月ノ下、風ノ調 - 秘湯で想う⑧ 「魂の干物」のつくりかた 忍者ブログ
月風魔伝その他、考察などの備忘録。
皆さんこんばんは、九曜です。
なんと今の今まで、ブログのことをすっかり忘れておりまして、初の一週すっぽかしをする所でした。危ない危ない。

あまりにも考察を書きすぎていて、そろそろネタがないのでは?という指摘もあるかもしれませんが、月風魔伝は私の想像力をカゲキにするので、何も問題ありません。
今回は、月風魔伝ゲームブック『魔暦元年の戦い』に登場するアイテム、「魂の干物」についてのお話です。
ゲームブックのネタバレはありませんので、安心して追記からご覧ください。


月風魔伝の回復アイテムとして、敵の落とす魂があり、風魔君が何らかの方法でそれを体力に変換しているという話は、以前この記事で考察しましたね。
ゲームブックには、なんとこれを干物にしたものが登場します。
店に売っていて、金銭で買え、必要な時に食べて体力を回復できるのだそうです。
このことからして、魂はやはり食べている説が有力ではなかろうかと…。

本編では、魂はゆらゆらと上にのぼってゆき、やがて消えてしまいます。
保存したり、ましてや持ち歩いたりなどできません。また、本編の店には「魂の干物」は売っておらず、代わりに霊薬を買うことができます。

では、ゲームブックに登場するお店では、一体どうやって魂を「干物」にしているんでしょうか?
以下、私なりに考えてみた製法なんかを、つらつら書いていこうと思います。


1.魂を保存できる容器を用意する
本編のように、魂がのぼっていって消えてしまうのでは、いつまで経っても「干物」にはなりません。
まずは、この魂をガッチリ捕獲して、保存できる容器が必要になります。
何となくですが、網なんかでは網目から抜けてしまいそうですので、瓶か何かに妖術をかけてつかまえているイメージがあります。
『魔暦元年の戦い』の店では、この保存容器を用意して、魂を閉じ込め、干物にする準備をします。

2.魂を何らかの方法で乾燥させる
「魂を乾燥させる」という表記を眺めているとSAN値直葬しそうですが、とにかく干物にする必要があります。
物理的に天日干しなどにするか、あるいはこれまた妖術のようなものを使うかは、不明です。
店主が魔術に長けている感じには見えなかったので、私としては「物理的に天日干し」なのではないかと思っています。

3.店頭に並べる
干物になった魂は、おそらくもうのぼっていって消えるということもないのでしょう。
ビン詰めのままか、あるいはざるにでもあけるのかはわかりませんが、ようやく店頭に「魂の干物」として並べることができます。

番外編:魂の「選別」もある?
ゲームブックには、通常の魂よりも効果の大きな「青白い魂の干物」というものもあります。
なんでも高潔な人物の魂で、通常の干物より回復量も多いのです。
こういった差が生まれることから、あまりにも貧相な魂や、雑念の多すぎる濁った魂は、取り除かれる(捕まえても放されてしまう)のではないかと思います。

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