月ノ下、風ノ調 - 秘湯で思う・その12~「鬼」の文字の意味 忍者ブログ
月風魔伝その他、考察などの備忘録。
皆さま、ご機嫌いかがでしょうか。
今日も元気に月風魔、九曜です。

これまで、月風魔伝及び関連作品の考察をいろいろ書いてきましたが、最近になって考察し忘れていた事項をひとつ、思い出しました。
それがタイトルの「鬼の文字」です。
風魔君のトレードマークであり、チャームポイントであり、これを知ったら額へのイタズラ書きも「肉」じゃなく「鬼」にしたくなる…。
そんなフシギな魅力に今回、迫りたいと思います。


そもそも、なぜ「鬼」の文字?
風魔君の額の「鬼」の文字は、公式のイラストで確認できます。


やや字形が崩れていますが、と読めるので間違いないでしょう。
風魔君がこれを読める文字と認識しているのなら、『月風魔伝』の世界では、私たちの日常と同じ漢字が使われている、ということになります。
今回は額の文字の考察ですので、このへんはまた後日に…。

さて、では、どうしてこの文字が「鬼」なのか?
風魔君、月氏一族で筋力180kg、普通乗用車の一般公道における制限速度レベルの脚力(注:時速60km)を持ってるので、凡そ常人ではありません。
でも、絵に描いたような正義漢ではあるし、弱いものイジメも大キライ。
こんないい子が、こんな物騒な文字を額に刻んでいるのには、やっぱり違和感が。

とりあえず、仮説が2つありますので、ご紹介します。

仮説A.復讐の『鬼』
Twitterで情報収集した際に、知っている方から『復讐鬼、の鬼』という説を聞きました。
出所は不明ですが、とても説得力があると思います。
何しろ風魔君の目的は、単なる魔王討伐ではなく、殺された兄者たちの無念を晴らすこと。
その上、家宝の剣まで奪われて絶望の底に叩き落されてなお、立ち上がったわけですから、その決心たるや並大抵のものではないと想像がつきます。

仮説B.月氏の能力を表すもの
また、能力的な可能性も否めません。
風魔君は道中、魂をとって(食べて?)体力回復しますが、そういった芸当ができる化け物のひとつに「鬼」がいます。
風魔君にもともとそういった力があり、それを印として額に刻むことで、一般の人間と区別している可能性もありそうです。
もし能力あるいは家系の都合なら、おにーさんたちにも「鬼」の文字があったのかなぁ…とか。


先天性か、後天性か
この文字については、いつごろから額にあるのか、という部分も興味深いです。
先の仮説を引っ張って来た場合、仮説Aでは後天性、仮説Bでは先天性となります。
仮説Aに近いものだと、お告げや神託などが体に表れる『聖痕』がありますね。
また仮説Bの場合、生まれた時から痣のようにそこにある可能性と、ある程度の年齢になってから入墨のように彫った可能性の2パターンが考えられます。

ただの模様にも見えますが、どこか不思議な力を持っている感じもします。
こう考えると、後天性の聖痕という説を非常~にプッシュしたくなります。


九曜の不思議な月風魔伝
さて、ここからは拙宅の風魔君における『鬼』の文字の設定です。

1.復讐の『鬼』の意味であり、龍骨鬼に復讐を誓った時に現れたものである
2.後天性のものである(天魔や空魔はこれを持たない)
3.闘争本能が昂ぶると額に現れ、なくなると消える
4.大念動破を使う時など、精神が意志が高まるとひときわ強く輝く

だいたい、ぼんやりと、こんなだったらいいなーという感じにしてます。
私の絵に時々、額の文字がない風魔君がいるのは、3の理由によるものです。


このように、寝てたり休んでたりすると消えちゃうんです。
とはいえ、最近そうでもない絵もちらほら増えてきているので、どっちがいいかなー程度なんですけれども…。

3の設定のおかげで、我が家の風魔君は「休んでたら敵襲に遭い、刀を抜いた瞬間額に文字が浮かび上がる」という芸当ができたり、「敵と戦ってたら戦意喪失する出来事があり、額の文字がスッと消えてしまう」ということになったりします。


ちなみに、ポップンの風魔君には額の文字がなく、オレカの風魔君は額が隠れていて文字が確認できません。
他の風魔君にはほぼ文字があるのですが、ここらへんはどうなっているのか…特にオレカの風魔君の額に文字があるのか、とても気になります。

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