月ノ下、風ノ調 - 『Neftelia』の話 忍者ブログ
月風魔伝その他、考察などの備忘録。
皆さんこんばんは、九曜です。


本日は新年早々、月風魔伝のカケラもない記事をお送りしようと思います。
こちらのゲーム『Neftelia』は私がこよなく愛するフリーゲームです。

「ハマったゲームを挙げる」50ゲーム一挙紹介記事 後編

こちらの記事にもNo.39として掲載されています。
当初ゲーム紹介は40で打ち止め予定だったので、ぎりぎりのところで紹介したいゲームに滑り込んでいる作品となります。それぐらい面白いと私は思っています。

Neftelia - VIPRPG@Wiki - atwiki(アットウィキ)

作者さんのページ(geocities)はもう存在しないようなので、現在ダウンロードできるのはこちらになるようです。
私の環境(Win11)では問題なく動いていますが、だいぶ過去の作品なので、動くことを祈りながらプレイすると良いと思います。ツクールゲーのため、ランタイムパッケージが必要だった気がします(起動時RTPがないよ!のエラーが出る場合、エラーウィンドウを見ながら必要なRTPをインストールすると動くようになります)

ここまで読んで、なんにも情報を仕入れず遊びたい方は、ダウンロードして早速遊び始めることをおすすめします。
どんな作品で何が魅力か知りたい方は、追記の中に答えがあるとは限りませんが、参考程度にどうぞ。
筆者のてきとうな感想とか主張をただ見たい方は、このまま続けてお読みください。





Nefteliaは、いろんな所をうろつくゲームです。
プレイヤーができるのは上下左右の移動、Zボタンでの調べるアクション、Shiftキーでの「探索を終了」のみ。パッド操作不要、PCゲー初心者にも安心のかんたん設計です。
プレイヤーキャラに個性的な容姿はありません。台詞もないです。なんなら意味のあるテキストが表示される場所自体、タイトルとかエンドロールぐらいしかないです。
そんなゲームが面白いのか?と言われると、私はとても面白いと思うんですけど、人を選ぶかもしれません。とりあえず起動してうろついてみて、合わないなら無理せずやめて別のことをすると良いと思われます。


宛てもなくウロウロするだけなのかというと、収集要素があり、世界の各所に断片的な映像が隠されています。
この映像をすべて見れば、プレイヤーが探索する世界の謎が解ける…わけでもないようです。いずれもなんかよくわからない、意味があるかどうかも不明な映像です(調べるオブジェクトに応じた映像が出てくることもあるので、完全に無意味だとか作為的でないとは言い切れませんが…)

で、これを集めていくと埋まっていきます。この画像は最後ひとつを残して埋まっている状態です。
全て集めるとエンディングを見ることができますが、エンディングを見ても恐らく世界の謎は謎のままです。
あれだけ唐突ビデオレターだった月風魔伝UMのほうがまだエンディングの意味がわかりやすいっていう

というわけで、このゲームの概要を一言で言うと「意味不明な世界を探索し、意味不明な映像を集め、意味不明なエンディングを見る」という流れになります。
何もかも「わからない」だらけのこのゲームですが、私は不思議と時々吸い寄せられてしまい、年末年始にかけて白紙になったデータをエンディングまで走りなおした次第です。


「ゆめにっき」や「LSD」の流れを意識して作られたこの作品は、脈絡のない世界の奇妙な繋がりや突然の不思議な体験で、プレイヤーを世界に引き込みます。
血生臭い表現がなく、全体的にはドット調で、しかし写真系のオブジェクトがある等「現実」と「非現実」をミキサーで混ぜたような世界が、人によっては好ましく思え、人によっては違和感や恐怖を覚えることでしょう。
私はどちらかというと前者です。Neftelia、面白いです。


イチオシのエリアは海中(ではない気がするけど勝手にこう呼んでいる場所)です。
このエリアはとにかく美しく、行き詰まると佇んでぼーっとしていることも多いので、探索だけでなく何かに行き詰まったら来たくなります。


あと、この下から出てくる手が好きです。
このイベントには発生条件があるのですが、ちょっと根気よく探せばわかるようになっている…気がするので、よかったら見てみてください。
筆者のおすすめイベントというだけなので、期待外れでつまらなかったら申し訳ないです。

ここからいつもの主張なんですけど、有意義なことをしようとか、何かを突き詰めて考えようとか、そういう所から離れている作品がこのNefteliaだと私は思います。
ただ世界を歩き回って、よくわからないオブジェクトたちと触れ合っていると、何となく「そこにあるもの」に愛着が湧いてきます。
好意的な台詞ひとつ持たない無機物のような何かが、そこにあるという奇妙な安心感だけを伴って、現実世界の日常では「意味や理由」の洪水に流されているような私を、そっと掬い上げてくれます。
昨今はゲームが頭脳にいいとか、ゲームを通じて何かを学ぼうとかいう流れもできていますが、あえて「ゲームは趣味で楽しむものなんだから、べつに有意義でなくてもいい」という部分をクローズアップすると、このNefteliaというゲームはベストマッチに思えます。

やることを探すのがしんどい時、やることがありすぎて気が滅入っている時、そんな誰かにこの世界が寄り添ってくれますように…と祈りながら、筆者はこうして時折『Neftelia』の話をするわけです。


Neftelia2
なんか2もあります。
できることが増えた分、ちょっと探索するのが大変ですが、無印をクリアした方はぜひどうぞ。

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