月ノ下、風ノ調 - オレカバトル月風魔 覆面マフラーの謎 忍者ブログ
月風魔伝その他、考察などの備忘録。
みなさん、ごきげんいかがでしょうか。
今宵も元気に月風魔、九曜です。

このブログ、そろそろ始めてから一年となります。
毎週月(風魔)曜日更新でほぼ休まず、ひたすら好き放題綴っていますが、我ながらよくネタが尽きないものです。
月風魔伝は想像力をカゲキにするからしょうがない。

本日の議題は「オレカ版月風魔のマフラーについて」です。
詳細は、追記よりご覧いただけます。



話を始める前に改めて、オレカ風魔君がどんな格好をしてるのか、画像でおさらいしておきましょう。



オレカバトルの風魔君は、こんな感じ。
下衆との風魔君はたくさんいますが、マフラー巻いてる風魔君はオレカだけです。
このマフラーのおかげで、風魔君の口元は見ることができません。

では、オレカの風魔君はなぜ、こんな口元の隠れるマフラーを巻いているのか?
これについて、いくつかの仮説を立てて、考えてみようと思います。


仮説1.素顔や素性を隠す必要がある
私の中でもっとも、濃厚だと思われるのがこの「正体隠し説」です。
本家「月風魔伝」では敵の本拠地に直接乗り込んでいますが、オレカでは「兄たちの仇を探して旅している」といった事情を窺わせます。
また、風魔君は「月の一族」という名称で呼ばれている、ということが、風魔の零の発言でわかります。
そんなわけで、素顔を隠す理由についても、さらに2通りの仮説が考えられます。

1-A.仇に見つかったら困る
一番自然だと思うのが、この理由です。
魔王軍の襲撃で、風魔君の二人の兄たちは殺されてしまいましたが、風魔君はなんとか生き延びたわけです。
ただ、その魔王が風魔君を放っておくとも限りません。うっかりすると、始末される危険だってあります。

ここからは推測ですが、オレカの風魔君が波動剣を所持していることから、オレカにおいては原作の「波動剣を奪われる」という行為がなかったのかもしれません。
そうすると、いずれは風魔君が波動剣をひっ提げて、魔王を討伐しにやってくる可能性があります。
魔王としては、その前に刺客でも放って、始末してしまいたいところでしょう。

これらのことから、魔王軍から隠れて歩くための覆面、であると考えられます。

1-B.月の一族であることがバレたら困る
仇が関係ないとすれば、次点で浮かぶのがこの要因です。
オレカの「月の一族」に関しては、情報があまりにも少ないのですが、

・風魔の零が「月の一族」になりたいと憧れる
・結局「月の一族」にはなれなかった零は抜忍となった?
・呪いの衣発動時「わが一族」の呪いを食らえ、と風魔君が喋る
・風魔君の雰囲気が★3時点ではかなり深刻(★4になると吹っ切れた感じになる)

こんな感じでまとめると、どうも「いわくつき」という感じがすごいです。
悪魔城のベルモンド一族に関しても、呪われた血の宿命がどうの、という解説がつきものですが、風魔君のおうちもそんな感じなのかも。
顔で素性がわかるのは人相見ぐらいかと思いますが、もしかしたら「月の一族」があまりにも有名で、顔出ししたくないがゆえの覆面、なのかもしれません。
有名人のサングラス装備みたいなものですね(喩えがとても雑)

「素性が知れると困る」場合に関して、風魔君の召喚台詞もヒントになっていそうです。
★3月風魔は、敵として出てきた時には堂々名乗りますが、味方として呼び出した際には「ハッ!」という掛け声しか喋りません。
ほとんどのモンスターが召喚時に名乗る中、風魔君が掛け声だけなのは、考えてみるとちょっと不自然です。
(素性を隠す必要がありそうな、忍びの皆さんすら名乗りを上げますし)

一方で、★4になると「俺は、波動剣士、風魔!」と高らかに叫びながら現れます。
これについても、

1-Aの事情だった場合…強くなったのでもう素性が明かされても構わない。魔王軍など恐るるに足らず!という意思表示?
1-Bの事情だった場合…「月」という姓を名乗らないことで、懸念は解消されている?

という推測ができます。
ちなみに、どんなに素性を隠しても、ゴエモンには「久しぶりだな!」と肩を叩かれ、伯爵や坊ちゃんに会えば喧嘩をふっかけます。
隠してるつもりでバレバレかもしれませんが、それはそれで風魔君らしくていいと思います。風魔君可愛い。


仮説2.森の気候が体に合わない
さて、ようやく次の仮説です。
オレカの風魔君はどういう経緯かわかりませんが、3章に登場するので、風の大陸の「風隠の森」近隣をさすらっているようです。
迷いの森にいることもあります。うっかり出られなくなってしまったんだろうか…。

風隠の森がどういう場所なのかはわかりませんが、森というだけあって木が生い茂り、浜辺のステージがあるので海も近く、風の大陸ということで島国気候なのだと思います。
ただ、風魔君の出身地は「琉球」であり、この設定はオレカにおいても再現されていて、鬼神ニラーハラー(沖縄の伝承系列のモンスター)と★4風魔君にはカットインもあります。
また、ニラーハラーは「外部から風隠の森に攻め寄せて来た侵略者」という位置づけをされています。
ということは、風隠の森や風の大陸とは別に「琉球」という土地があるのだと推測できます。

ここで、ようやくこの仮説の出番です。
出身地でもない場所をさまよう風魔君が、生まれ育った故郷と違う環境に悩まされていたら?

森で体調不良に直結するというと、月並みな発想ですが、花粉症が考えられます。
風魔君のいる琉球と、現代日本の沖縄がどれほど似ているかはわかりませんが、同じ名前を冠した地域なので、とりあえず沖縄の事情を調べてみました。
すると面白いことに、沖縄には花粉症の原因となる花粉の飛散が少なく、発症に関しても全国最下位レベルということが判明しました。
(調査の参考にしたのは環境省及び複数の情報Webサイトですが、そもそも沖縄のデータそのままで良いのかという大前提があるので「ちょっと真面目に調べてみた」程度に思ってやってください)
もし風魔君の出身地である琉球が、同じように花粉症の少ない地域で、風隠の森がそうでない環境であったら、耐性がなければ発症する可能性があります。

また、風隠の森がそういった気候である場合、沖縄に比べてある程度は乾燥している(それでも、海が近いのでカラカラにはならないでしょうが…)可能性があります。
(花粉は乾燥した環境で特に飛散しやすいそうです)
と、なると、花粉のみならず、歩いてたらすぐ口が渇く…みたいなことにもなりかねません。

色々書きましたが、つまるところ「森の気候がいまいち体に合わず、口元を覆って出歩いた方が快適」という可能性もあるのでは?
花粉症説に関して言うなら、風魔君は口しか覆ってないので(鼻は普通に見えますし、目も片目が出ていますし)効果は薄いのでは…という感じです。
鼻よりもノドが弱い、とかなら、いちおう納得できなくもありません。


仮説3.一族の慣習である
続けて、宗教上の理由…とまではいかずとも、一族の慣習としている場合。
影の一族や風魔の里の面々が覆面をしているので、オレカワールドの月氏一族にもそんな慣習があったのでは?とする説です。
あ、「素顔を隠す必要性」の仮説Cでもよかったですね、これ…。


仮説4.それ以外の理由、もしくは特に理由がない
最後に、いずれにもあてはまらない、という場合が考えられます。
単純に何か思い入れのある品なのか(兄者の形見とかだったらせつない)、周囲のマフラー率が高いから自分も巻いてみようと思ったのか(ヒエンやら風魔一族やらいますよね)
明言されていないため、可能性は色々ありそうです。


とりあえず、風魔君のマフラーについての仮説は以上です。
ちなみに、進化前の零が既に覆面マフラーだったり、デザインする上で…という「製作サイドの都合」説については、多分何かしらあると思うんですが、今回はあくまでも「オレカという世界観の中でその理由を完結させる」方向で考えてみました。
前も「どうして世界を股にかける悪の組織が、日本語を使っているのか」みたいなことを、大真面目に考察した経験があるので、そんな感じのことがやりたいんだと思ってください。

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