月風魔伝その他、考察などの備忘録。
こんばんは。
今日も元気に月風魔!九曜です。
今回は、せっかくカテゴリを作っておきながら長らく喋っていなかった「魔物絵巻」第二弾をやろうと思います。
この魔物、月風魔伝の序盤で見かけるだけでなく、悪魔城HDやゲームブックでも最初の方で出会って「なんだこれ?」と思った人が多いんじゃないでしょうか。
本日はそんな「河豚腹」さんにご登場いただきます。
※一部『月風魔伝ゲームブック 魔暦元年の戦い』のネタバレを含みます。お手持ちの方は、一度そちらを遊んでみてからご覧ください。
今日も元気に月風魔!九曜です。
今回は、せっかくカテゴリを作っておきながら長らく喋っていなかった「魔物絵巻」第二弾をやろうと思います。
この魔物、月風魔伝の序盤で見かけるだけでなく、悪魔城HDやゲームブックでも最初の方で出会って「なんだこれ?」と思った人が多いんじゃないでしょうか。
本日はそんな「河豚腹」さんにご登場いただきます。
※一部『月風魔伝ゲームブック 魔暦元年の戦い』のネタバレを含みます。お手持ちの方は、一度そちらを遊んでみてからご覧ください。
魔物概要
「河豚腹」は読んで字のごとく、河豚のような丸々とした腹を持つ魔物です。
どういう原理なのか、その丸々とした腹を転がして攻撃してきます。
そういう造りになってて分離するのだとは思いますが、想像したらチョット気持ちが悪いです。
攻略本では、このように書かれています。
太っ腹な外見とは裏腹に気が短い、というのは、なかなか興味深いです。
こちらが取扱説明書のイラストです。
前回取り上げた三つ目髑髏と違って、取扱説明書にもしっかり記載されています。
地獄界二丁目出身、というのがちょっと気になったので、もうちょっと調べてみると、同じ区画にお住まいの魔物は鬼面般若、斧闘士、凶骨牛骸などがいるようです(いずれも取説資料にて調査)
【閑話休題】地獄界の区割について
地獄界は丁目割り制をとっているようなのですが、そもそもこの「丁目」ってどういう感じなの?と思ったので、Wikipediaを軽く引いてみました。
丁目 - Wikipedia
これによると、丁というのが長さの単位(1丁=109m)であり、基準となる場所から1丁ごとに「○丁目」と呼ばれていた、とあります。
ただ、現在は109mごとに「丁目」が定まっているわけでなく、およそ4~5丁目までにおさめるのが望ましい、という法律もあるようです。
そういうわけで、地獄界における、この区割りを考えてみます。
取説資料に目を通すと、地獄界には1丁目~8丁目までが存在し、他に火炎谷(田舎の方っぽいです)、狂鬼島6丁目があるようです。
また後で詳しく考察記事を書きますが、109mごとの区割りではなく、ある程度のエリアを「一丁目」「二丁目」…として定める形になっていそうです。
せっかく資料が手に入ったので、そちらでも見てみましょう。
こちらのイラストは、攻略本や取説などよりもカラー大判で迫力があります。
そしてやはり、気が短いということが書かれています。この見解はどこでも共通のようです。
このほか、ゲームブックにも登場します。それも、島に着いてすぐ遭遇するのがこの河豚腹です。
会話文を追うと、これといって特徴的な言動はなく、スタンダードな魔物といった印象を受けます。
何かしら食い物を寄越せと迫ったり、アイテム「風船豆(腹の中で膨れる豆)」が使用できることを考えるに、河豚腹は食いしん坊なのだろうと推測できます。
ちなみに、風船豆を河豚腹に使うとえぐいことになりますので、使う際は自己責任で…
考察
イラストを見るとその姿は「餓鬼」そのものです。
地獄界の住人ということも考えると、そのうちのいわゆる餓鬼道からやってきたものだと思われます。
餓鬼道というのは、仏教の教えにある「六道」のひとつです。
六道は「天道(天上界)」「人間道(いわゆるこの世)」「修羅道(争いばかりの世界)」「畜生道(牛馬など畜生の世界)」「餓鬼道(飢えに苦しむ世界)」「地獄道(いわゆる地獄)」から成ります。
餓鬼道は食べ物を粗末にした、あるいは他人を慮らなかった、または飢えに執着したまま生を終えた者が落とされる、つらく苦しい世界といわれています。
その世界にいる者は、食べ物を手にとってもすぐ火になってしまい、永遠に飢えを満たせないそうです。
餓鬼道に住む餓鬼たちは、痩せこけてはいるものの、腹ばかりが丸く膨れているそうです。
「河豚腹」は身体的な特徴からして、その亜種と見られます。
食べ物が火になるといった描写はありませんが、ゲームブックで食糧を要求してくることなどから、飢えには一定以上の執着があると思われます。
所感
ゲームでは「転がしてくる腹」が非常に鬱陶しく、段差を下ってくるため、高い位置に陣取られるととても厄介です。
反面、段差の下にいる時は無傷で倒せるレベルです。多分ですが、頭の方はあまりよろしくないのだと…。
ドットでは愛嬌があるぶん、イラストで見ると若干ビビります。
餓鬼みたいなものと考えたら、ああいう感じになるのは理解できます。
あと、ランチバイキングに連れてっちゃダメなタイプの魔物ですね(
「河豚腹」は読んで字のごとく、河豚のような丸々とした腹を持つ魔物です。
どういう原理なのか、その丸々とした腹を転がして攻撃してきます。
そういう造りになってて分離するのだとは思いますが、想像したらチョット気持ちが悪いです。
攻略本では、このように書かれています。
太っ腹な外見とは裏腹に気が短い、というのは、なかなか興味深いです。
こちらが取扱説明書のイラストです。
前回取り上げた三つ目髑髏と違って、取扱説明書にもしっかり記載されています。
地獄界二丁目出身、というのがちょっと気になったので、もうちょっと調べてみると、同じ区画にお住まいの魔物は鬼面般若、斧闘士、凶骨牛骸などがいるようです(いずれも取説資料にて調査)
【閑話休題】地獄界の区割について
地獄界は丁目割り制をとっているようなのですが、そもそもこの「丁目」ってどういう感じなの?と思ったので、Wikipediaを軽く引いてみました。
丁目 - Wikipedia
これによると、丁というのが長さの単位(1丁=109m)であり、基準となる場所から1丁ごとに「○丁目」と呼ばれていた、とあります。
ただ、現在は109mごとに「丁目」が定まっているわけでなく、およそ4~5丁目までにおさめるのが望ましい、という法律もあるようです。
そういうわけで、地獄界における、この区割りを考えてみます。
取説資料に目を通すと、地獄界には1丁目~8丁目までが存在し、他に火炎谷(田舎の方っぽいです)、狂鬼島6丁目があるようです。
また後で詳しく考察記事を書きますが、109mごとの区割りではなく、ある程度のエリアを「一丁目」「二丁目」…として定める形になっていそうです。
せっかく資料が手に入ったので、そちらでも見てみましょう。
こちらのイラストは、攻略本や取説などよりもカラー大判で迫力があります。
そしてやはり、気が短いということが書かれています。この見解はどこでも共通のようです。
このほか、ゲームブックにも登場します。それも、島に着いてすぐ遭遇するのがこの河豚腹です。
会話文を追うと、これといって特徴的な言動はなく、スタンダードな魔物といった印象を受けます。
何かしら食い物を寄越せと迫ったり、アイテム「風船豆(腹の中で膨れる豆)」が使用できることを考えるに、河豚腹は食いしん坊なのだろうと推測できます。
ちなみに、風船豆を河豚腹に使うとえぐいことになりますので、使う際は自己責任で…
考察
イラストを見るとその姿は「餓鬼」そのものです。
地獄界の住人ということも考えると、そのうちのいわゆる餓鬼道からやってきたものだと思われます。
餓鬼道というのは、仏教の教えにある「六道」のひとつです。
六道は「天道(天上界)」「人間道(いわゆるこの世)」「修羅道(争いばかりの世界)」「畜生道(牛馬など畜生の世界)」「餓鬼道(飢えに苦しむ世界)」「地獄道(いわゆる地獄)」から成ります。
餓鬼道は食べ物を粗末にした、あるいは他人を慮らなかった、または飢えに執着したまま生を終えた者が落とされる、つらく苦しい世界といわれています。
その世界にいる者は、食べ物を手にとってもすぐ火になってしまい、永遠に飢えを満たせないそうです。
餓鬼道に住む餓鬼たちは、痩せこけてはいるものの、腹ばかりが丸く膨れているそうです。
「河豚腹」は身体的な特徴からして、その亜種と見られます。
食べ物が火になるといった描写はありませんが、ゲームブックで食糧を要求してくることなどから、飢えには一定以上の執着があると思われます。
所感
ゲームでは「転がしてくる腹」が非常に鬱陶しく、段差を下ってくるため、高い位置に陣取られるととても厄介です。
反面、段差の下にいる時は無傷で倒せるレベルです。多分ですが、頭の方はあまりよろしくないのだと…。
ドットでは愛嬌があるぶん、イラストで見ると若干ビビります。
餓鬼みたいなものと考えたら、ああいう感じになるのは理解できます。
あと、ランチバイキングに連れてっちゃダメなタイプの魔物ですね(
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