら、悪魔城を攻略していく探索型アクションゲームです。
X月下の夜想曲以降から踏襲されている、探索中に発生するメインの会話イベントのほか、拠点となるポイントでサブイベントが発生したり、エンディングが分岐したり、はたまた腕試しのようなコンテンツが解放されたりと、クリアするまでたっぷり楽しむことができます。
このゲーム最大の特徴は、なんといっても道中で2名のキャラクターを切り替えたり、片方を呼び出して進められること。自分の得意なプレイスタイルによって、どっちを使うこともでき、探索をよりスムーズに進めることができます。拾って持ち替えできる武器にも個性があり、意外な場所で意外な武器が役立つことも…?
GoLが同梱されている、ドミナスコレクションのページはこちら。PS5、Switch、Xbox、STEAM等で遊べます!
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15.悪魔城ドラキュラ ハーモニーオブディスペアー
PS3とXboxで遊ぶことができる、悪魔城のお祭りゲーのようなもの。探索型悪魔城をベースに、複数人のプレイヤーが協力してボスを探して倒すステージクリア型を採用していて、選べるキャラクターはアルカードや来栖蒼真など、悪魔城作品から複数人がピックアップされています。キャラクターによって成長・強化の仕組みが違ったり、使えるアクションが違ったりと、本編の要素を踏襲している部分も多いです。
追加コンテンツとしてステージやキャラクター、BGMを買うこともできますが、なぜか11章「月風魔伝」とその主人公「月風魔」が含まれています。ゲスト扱いらしいよ。
この作品はシングルプレーでも面白いのですが、仕様上マルチプレーの方がレアアイテムが入手しやすかったり、プレイヤー層が初心者に優しかったりするので、マルチで遊ぶと楽しいとされます。マルチプレーによる処理落ちを利用したバグ技などもなぜか攻略上活用されていたり、楽しみ方が多いゲームです。
現在、PS3とXboxでダウンロード専用販売となっているので(パッケージ版はありません)気になる方はストアが閉じる前に買うのがベターと思われます。SwitchとかPS5で移植されないかなあ…。
16.FINAL FANTASYⅨ
私の人生のバイブル。PS1で発売された、FFシリーズの9作目の作品となります。
FF6,7,8と「近現代のテクノロジー」「近代的な世界観」がクローズアップされていましたが、Ⅸは過去作のファンタジーな世界観に立ち返っています。キャラクターも亜人、異種族などバリエーションに富み、街中がいろいろな種族で溢れていたり、地域の独自民族の国やのどかな村などが点在しています。
シナリオとしては、主人公の所属する「タンタラス団」がある密命を受け、表向きは華やかな劇団として、アレクサンドリア王国へ赴くところから物語が始まります。その密命の裏に潜む異変や、主人公の生い立ちの秘密を探るうちに、世界全体が大きな潮流に巻き込まれていきます。
主要となるパーティキャラクターは主人公を含め8名おり、種族も年齢もバラバラですが、それぞれが独自の価値観を持ったまま仲間になります。主人公と一緒に動くうちに、各々が自分の生き方を見つめ直していくことになり、それぞれに深いドラマ性があります。
戦闘はFFらしい、ATBバー蓄積型のアクティブターンバトルですが、独自のシステムとして一定条件を満たすと能力上昇・使用技の強化がされる「トランス」、装備品を装備して戦うことで「装備品のアビリティを引き出す」システムが採用されています。前者はFF7、後者はFF6を遊んでいたらちょっと馴染みがあるかも。
シナリオは、私主観では、とても良いです。OPからEDまで、たまにつらい出来事もありますが、総じてとても良いです。特にEDが良いので、遊び始めたらぜひエンディングまで遊んでほしい作品です。
17.FINAL FANTASYⅤ
SFCで発売された、FFシリーズの5作目。FF3で登場したジョブシステムに加え、熟練したジョブの能力を別のジョブで使える「アビリティ」システムが新たに加えられ、ますます十人十色の戦い方ができるようになった作品です。
パーティメンバーになるキャラクターは少ないですが、それぞれ柔軟にジョブやアビリティを選択でき、意外な組み合わせがハマったり、逆になんか役に立たなかったり…と、戦闘ひとつから楽しむことができます。ボスモンスターたちも明確な弱点があったり、アクティブタイムバトルらしく「特定の形態の時に攻撃」が必要なものが存在したりと、攻略のきっかけをつかみやすいモンスターが多い印象です。一方で弱点を突くと強力な反撃をしてきたり、思わぬところで強いモンスターに全滅させられたりと、プレイヤーの裏をかくような場面もあり、常に冒険のドキドキを味わうことになるでしょう。
主人公は天涯孤独の旅人バッツ。森でモンスターに襲われていたタイクーンの王女レナを助け、世界の危機を知ります。やがて自分の出自や世界の秘密を知り、それらを脅かすものと戦うことになっていきます。
FF9もでしたが、エンディングまで走るとほんとうによい作品で、非常におすすめです。さほど尖ったシステムもないので、レベルを上げて何とかしたいRPG初心者にもオススメできます。
現在ピクセルリマスターが出ているので、そちらから始められてはいかがでしょうか。
18.FINAL FANTASYⅢ
FC後期に発売された、FFシリーズの3作目。FF1にあったジョブシステムを状況に合わせて柔軟に変更できる「ジョブチェンジ」がこの作品から実装されています(FF1のジョブは最初に選んだもの・その派生の固定でした)
最初はみんなかけだしの「たまねぎ剣士」ですが、クリスタルの力を得ることでさまざまなジョブにチェンジ可能になります。魔法が苦手な敵には黒魔道士、弱点を変化させる敵には学者など、臨機応変にジョブを選択し、難所を乗り越えていくことになるでしょう。「たまねぎ剣士」も、専用の装備を得て鍛え上げることで見違えるように強いジョブに化けたりと、面白いジョブがたくさん用意されています。
主人公は4人の無名の少年たち。クリスタルのある村の近くの洞窟へ遊びに行ったのをきっかけに、クリスタルから世界の危機を知らされ、ジョブとともにその命運を託されてしまいます。DS版ではそれぞれ名前があり、生い立ちなども設定されているようですが、私はFC版しか詳しくないのでちょっとわからないです。
4人はクリスタルの加護を得ながら世界各地を旅し、世界の危機に立ち向かっていきます。
FC後期の作品だけあり、BGMのクオリティがⅡの頃から比べると跳ね上がっていて、ドット絵でのキャラクターの動きもジョブごとに表情豊かになっています。
Ⅱのようにパーティに加入して戦うサブキャラクターはいませんが、パーティとは別に同行してくれるキャラクターがいます。思わぬところで助けてくれたり、イベントのドラマ性はⅢもなかなか。
無名の4人で旅できるのはFC版とピクセルリマスターで、メインキャラクターに個性があるのはDS版とかなので、お好みに合わせてお好きな方から遊ぶと良いかもしれません。
FC版はバグ満載なので、ピクセルリマスターをおすすめしたい所があります。
19.FINAL FANTASYⅥ
この作品、私は発売当時遊んでおらず、つい数年前に「そういえばFF6やってないな」と手を出しました(PSPのアーカイブ版なので、PS1版です)結果、「この作品に当時出会っていたら人生変わっていたな…」というレベルの良作でした。
FF6はFFシリーズの6作品目、スクウェアのSFCRPG黄金期の作品で、シナリオのボリューム、キャラクターの個性、戦闘の楽しさ等どれもトップクラスの出来です。私はこの作品、アーカイブとか移植とか色々出てるみたいなんですが、SFC版で完成していると思っています。
シナリオは、炭鉱都市ナルシェに帝国軍が攻め込んでくるところからスタートですが、プレイヤーが動かすのは帝国の兵士として魔導アーマーに乗っている一団です。話が進むと、帝国の兵士として操られていた女の子「ティナ」がナルシェで発見された幻獣と共鳴し、自我を取り戻し、レジスタンスであるロックのもとで目を覚まします。
FF6の世界で失われたはずの魔導の力(魔法)を、ティナは「なぜか使える」ということ、そして帝国軍のたくらみとレジスタンスの反抗を軸に、世界の謎がひとつずつ解き明かされていきます。そして世界に起こる大変動をきっかけに、パーティメンバーそれぞれが自分たちの生きる意味や大事なものを見つける、心に響くシナリオです。
FF3や5のようなジョブシステムがない代わり、6では多くのパーティメンバーが加入し、それぞれに個性的な特技を持ちます。モンスターの技を真似たり、格ゲーのようにコマンド入力で技を出したり、使い勝手もさまざまです。序盤は特定のメンバーのみが魔法を使えますが、とあるイベント後はほかのメンバーも魔法の習得が可能になるので、魔法を使うためにこのキャラクターが必要…ということもなくなりノーストレスです。
ちなみに私は「ファイナルファンタジー」というタイトルを最も綺麗に回収している作品だと思っているので、その点から考えてもぜひおすすめしたい作品です。
結構ボリュームがあるので、何かの片手間にやるんだと大変ですが、新作待ちの時などにやってみるのはいかがでしょうか。
20.DISSIDIA FINAL FANTASY
続編とかアーケード版とか色々あるけど、オペオム以外は初代しか遊んでないのでこれで。
FFシリーズといえばコマンド入力のRPGですが、この作品は3Dアクション空間での対戦ゲームで、歴代のキャラクターを操作して相手を倒すというシステムになっています。
RPGではコマンド入力して見ているだけだったキャラクターが、ボタン入力で実際に派手な技や魔法を繰り出すのは結構見ていて楽しい。思い入れのあるシリーズならその喜びもひとしおです。
私はアクションかなり苦手なので、使いにくいと思うキャラクターもいますが、主人公側は比較的どのキャラクターも素直に作られていると思います(ティーダとかはちょっと癖があるかも…)
単なるHPを削り合うバトルでなく「ブレイブ」と「HP」要素があり、「ブレイブ」の高さがHPダメージに関わってくるなど、単純なアクションゲーの「当てたら勝ち、当たったら負け」みたいなのは少ないです。闇雲にHP攻撃をしてもほとんど効果がなかったり、ブレイブを奪われてピンチになったり、少しコツがいるので、ある程度覚えるまではやさしいモードで遊ぶと良いと思います。
基本は対戦アクションという形ながら、ストーリー仕立てのシナリオもちゃんと用意されていて、進めていくことでそれぞれが異世界から召喚された理由、世界の構造の真実を知ることになるでしょう。
見た目はかなり「お祭りゲー」ですが、きちんと筋の通るお話が読めるのはさすがFFシリーズ。
初代を遊ぶにはPSPが必要だと思うので、アーカイブ待ちの予感がします。もしかしたら続編の012とかもいいお話かもしれない(未プレイ)スマホで出ていたオペオム(サービス終了済)もシナリオ良かったよ!(シナリオ等のアーカイブは公式にあるようです)
21.ドラゴンクエストⅣ 導かれし者たち
FCで発売されたENIXの「ドラゴンクエスト」シリーズ4作目。全5章構成で章ごとにプレイキャラや旅の目標が変わり、最終章でそれまでのキャラクターが「仲間」として勇者のパーティに加わるという、当時としては斬新な形のシナリオでした。
システムも凝っていて、5章になると勇者以外のキャラクターに指示を出すことができず、「ガンガンいこうぜ」「いのちだいじに」などの作戦を駆使して戦っていくことになります。キャラクターには戦闘AIがそれぞれ用意されていて、作戦に応じて柔軟に、時には大胆に行動することがあります。全7人の仲間たちは職業も覚える呪文もまったく違い、それぞれに得意や苦手があるので、時には仲間に入れ替えなども駆使して戦うことになるでしょう。一部のダンジョン等、入れ替えのできない場所もあるので注意が必要です。
5章立てのシナリオは、1章から順に「兵士の迷子探し」「おてんば姫の力試し」「武器屋の開業」「ジプシー姉妹の仇探し」と展開していき、最終章では主人公の勇者がとある事件をきっかけに、生まれ故郷を旅立つことになります。仲間ひとりひとりにもきちんとしたシナリオが用意されていて、思い入れが強いキャラクターができやすい作品です。
Switch等で遊ぶ手段は現在ないかもしれませんが、スマホ版があり、DS版などがリメイク・移植として出ていた気がします。SFC版、DS版では追加要素もあり、仲間と街中で会話できたり、「めいれいさせろ」のコマンドが使えることでいっそう戦いやすくなっているので、そちらも個人的にはおすすめ。
22.真・三國無双3/猛将伝
無双シリーズ、初期の頃はわりと色々やってたのですが、枠が足りないのでとりあえずかなり遊んだ3(と猛将伝)で。
真・三國無双シリーズは、三国志をテーマにしたアクションゲームで、今は「無双系」として代名詞にもなっている「操作が簡単でたくさんの敵を派手に吹き飛ばす、爽快感溢れるアクション」に重きを置いて作られている感じです。プレイヤーは操作キャラクターを一人選び、そのキャラクターが属する陣営を主体にしたストーリーを遊ぶことができます。特定のキャラクターをクリアする等でプレイキャラが増えてゆき、そのたびに新鮮なアクション体験のできるキャラクターに出会うことができます。
話は三国志がベースとなっており、ゲーム独自の戦いなども加えられて全体のバランスがとられていますが、三国志を知らなくてもじゅうぶん楽しめます。
操作は通常攻撃、チャージ(強)攻撃、ガード等のシンプルなものが各ボタンに割り当てられており、低い難易度で初心者向けのキャラを使う場合、適当にボタンを押していてもそれなりに戦えます。攻撃を当てたり受けたりすることで「無双ゲージ」が溜まっていき、満タンの時に特定のボタンを押すことで「無双乱舞」という強力な連続攻撃を繰り出すこともできます。
ステージ毎に勝利条件と敗北条件が設定されており、いくらプレイヤーが調子よく戦っていても味方の総大将が敗走すると強制敗北になる等、多人数同士の戦という題材を活かしたシステムが散見されます。
無双シリーズはナンバリングを重ねるにつれてハードも移行しており、初出がPS2でアーカイブのようなものはなさそうなので、今から遊ぶには現状ちょっと厳しいかも…?
訂正:調べたら新しいハードで遊べる過去作アーカイブが見つかりました。やったー!
23.三國無双
「真」のつかない三國無双、あるんです。こちらはよくイメージされる3D見下ろし爽快アクションゲーではなく、なんと対戦格闘ゲームで、プレイキャラクターを一人選んで勝ち抜いていきます。
その点はよくある格闘ゲームなんですけど、題材が三国志である上に初期プレイキャラに周瑜や陸遜などの軍師がおり、隠しキャラの孔明も羽扇からビームを撃つなど、後にPS2でアクションゲーの「真・三國無双」シリーズに出てくる彼らの土台が既に出来上がっていたことが伺えます。
プレイアブルキャラは魏が夏侯惇、典韋、許チョ、曹操(隠し)。蜀が趙雲、関羽、張飛、諸葛亮(隠し)。呉が周瑜、太史慈、陸遜。その他陣営に貂蝉と呂布(隠し)がいたはずです。記憶の限りでは。武器や戦闘スタイルなどもほとんどそのまま後発の「真・三國無双」シリーズに引き継がれています。
今調べたらPS2系統無双のアーカイブは見つけたんですけど、PS1のこっちのアーカイブは…な、ないかも…?
24.戦国無双2
戦国無双だとここが一番やり込んだので。PS2で発売された「戦国無双」シリーズの2作目で、初代の戦国無双から成長したキャラクターがいたり、新たなキャラクターの新たなシナリオが追加されたりと、盛り沢山。モーションも調整されて、初代と比べて使いやすくなっているキャラクターも結構います。
シナリオは武将毎に設定されていて、同じ織田家の武将でも展開が違ったり、はたまた全然違う戦いに駆り出されたりと、元ネタである史実のエピソードに紐づいたところも多いです。もちろん史実をぜんぜん知らなくても、爽快なアクションと簡単操作で楽しむことができます。
初代も「負け戦とわかって挑む」等のドラマティックなシナリオがありましたが、2ではさらにシナリオ性に磨きがかかり、感動的だったり切ないシナリオもいくつかあるので、できれば遊んで体験してほしいきもちがあります。
通常のキャラクター毎のシナリオが楽しめるモードのほか、無限に続く階層でだんだん強くなる敵を相手にする「無限城」や、NPCまたはほかのプレイヤーとミニゲーム方式の双六で遊べる「双六モード」などもあります。私は無限城虚空100Fを制して力尽きましたが、行ける人はもっと行けるとかなんとか…。
25.鬼武者Soul
CAPCOMが誇る和風アクションゲーム『鬼武者』シリーズ…の、世界観を、カード式のソーシャルゲームにしたブラウザゲー。
プレイヤーは最初に所属国(サーバ)を選び、そこの領主という形で話が進みますが、所属国の属性(人、鬼、幻魔があります)などによって展開が変わる…ということはないようです。恐らく。
鬼くじ(ガチャ)で武将を集め、強化したり同じカードを使って進化させたりして、部隊を強くしていけるほか、強化石を使えば「どのカードでも同じだけ能力値を強く」できます。また、一部の技を除き別の武将に技を伝授できる技継承システムもあり、これらがかなり救済措置として働いていました。高レアリティの強い武将に強化石を使って消費を節約してもいいし、低レアリティにお気に入りの武将がいても強化石で即スタメンにすることができます。技もある程度自由に付け替え可能(継承自体は確率なので、運が悪いと大変ですが…)なので、強力な技を覚えている武将に限らず、どの武将でも工夫次第で一軍にすることができます。
通常のガチャの他に、有償で引ける武将もおり、そちらには強力な技がラインナップされていました。戦況をひっくり返すような技もいくつか実装されたので、有償ガチャを引くか引かないかでエンドコンテンツの難易度がかなり変わってくる印象でした。
イベントは、サブシナリオが読めるものの他、個人同士の部隊で戦うイベント、国同士の団体戦、決められた広さのマップを占領する形で行う大合戦、そしてプレイヤーが協力してレイドボスの体力を削る巨大悪鬼羅刹などがありました。
いずれも極めるには強力なスキルが必要だったり、人の多い国に所属している方が有利だったので、実は初期の国選びがかなり重要だったりします。
国替え(移住)をするには有償アイテムが必要で、現在いる国より国力の低い国(国対抗イベントにおいて順位の低い国)にしか移住できないので、初期の国選び次第では激戦に巻き込まれたり、逆に国対抗コンテンツでなかなか良い結果が出せなかったり。この点は改善があっても良かった気がしますが、バランスをとるためやむなしといったところでしょうか(どうしても気になるなら、アカウント作りなおしという手もなくはありませんし…)
武将を戦わせてシナリオを進めていくパートの他に、城下町メイキングができるのもこのゲームの特徴で、最初はメインの「城」ぐらいですが、資源やアイテムを生産する建物を建て、時間毎に回収し、必要なものに役立てることができました。資源を生産する建物はレベルアップしていきますが、アイテム等を生産するものは一定回数生産すると消滅するので、シナリオを進めていく、あるいはイベントに参加するなどで入手する必要もありました。
内政用の部隊というのも存在し、内政用のスキルを持った武将を配置することで、生産量を高めたりもできました。
完全に生産に特化してもいいし、楽しく綺麗に城下町を彩ることもできるので、私はすごく好きでした。
こちらのゲームですが、2017年3月30日をもってサービス終了しています。後半の有償ガチャの思い切った価格設定、どの武将でも一軍になれるシステム、戦略性と装飾性を兼ね備えた城下町メイキング等、かなり光るものがあるゲームだったので、ずっとコンシューマ版を待ち続けています。国対抗コンテンツなどは頑張って実装しなくていいので、シングルプレーで城下町メイクとシナリオだけ楽しめるようなもの、出してくださいませんかねえ…。
26~50作品は次回、おとどけしようと思います!
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ゲームを遊んだり、絵を描いたり、色々考えるのが好き。このブログは備忘録として使っています。
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