月風魔伝その他、考察などの備忘録。
皆さんこんばんは。
今日も元気に月風魔、九曜です。
クリスマスも終わり、いよいよ年の瀬も迫ってきましたが、一年の振り返り…はもう8月末にやっているので、今回は大掛かりな考察を引っ提げて参りました。
ずばり、月風魔伝の世界設定の根幹に当たる部分、月氏一族の生い立ちについての考察です。
とは言え、いつもの調子で妄想交えて好き放題語っているだけですので、興味のある方は追記よりご覧ください。
次回のブログ更新は、年が明けて2日となります。
少し早いですが、今年最後のご挨拶もこの場でさせて頂きます。
皆様、どうかよいお年を。
今日も元気に月風魔、九曜です。
クリスマスも終わり、いよいよ年の瀬も迫ってきましたが、一年の振り返り…はもう8月末にやっているので、今回は大掛かりな考察を引っ提げて参りました。
ずばり、月風魔伝の世界設定の根幹に当たる部分、月氏一族の生い立ちについての考察です。
とは言え、いつもの調子で妄想交えて好き放題語っているだけですので、興味のある方は追記よりご覧ください。
次回のブログ更新は、年が明けて2日となります。
少し早いですが、今年最後のご挨拶もこの場でさせて頂きます。
皆様、どうかよいお年を。
米俵(ひとつ60kg相当)を一度に3つ持ち上げ、100mを6秒で駆ける男・月風魔。
どう考えても常人じゃない能力ですが、これは彼が月氏一族という選ばれた家系であることで、だいたいすんなり受け入れられています(…たぶん)
本編や攻略本では「波動剣を家宝とし、有事にはこれを三本集めて戦う」「波動剣を扱うには並外れた精神力が必要」といった情報があるぐらいですが、月氏一族の生い立ちをめぐるエピソードとしては、ゲームブックに以下のような資料があります。
“遥かな昔、人々の心の中に邪神が棲みつき争いの絶えぬ時代があった。善なる神は怒り、天空に浮かぶ月を降らせ、地上の大半を滅ぼした。そして、月より出でし三人の勇者に邪神を征伐させたのち、地上の支配者に任じたという。”
(月風魔伝ゲームブック『魔暦元年の戦い』より抜粋)
毎度おなじみ『月氏由来記』です(誰が名づけたんだろうなあ、このネーミングとっても好き)
これによると「昔争いがあって、その結果月が地上に落ちて、そこから三人の勇者が現れ」と、もはや人ですらない何かが月氏一族だという説まで持ち上がります。
資料がほんと、これぐらいしかないのが悔やまれるんですが、何とか手掛かりにして考えていきましょう。
暗い魔の四島で、月が見えない理由
風魔君が駆け抜ける魔の四島は、空が暗く、月も星も何もありません。
月に模して襲い掛かってくる敵こそいますが、ほんものの月はないようです。
これに関しては、2つの仮説が考えられます。
仮説A.昼だけど真っ暗
地獄というぐらいですから、亡者たちも暗い方が活動しやすいのでしょう。
龍骨鬼が魔力を使って、空を闇で覆っているのだと推測します。
月が出ていないのは、昼間には月が出ないということに加え、空が闇で覆われていて、あるとしても見えないのだと思います。
龍骨鬼が倒された後、空が青く晴れ渡るのもこれなら合点がいきます。
仮説B.夜である
風魔が四島にたどり着いたのが、偶然夜だったのかもしれません。この場合、月は存在していないことになります。
そして夜明けまでに龍骨鬼を倒し、見事……?
うーん、仮説Aに比べたら、少し無理があるでしょうか。
洞窟内で蝋燭が必要で、屋外では不要な点なども考えると、どうも仮説Aの「昼だけど暗い」という状況の方が、しっくりきます。
仮説Aをとると、月が存在するか否かは不明、ということになります。
世界は一度滅亡したのか?
月氏由来記では「地上に月が落ちた」らしき記述がありますが、本当なら大変なことです。
科学的に何が起きるかというのは、述べられるほど詳しくありませんが、あのサイズの天体が衝突したらただでは済まないと思います。
人類滅亡……してしまうと、月氏一族の統治も何もなくなってしまうので、何とか人類の一部には生き残ってもらわないといけません。
それまではテクノロジーが栄えていて、シェルターに避難していた一部の人間のみが生き残った、とかでしょうか。
月氏一族が「世界を統治している」というトンデモ設定がありますが、このことから考えるに「生き残った一部の人間を、ごく狭い地域において統治している」とも考えられます。
どうも、地球全土を掌握している…という感じではなさそうです。
余談ですが、現時点で世界が一度滅ぶと、産業革命に必要なエネルギーを採掘する技術が確保できず(ある程度進んだ技術でしかもう確保できないのだそうです)産業革命が二度と起こらない…という説があります。
『月風魔伝』の世界が遥か未来であるにも関わらず、あんな世界観なのは、そのせいかもしれませんね。
核戦争・超テクノロジー戦争の暗喩説
世界に一度、とんでもない規模の災害がもたらされたのは本当だとして、それが「月の衝突」であったかどうかについては、暗喩という可能性もあります。
月氏由来記には「人々の心の中に邪神が棲みつき」という記述があり、このことから悪意のある人間たちが災害の前段階で、戦争か何かをしていた可能性をほのめかせます。
戦争が終結するにあたり、月が降ってくる以外に何かあるとすれば、破壊兵器による大量殺戮が考えられます。
例えば、戦争の終いに強力な核爆弾でも使われて、その結果人類の大半が死に絶えたとしましょう。
その爆発に奇跡的に耐えた三人の人間が、超人的な能力をあらわし始め「月氏一族」として扱われたら…とも、考えられないことはない、と思うのです。
SF好きには垂涎の説ですが、個人的には「あー月が落ちたのかー」で済ませたいところもあります。
風魔君が「月」を知らない可能性
落ちた月から現れた月氏一族…桃太郎じゃありませんが、まあわかりやすいと言えばわかりやすい由来です。
ただ、本当に月が落ちたのであれば、風魔君は恐らく、月という天体を書物でしか知らないのかな?と考えています。
存在しないわけですから、見ようがないわけで、過去の書を紐解いて「かつて空には月という天体があった」という知識を得るしかなさそうです。
そう考えていると「苗字には月がついているのに、その月を見たことがない」というのは、ちょっと不思議な感じもします。
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ゲームを遊んだり、絵を描いたり、色々考えるのが好き。このブログは備忘録として使っています。
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