月風魔伝その他、考察などの備忘録。
みなさんこんばんは。
今日も元気に月風魔、九曜です。
そろそろこの「秘湯で思う」シリーズも、丸数字が足りなくなってきそうだと思ったのですが、調べたら20までは出るらしいですね。
ただし環境依存文字らしいので、今のうちに数字の扱いを変えた方がいいと思いまして、こんな形に修正してみました。
これなら、その224、などとシリーズが続いても安心です。そんなに続くかわかりませんが…。
日本伝統のお正月の遊びといえば、凧揚げ・羽根つき・コマ回しなどが鉄板ですね。
最近は、そういった遊びをする機会も少なくなりました。
私はというとプロトスタードラゴン戦で、風魔君を毎度コマ回ししているので(※魔性のコマ型波動剣士風魔がスタメン)、いつもより伝統的な遊びをしている気がします(たぶん気のせいです)
風魔君は「魔性のコマ」という、ちょっと変わった技を持っています。
この技、なかなか謎が多いと思うので、今回はお正月特集ということで(松の内はもう明けてしまいましたが)考察していきたいと思います。
今日も元気に月風魔、九曜です。
そろそろこの「秘湯で思う」シリーズも、丸数字が足りなくなってきそうだと思ったのですが、調べたら20までは出るらしいですね。
ただし環境依存文字らしいので、今のうちに数字の扱いを変えた方がいいと思いまして、こんな形に修正してみました。
これなら、その224、などとシリーズが続いても安心です。そんなに続くかわかりませんが…。
日本伝統のお正月の遊びといえば、凧揚げ・羽根つき・コマ回しなどが鉄板ですね。
最近は、そういった遊びをする機会も少なくなりました。
私はというとプロトスタードラゴン戦で、風魔君を毎度コマ回ししているので(※魔性のコマ型波動剣士風魔がスタメン)、いつもより伝統的な遊びをしている気がします(たぶん気のせいです)
風魔君は「魔性のコマ」という、ちょっと変わった技を持っています。
この技、なかなか謎が多いと思うので、今回はお正月特集ということで(松の内はもう明けてしまいましたが)考察していきたいと思います。
◆そもそも「魔性のコマ」とは何ぞや?
風魔君がゲストで呼ばれている多さもあって、作品ごとに「魔性のコマ」の使用条件などが異なるので、まずはざっくりそこを解説してみようと思います。
○月風魔伝
本家『月風魔伝』では、攻撃用の装備として「魔性のコマ」が手に入ります。
装備してジャンプすると、風魔が剣を構えて回り、体当たりで敵にダメージを与えられるようになります。
攻撃力は45ポイント……だったはず。装備枠の中では最強です。
道具としての見た目は、ほんとに普通のコマで、これといった特徴は見受けられません。
○悪魔城ドラキュラ ハーモニーオブディスペアー
悪魔城HDにおいては、他キャラクターの二段ジャンプ及び急降下キック(悪魔城界隈ではドゥエと呼ばれる挙動)が、風魔君の場合「魔性のコマ」になります。
下方向にキックする他のキャラと違って、風魔君のコマだけは全方向に当たり判定があります。
(余談ですが、上ボタンの剣を掲げるポーズにも、剣の部分に当たり判定があります。こういう細かい芸当だいすきです)
サブウェポンとして持てるほかの武器に比べると、威力は見劣りします。
○モンスター烈伝オレカバトル
バトルコマンドのひとつに「魔性のコマ」を持ちます。
単発攻撃の割に威力は高めですが、攻撃対象がランダムなので、複数人を相手にするのはニガテです。
見た感じ、敵中にタテ回転で突っ込んでいくのは原作と一緒ですが、その後ヨコ回転が8回りほど加わり、どのタイミングかよくわかりませんが単段ヒットします。
※「ポップンミュージック」「ワイワイワールド」および「ゲームブック月風魔伝 魔暦元年の戦い」に関しては、技自体が存在しないあるいは資料不足のため、今回は解説を省かせていただきます。
だいたいこんな感じです。
続けて細かい考察を、作品ごとあるいは共通で書いていきたいと思います。
◆「魔性のコマ」はどういった道具なのか?(『月風魔伝』の場合)
本家『月風魔伝』と『ゲームブック月風魔伝 魔暦元年の戦い』については、アイテムとして魔性のコマが手に入ります。
(ゲームブックに登場することは知っていますが、使える場面を見たことがないため、ここでは原作に沿って解説していきます)
これを使って攻撃している、という動作ではないので、恐らく身に着けることで、あの回転攻撃ができるようになるのだと思います。
攻撃時は剣を構えて回るため、装備するにしても、使う時だけ手に持つといった動作はしづらいでしょう。
お守りのように紐がついていて、首にかけられるか、懐に入れるだけで効果を発揮するものだと考えられます。
回っている間は無敵状態になるのも、コマによる恩恵か何かだと思います。
大きさは掌に乗る程度か、ベーゴマほど小さいものを想定しています。
あまり大きいと、持ち運ぶだけでも苦労しますし、懐から落ちかねません。
ただでさえ太鼓や爆薬で、風魔君の懐はかさばりそうなので、掌サイズがちょうど良さそうに思います。
◆「魔性のコマ」はどういった仕組みで攻撃する?(共通)
「魔性のコマ」の攻撃方法は、だいたい見た目通りかと思うのですが、作品ごとに分けて解説していきます。
○『月風魔伝』の場合
まず、装備することで何らかの力が引き出され、ジャンプ時に回転攻撃ができるようになります。
また、先の項目でも触れましたが、接触によるダメージはコマの持つ力で大幅に軽減、あるいは完全無効化されると推測しています。
剣を構えて飛び込む体当たりですから、刃が当たればそのまま相手へのダメージになります。
気になるのは、相手を斬りつけながら回る場合、斬った時の反動で回転が止まったり、弾かれてしまわないかということ。
これは、反動を押し切るほど勢いをつけた高速回転か、あるいはコマの持つ何らかの力によるものと思います。
○『悪魔城HD』の場合
二段ジャンプが科学的に可能かどうか…という話が始まるとキリがないので、そこは悪魔城に「混沌の産物」として頑張ってもらうことにしましょう(壁抜けできたりしますし)
こちらも見た目通り、剣を構えた体当たりですので、刃の接触によるダメージと思われます。
本家と違い、接触した時に跳ね返る挙動があるので「反動を受けないで突入する高速回転」というよりは「反動ありきの物理的攻撃手段」と見る方が自然かもしれません。
ひとつだけ指摘するなら、敵が消滅した時などに、そのまま着地してしまわない(反動が来る)のが不思議です。
悪魔城にはスケルトンのように硬質の敵も多いので、「斬り捨ててそのまま着地」という挙動になりづらいのかもしれません。
余談ですが、頑張ると魔性のコマを連発して、メナスの背中を登ったりできます。たのしいです。
○『オレカバトル』の場合
オレカバトルの「魔性のコマ」の挙動は、前述した2作品とは少し違ってきます。
縦回りに飛び込んでいくところまでは一緒ですが、その後一旦着地して、横に回転しながら一撃叩き込みます。
ダメージは最後の着地とともに入りますが、それなら回転する意味は?という疑問が湧きます。
攻撃タイミングなども含め、AとBの2つの仮説を立ててみました。
A.回転中のどこかのタイミングで攻撃している
ひとつ目は「ダメージは最後に入るが、実際は回転中に一撃入れている」という説です。
タテヨコ併せて16回転ほどするので、敵はいつ食らったかなんてわからないでしょう。
風魔の着地とともに一撃食らったことを知り、ダメージが出ます。
B.攻撃タイミングは最後、回るのは相手に対処されにくくするため
ふたつ目は「最後の一撃でダメージを与えるが、攪乱するため場を跳び回る」という説。
おそらく不意打ちになるため、通常攻撃とは段違いの破壊力が出るのだと思います。
また、回った最後の反動で引き斬っているようにも見えるので、このことも威力アップの一因になっている可能性があります。
◆「魔性のコマ」はなぜランダム対象攻撃なのか?(『オレカバトル』の場合)
オレカバトルの「魔性のコマ」は、ランダム単体ヒット攻撃です。
ほかの作品のように、狙いを定めて飛び込めばいいと思うのですが、これはどういうことなのでしょうか?
先の攻撃方法でA・Bの仮説を立てたので、それに沿って、こちらについても2通り考えたいと思います。
A-2.自分でもどこに飛ぶかわからない
A説の場合、回っている最中に一撃叩き込むことになります。
ですが、場に複数名いる場合は、誰に攻撃が入ったのかを風魔君自身が確認できていないのでは?と思ったりするのです。
風魔君の言い分としては「一撃入れたことには入れたが、誰に攻撃したかまではわからない」といったところでしょう。何このウッカリさん可愛い。
単体ボス戦の場合は、一撃入れば間違いなくそのボスなので、迷わずに済みますね。
A-3.回転中、隙を見せた相手にすかさず攻撃する
前述のウッカリ風魔君も可愛いんですが、もっとこう武士らしいことをさせたいので、こういった説も立ててみました。
回っている間にそれぞれの動きを観察し、今だ!というタイミングで一撃だけ叩き込む…というのも考えられます。
隙を見せるのが誰かわからないため、必然的に攻撃対象はランダムとなるわけです。
この場合、複数人いれば風魔君も気楽なものですが、単体ボスなどが相手の場合、非常に神経を使う攻撃になりそうです。
B-2.回転動作終了時、もっとも近くにいる敵に攻撃する
B説では動作終了後に攻撃するので、最後の着地の際、一番近くにいる敵を攻撃する…というパターンです。
風魔君とはいえ、毎回同じところにきっちり跳ぶといった、ズレのない機械的動作は無理なのだと思います。
着地点が明確に定まらない以上、攻撃対象もランダムになります。
ボスなど一体しかいなければ、必然的に攻撃対象はその一体に定まります。
B-3.回転動作終了時、一番隙のある相手を見定めて攻撃する
A説と同じ動作をB説でも行う場合、見極めるタイミングは動作終了後になります。
この説をとるなら、B-2説とは違い、風魔君はなるべく標的の近くに着地しなければなりません。
また、ボス戦でこの方法をとるなら、背後に着地するなどの工夫が必要です。
恐らく、風魔君にもっとも苦労を強いるパターンですが、これができれば凄いとも言えます。
◆魔性のコマはどのへんが「魔性」なのか?(共通)
それにしても「魔性」のコマというのは、なかなか異様な名称です。
あまり良い意味ではなかったと思うのですが、とりあえずオンライン辞書を引いてみました。
“人を迷わすような性質。悪魔のもっているような性質。 「 -のもの」”
Weblio辞書「魔性」
うん、やっぱり、あんまり良くない意味の言葉みたいです。
男をたぶらかして小狡いことをする女の人とか「魔性の女」って言いますもんね。
ちなみに英語版の攻略Wikiでは、魔性のコマは「Devilish Top」と訳されているので「悪魔の持つ性質」というニュアンスがやや強いようです。
以前、「呪い」の名を冠したアイテムの考察で解説した時に「魔の四島で売ってるんだから、名前もみんなそれっぽいのでは?」という話をしましたが、このコマは非売品です。
ますます、いわくつきの品に見えますが…たぶん、風魔君には問題なく、使いこなせてしまうんだと思います。
尾びれ背びれを付け加えるなら「昔このコマを持った者が、自分の意志と関係なく回り続けて死んでしまった」という逸話でもありそうなものですが、月風魔伝のアイテム解説はストイックに終わっていますので、想像だけに留めておきます。
ちなみに、魔性のコマを装備した風魔君が、無敵判定のせいで「悪魔のように」強いというメタネタもありますが、そこはご愛嬌ということで…。
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